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登録日:2012/03/16(金) 08 09 41 更新日:2024/04/03 Wed 19 36 11NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 おっぱい お姫様 お色気担当 アバンの使徒 カリスマ ゴメちゃん俺と代われ! ダイの大冒険 ダイの嫁 パプニカ ヒロイン ライオン レオナ 久川綾 勇者ダイのパーティー 天然 女傑 妹弟子 意外にボケる 愛すべきバカ 戦う姫 指導者 早見沙織 正義 獅子姫 王女 美乳 美少女 美尻 触手プレイ体験済 賢者 賢者の卵 “姫”じゃなくて“レオナ”って呼んでちょうだい! 今度からそんな他人行儀な呼び方したら口きかないわよ! 漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場人物。 CV:久川綾(旧アニメ)、早見沙織(新アニメ) 【もくじ】 【概要】 【人物】 【戦闘能力】使用呪文 装備 【作中の活躍】 【主な人間関係】 【余談】 【概要】 マァムとともに本作のヒロインを務める少女。 強力な金属、防御性能の高い特殊繊維の技術などで有名なパプニカ王国の王女。 “ダイに最も長く連れ添った相棒”であるポップに対し、“最も早くにダイと出会い、その資質を見出した”と言える人物。 彼女がダイに出会わず、またアバンにダイの修行を依頼しなければ物語が始まりを告げることは無かった。 そうした意味で物語の根幹たる部分に携わり、以降も度々行動を共にしつつダイの成長を見守り続けていく。 重要な役割としてもう一つ忘れてはならないのが、マアムに並び立つお色気担当である点。 弱冠14歳にして備えるB83W53H85というプロポーション、そこから齎される数々のサービスシーンは多くの読者をハッスルさせた。 特に後半はマァムが武闘家として半ば堂々とパンチラするため、あくまでさせられる形で発露するレオナのポロリに余計に心奮わせた人もいるかも知れない。 【人物】 あたしたち自身が自分の欲のために他人を傷つけたりしてどうするの!? それじゃ魔王軍と変わらないじゃない! 魔物と同じ道を歩むくらいなら…人間として飢えて死にましょう…!! 性格は奔放かつ快活そのもので、何に対しても物怖じせず、初対面の相手とも直ぐに馴染める強引さと親しみやすさを持つ。 時には姫らしかぬ行動で周囲を呆れさせることもあるが、王族や指導者として振る舞うべき時はしっかり弁えており、公の場では「私」、ダイ達の前では「あたし」と一人称も使い分けている。 また、ここぞという時には強いカリスマ性を発揮し、他人を引っ張る指導者としての面も備えている他、故郷を滅ぼし父を死に追いやったヒュンケルを謗ることなく赦し、生涯をアバンの使途として生きるよう諭すなど、高潔にして寛大な心と度量の広さも併せ持っている。 これを見たマトリフは「あの姫様ならこの国も大丈夫だろう」とその素質を認めている。 その克己心は凄まじく、救援も望み薄な状況で空腹に耐えかね残り少ない食料を求めて争う兵士を見た際は、問答無用で争いの原因となる食料を地に叩き落とし、「いくら大事なものでも争いのタネにしかならないのならいらない」という理屈の元上記の説得により争いを諫める芯の強さも持つ。 逆に火に油を注いで反乱が起きそうなシチュエーションであるが、この時は自分自身もロクに食料を食べず我欲に負けていなかったことが逆に求心力とカリスマ性を高める一因となっていた。 …急展開ね…燃えるわ…! 別にいいじゃない 恋愛は自由だし 基本的に遠慮というものを知らないタイプで、他人の恋愛話に干渉してはwktkし、何かしら悩んでいる相手にはズバズバと容赦無い言葉を突きつける。 とはいえこれらは「悩むより行動しろ」「相手の成長を期待する」といった信条に基づくものらしく、実際に相手にいい影響を与えることが多い。 ……恋愛云々は単に「見ていて楽しい」というのもあるのだが。 その割にはバーンからも指摘されるくらいバレバレなのにダイとの恋愛関係は本編中殆ど進展がなかった。 あと、さすがにエイミがヒュンケルを想うあまり鎧の魔槍を隠すという暴挙に出た際にはエイミのヒュンケルへの理解のなさに苦言を呈している。 ちなみに遠慮のない性格は物欲にも出ており、買い物では衝動買いをし、ダンジョンで宝箱を見るとついつい開けに行ってしまうタイプ。 破邪の洞窟でも何回か開けに行ってミミックを引き当てたりしていた(そして収穫はひのきのぼう×2と216ゴールドというショボさ)。 そもそも仲間の処刑が近づいてて時間がない状況でそんな寄り道してちゃマズいでしょ… 【戦闘能力】 戦闘面で見ると、攻防両方の呪文を扱える『賢者』の資質を持つのが大きな特徴。 特に回復呪文に関しては優秀で、最大の効果をもつ『ベホマ』を使用可能。 この事実は後に、僧侶としてもアタッカーとしても中途半端だったマァムに武闘家への転向を促す要因となった。そしてレオナも早々にパーティーを離脱してしまったため、終盤までダイ一行はマァムのベホイミに頼る羽目に。 尤も、『賢者の卵』と呼ばれるように賢者としてはまだ未熟なためか、レオナのベホマは怪我か体力の片方しか回復できないと本人が言っている。ザオラルも使った事はあるが失敗した。(*1) また攻撃役として見ると、本人の身のこなしの悪さもあって役に立たないことのほうが多い。そもそもバラン戦~最終決戦までの長きに渡ってパーティーを離脱して指導者としての活動に専念していたので 当然その戦いが激化していた間に全くレベルアップしなかったわけであり、特に終盤ではポップが大魔道士(≒賢者)として覚醒したこともあってほとんど戦力外となっている。(*2) しかしながら、そのリーダーシップと強い意志で精神的な支柱となる様は終止一貫しており、あの大魔王バーンでさえ認めた程である。 使用呪文 ギラ 閃熱系呪文。ギラ系の初歩呪文。 魔のサソリに対して使用したが、はじかれてしまった。 旧アニメ版では城に進行して来たアークデーモンに対して放っていたが、こちらもはじかれてしまった。 新アニメ版ではパプニカ大礼拝堂に侵入したガストに対して使用し、倒している。 ヒャド 氷系呪文。ヒャド系の初歩呪文。 作中ではヒドラの炎に焼かれたダイを鎮火、救出する際に使用した。 作中のギャグパート以外でヒャドが使用された数少ないシーンの一つでもある。 ちなみに、氷の呪文はバロンが伝授したとの事。 ヒャダルコ ヒャド系の中級呪文。攻撃よりは、火に煽られた人間の救助に用いた場面が目立った。 保有魔法力の差により、終盤のポップと比べると威力が格段に劣る。 ベホマ ホイミ系の上位呪文。 大火傷を跡すら残さず治癒するほどの効果を持つが、彼女の錬度では、体力と怪我のうち片方しか即座には対処できないらしい。 ザオラル メガンテが不発に終わったポップに対して試行。 肉体が残っている者にしか使用出来ない模様。 この作品では熟練の僧侶でも成功率は五分五分といったところで高いとは言えず、彼女のそれも失敗した。 ミナカトール 漫画オリジナル、破邪呪文の最高峰。効果範囲内における邪気を払い、魔の力を大きく減退させる。 最大の効果を得るには五人組で発動しなければならない。 詳細は項目参照。 装備 パプニカのナイフ 柄の部分に美しい宝玉が填め込まれたナイフ。 パプニカ王国で産出される特別な金属で造られた武器で『太陽』、『海』、『風』の三振りが存在している。 『太陽のナイフ』は彼女がデルムリン島に訪れた時にダイにプレゼントしたが、バランとの戦闘で消失。 『海のナイフ』はレオナの父親であるパプニカ王国の国王が所有していだが、不死騎団によるパプニカ王国侵攻の際に国王と共に行方不明に。 『風のナイフ』は王宮で保管されていたが、『魔法の闘衣』等と共にダイに贈られ後にバーンパレスでの最終決戦時に護身用にとダイから返却された。 大魔王バーンとの最終決戦ではカラミティウォールにより天魔の塔から落下しそうになったレオナの命綱になったり、真バーンに傷を負わせたりと重要な局面で役に立っている。 パプニカのドレス レオナが6巻~9巻で着用していたドレス。 どこか神話を髣髴とさせるデザインとなっており、レオナの気品を引き立てる一品となっている。 後にダイの武器探しの資金調達の為に売却しており、その時の値段は2~3万Gだったらしい。 踊り子の服 ベンガーナ王国のデパートでレオナが試着した服。 作中最も露出度が高い服で、ポップは見た途端に鼻血を噴出し、「こんなカッコした賢者がどこにおるかっ!! もっと地味なのにしろっ!」と怒鳴り散らした。 その後、旅人の服に決定した。 旧アニメでは踊り子の服の後、天使のローブを試着したところ、ダイとゴメちゃんは笑顔だったが、ポップは首を傾げ、次に試着した危ない水着は、ダイとゴメちゃんはやや驚いた表情で、ポップはやや赤面で顔をしかめ、その次の派手な服は、ダイとゴメちゃんは呆気に取られ、ポップは怒りで拳を振るわせ、そのまた次のぬいぐるみは、ダイとゴメちゃんはゲラゲラ笑っていたが、ポップは呆れており、最後の旅人の服で、ダイとゴメちゃんは笑顔で、ポップも納得の表情で頷いた。 天使のローブは別におかしな格好ではないような… ちなみにこのシーンのBGMはDQ4の「おてんば姫の行進」である。 新アニメでは踊り子の服が天使のレオタードに差し替えられており、ポップの突っ込みも「こんなカッコした賢者がどこにいるんだよ」という冷静なものになっている。 その後は絹のエプロン、DQ3の女商人のコスプレ、DQ3の男遊び人のコスプレ、ネコのきぐるみ&かぶりものを次々と試着するも、ポップから「もっと真面目なものにしろよ!」と怒鳴られ、「意外と守備力高いのに」と愚痴りつつ、旅人の服に決定した。 旅人の服 ベンガーナ王国のデパートでレオナが購入した服。 ミニスカートとマントが特徴で、バラン編終了まで着用していた。 ワイズ・パーム 中指部分に魔法石が付与された指輪が付けられている手袋。 手袋というよりは手甲といった方が妥当なデザインで、魔法の杖代わりに用いる女性用装備となっている。 王家の服 中盤以降にレオナが着用していた服。 法術で編まれた布を用いており、ダイの魔法の闘衣やポップの魔法の法衣と同等の防御力を持っている。 また、外交にも用いられるようにしたのか装飾品を多く備えるなど全体的に華美なデザインとなっている。 カールの法衣 ミナカトールを会得するため、破邪の洞窟へ向かう際に着用した服。 見た目は普通のワンピースだが、邪気を払う力がある。 服自体が極薄になっており、最初に装備していた姿を見てポップは思わず生唾を飲み込んだ。 アバンのしるし アバンが教え子たちに卒業の証として贈る青く透き通った涙滴形のペンダント。 『輝聖石』という貴重な石を磨き上げて呪法で凝縮したものであり、その製法はアバンしか知らない。 完成させるには時間がかかるが、呪文の効果を増幅させる「輝石」と、魔法力を蓄積する「聖石」の特性を併せ持ち、聖なる力を高めて邪を退け、敵から受けるダメージをある程度減らし、持ち主の力を高める効果がある超一級品のアイテム。 レオナの物は元はフローラが所有していた物で、レオナを第五のアバンの使徒に指名するにあたりフローラから譲られ、後にアバン本人も追認している。 ゴールドフェザー アバンから受け取った破邪の力を増幅させる能力を持つ「輝石」を用いている羽根。 アバンはこの羽根を用いて「破邪の秘法」を使用するが、レオナの場合はミストバーンに戦いを挑もうとするダイを制止する時だけこの羽根を使用した。 シルバーフェザー アバンから受け取った魔法力を蓄積させる能力を持つ「聖石」を用いている羽根。 刺した者の魔法力を回復する効果があり、作中ではダイのドルオーラ連発の合間にこの羽根を投げ渡してサポートしている。 【作中の活躍】 あなたが…勇者ダイ!? やっだぁ~~っ!こぉ~んなチビなのおっ!? カッコ悪~いっ!! 先述したとおり、初登場はポップやアバンよりも先(ニセ勇者達よりは後)。 賢者になるための儀式を行うのにちょうどいいということで、賢者の青年や大臣と共に船でデルムリン島にやってきた。 島ではダイに案内されながら、「勇者を目指す」と言いつつ呪文一つ使えない様をバカにしつつ彼と親しくなっていく。 直後、自身の暗殺を企む大臣達により危機に晒されてしまうが、これがダイを初めて竜の騎士の力に目覚めさせるきっかけとなり、また命を救われる。 将来 立派な勇者になったらパプニカにいらっしゃい あたしのボディガードかなにかで使ってあげるから 大臣らの撃退後は無事に儀式を済ませ、『パプニカのナイフ』をダイにプレゼントして島を去った。 魔王軍が現れて不死騎団に祖国が滅ぼされると、残った戦力を率いてバルジ島に潜伏。 そこをフレイザードに襲われ一度は氷付けにされるも、駆けつけたダイ達によって救われる。 この際、ダイの仲間となりつつもパプニカを滅ぼした張本人であるヒュンケルに対しては、その命を奪わずアバンの使徒として生き続けることを命じている。 ヒュンケルが真の意味で仲間となった瞬間であった。 以降は武闘家としての修行のため離脱するマァムに代わり、ダイ、ポップと共と同行(ヒュンケルとクロコダインは魔王軍への偵察のため同じく離脱)。 そしてバラン戦までを共にした後はダイ達と別れ、“王女として、指導者としてできる事”を模索しながら各国の勢力を纏め上げるべく奔走していく。 最終決戦間近となると、カール王国の生き残りであるフローラ女王から『アバンのしるし』を渡され、五人目の『アバンの使徒』としてミナカトールを習得。 決戦の日にはミナカトールを使用し、大魔王バーンの居城である大魔宮の結界を解除。ダイ、ポップ、ヒュンケル、マァムと共にそこへと乗り込んだ。 大魔宮ではポップ達がミストバーンと対峙し、また密かに生存・合流したアバンがキルバーンを引き付ける中でダイと共にバーンの下へ向かう。 しかしその最中、ミナカトールの影響で魔力供給を断たれた“生きた動力炉”である『魔力炉』が暴走。その触手に捕まり、魔法力目当てに魔力炉に飲み込まれてしまう。 あはや消化される……というところだったが、魔力炉の番人であるドラムーンに動きを封じられていたダイが双竜紋に覚醒。その新たな力で助け出された。 この状況は、奇しくも二人が初めて出会った時の再現となった。 ダイとバーンの決戦では、“異端を排除せずにはいられない人間の弱さ”と“異端でありながら人間に味方することの愚かさ”を説いてダイを味方に引き入れようとしたバーンに反論する。「私達はそんなことをしない」と。 しかし、その言葉の根拠であるダイへの好意を指摘され、「たった一人の感情では、"国"などという得体の知れないものはどうしようもない事は公事にたずさわるそなたならよくわかろう…?」と冷たく言い放たれる。 同様の状況にあったダイの両親――バランとその妻ソアラ――が悲しい末路を辿ったことを思い、それ以上の言葉を失ってしまう。 しかし、ダイはそれらを理解した上でなお、バーンに「No」を突きつける。 その姿を見て、「人や世界のためでなく、ただ自分自身のために勝って欲しい」と涙を流した。 エンディングにおいては、行方不明になったダイの生存と帰還を信じて待ち続ける姿が描かれている。 【主な人間関係】 ダイ …もう…!! いつの間にこんな大人っぽい顔するようになったのよ!コイツったら…!! 想い人。 ダイとは相思相愛で、周囲からも半ば公認されている。まさにドラクエⅠの勇者とローラ姫のような関係だが、ダイが色恋沙汰を苦手にしているであろうこともあってか、互いに面と向かって想いを打ち明けることはなく、友達以上恋人未満位の関係に終始した。 当初は出会い頭に「チビ」「カッコ悪い」呼ばわりして全力で馬鹿にしたため、ダイも「あいつ性格悪そうだから案内したくない」と互いに第一印象はかなり悪かったが、王国の実権を握ろうと目論むテムジンとバロンの陰謀から命を救われた一件でダイに好感を持つようになる。 また、アバンにデルムリン島へ赴く様に依頼した事でダイとアバンが出会う切っ掛けを与えている。 アポロ パプニカの三賢者の一人で、三賢者のリーダー格。 終盤ではバルジ島に投下された柱の「黒の核晶」を凍結させ地上破壊を阻止した。 マリン パプニカの三賢者の一人でエイミの姉。 フレイザードから顔に火傷を負わされたが、後にレオナのベホマにより治療されている。 他にも魔法の聖水を貰うべく焦っていたポップにスカートをずり下ろされた事があるなど、ろくな目に遭っていない。 終盤ではパプニカ西部のベルナの森に投下された柱の「黒の核晶」を凍結させ地上破壊を阻止した。 エイミ パプニカの三賢者の一人でマリンの妹。 作中最も早く登場した三賢者で、老人とばかり思っていたポップを驚かせた。 ヒュンケルに好意を抱いており、彼を死の大地へ行かせまいと鎧の魔槍を隠した。 ヒュンケルに告白したが断られており、それでも諦め切れなかったのかエンディングでは彼にこっそり付いて行く彼女の姿が描かれている。 バダック 昔からパプニカ王国に仕えている老騎士。 レオナのお目付け役の一人でレオナからも信頼されている。 ヒュンケル 不死騎団によるパプニカ侵攻の際にパプニカ王国の国王は行方不明になっており、恐らくは死亡したと考えられている事から、レオナにとってヒュンケルこそが父親の仇と言える。 パプニカ奪還後には、ヒュンケル自身は国を滅ぼした責任を負って処刑される覚悟であったが、レオナから「一生をかけてアバンの使徒として戦え」と言い渡された上で赦された。 フローラ カール王国の女王でレオナの憧れの女性。 魔王侵攻の中で父を失い、若くして国の指導者となり戦いに身を投じる境遇は、図らずもフローラの少女時代と重なっている。 ミナカトールを習得するため破邪の洞窟に潜入した際には、チェーンクロスでスライム達を撃退するフローラ女王の姿を見たマァムの「さすが女王様」という称賛に、どこで仕入れた知識か別の方面の「女王サマ」を想像していた。 最終話では、「少々嫌がっていてもしっかりと捕まえとかないとダメよ。勇者なんてものは事が終われば姿を消してしまうんだから…!」 と、アバンへの嫌味を兼ねつつ、レオナに同じ『勇者』に恋する先輩としてさり気なくアドバイスをしていた。 【余談】 名前の由来は「ライオン(Leo)」から。 本来は「竜」のダイに掛けて「虎」の由来にしたかったが、「かわいい名前が思いつかなかった」との事でライオンとなったらしい。 ちなみにRPGでの「竜」「虎」の主人公とヒロインの名前は別作品にて実現することになる。 地上の正義と…!偉大なる管理人“冥殿”の名の下に…!! 今こそ皆にこの王女レオナが命じます!! “すべての項目を追記・修正せよ…!!!” △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 腐女子とは違うだろ・・・ -- 名無しさん (2013-12-06 11 25 23) ダイと一緒のEDが見たかったな・・・。 -- 名無しさん (2013-12-06 12 59 48) ショタコンじゃないだろ。2歳差は普通レベルだぞ。 -- 名無しさん (2014-01-26 09 36 27) 有能なお姫様なんだけど、パーティ内の恋バナでストレス解消してるあたりが年相応だよなあ。まあ連中がもどかしいのもあるんだろうけど。 -- 名無しさん (2014-01-26 21 49 01) レオナの使徒入りは唐突だったな。しかもこれにより、それまでのダイ、ポップ、マァム、ヒュンケル、クロコダインのパーティからクロコダインが抜ける事に… -- 名無しさん (2014-02-08 23 04 04) なんとなくダイがアルキードのディーノ王子として生きていたら、絶対にディーノ王子に終始強気に接していじめてそうで怖い。 -- 名無しさん (2014-03-12 22 31 04) ノヴァと同じく天才なんだが、パーティーメンバーがどいつもこいつも超天才だから目立たないんだよなぁw -- 名無しさん (2014-05-09 11 37 30) フローラを「女王様」といってしまうなど意外と俗世には詳しいwwww。 -- 名無しさん (2014-05-09 11 39 09) バストサイズ表記がまだインフレしてない頃なんだよね…巨乳だけど今となっては数値は控え目 -- 名無しさん (2014-05-09 12 11 46) ブロキーナの水着姿では大変具足がお世話になりました -- 名無しさん (2014-06-11 21 20 36) ↑の人 「ブロキーナ」はマアムの武道の師匠のジイさんですよ。 -- 名無しさん (2014-06-11 21 35 23) 追加。「ベンガーナのデパートでの水着姿」とチガイマスか? -- 名無しさん (2014-06-11 21 37 16) ↑すまん、ベンガーナだ。なんでブロキーナになったんだw -- 名無しさん (2014-06-11 21 46 20) ブロキーです… -- 名無しさん (2014-06-11 21 52 41) 最終決戦で、ハドラーと戦うなと言った辺りはうっとおしかったな。邪魔だからひっこんでろ馬鹿と突っ込んでた。 -- 名無しさん (2014-07-08 07 55 38) ↑バーンと戦う前に消耗するからハドラーと戦うなって考えただけだろ。現実で考えたら至極当然なんだけどな -- 名無しさん (2014-07-13 10 31 21) ↑至極正論だよな。ハドラーは放っておいても死ぬし、言ってしまえばムダな戦いだしな。最悪後ろから攻撃される可能性も・・・ないか。 -- 名無しさん (2014-07-13 13 22 23) ↑それでも「男の戦い」の心情をすんなり理解できた辺り、14にしては出来た女だよ。もう一人のオカン的存在と違って… -- 名無しさん (2014-07-13 13 32 27) ↑当時少年だったけど、初見の時点で「下ではもうみんな戦争状態なのに、私情に走りやがって…」と誰にも共感出来なかった私は異端でしょうか? -- 名無しさん (2014-07-22 15 14 13) ↑その通りだけど「少年漫画では良くあること」と最初から投げてた。 -- 名無しさん (2014-07-22 16 32 16) マァムとメルルとで「トリプルヒロイン」なんだよね。 -- 名無しさん (2014-09-24 11 16 48) 最終決戦のポロリについて記述がないのが意外 -- 名無しさん (2015-02-13 12 10 13) 自分の国を滅ぼした軍団長であったヒュンケルに初対面で粋な裁きをできるからたいしたもんだよ。彼女は政治家としてならマトリフも認めた大物。 -- 名無しさん (2015-10-08 19 13 07) 水着姿には息子が大変お世話になりました -- 名無しさん (2015-10-31 03 31 24) レオナは終始ダイへの好意を隠したり否定したりしなかったのが好印象。進んで言う事も無かったけど、ダイ自身も序盤からレオナへの好意は変わってないし、何か安心感があったよ。 -- 名無しさん (2016-02-11 09 46 33) ベンガーナでのサービスシーンは水着じゃなくて踊り子の服(ファンブック)だよ。まあアニメではあぶないみずぎも着てるけど -- 名無しさん (2016-02-11 09 57 37) あれって踊り子の服だったのか…魔法のビキニかと思った -- 名無しさん (2016-02-11 13 00 10) ↑13それを言ったら横からメドローアで乱入してハドラーを消そうとしたポップはどうなるんだよ。 -- 名無しさん (2016-03-03 01 54 33) テラン王との会話やミナカトール習得時の受け答えは、ダイ達が戦うまさに「正義」を端的に語っていて、重要なシーンだよね -- 名無しさん (2016-03-06 18 25 47) 何気に作中で貴重な(確定の)キスシーン描かれた登場人物なのはさすがのヒロインだよなあ・・・。 -- 名無しさん (2016-09-16 11 58 32) 名前の由来はleo(ライオン)から。ダイが(恐)竜が由来なので、虎にひっかけた名前にするつもりだったらしいが、しっくり来なかったためレオから取ったとか。 -- 名無しさん (2016-11-29 19 58 53) 踊り子の服で平然と顔を出すレオナと「そんな恰好した賢者がいるかっ!」とツッコむポップの対比が面白かったけど、それより息子が大変お世話になりました -- 名無しさん (2017-04-19 03 28 16) ↑あなたが「賢者」でしたか。 -- 名無しさん (2018-05-08 18 31 46) ↑15後にレオナも言ってるけど、ダイのあの純粋さが敵すら味方してきたし、ポップの覚醒も私情であるマァムへの想いが端を発してるし、アバンの使徒にとって私情も重要な要素なんだよ -- 名無しさん (2020-10-29 19 05 10) あの時点のハドラーって先生の仇でもあるけど、精神的には尊敬すべき敵だからなあ。ハドラーの最期の頼みじゃなかったら、ダイも提案を呑まなかっただろうし難しい -- 名無しさん (2020-11-23 01 57 32) 王族としての教育を受けているせいか意外と公と私を分けて考えられるタイプだしなレオナは -- 名無しさん (2020-11-23 05 52 37) 恋愛関係に関しては最終回時点でダイが12歳か13歳でレオナが14歳か15歳だからある意味健全と言える。というか二人とも現実だと中学生位の年齢だし余り進展し過ぎたらそれはそれでヤバい気がする -- 名無しさん (2020-12-06 09 19 33) 元はバロンも含めて四賢者だったのか。バロンの代わりに誰かが新しく入ったのか、どっちだろう? -- 名無しさん (2020-12-26 02 16 03) 新アニメではフレイザード戦後の宴での飲酒シーンは当然のごとくなし。旧アニメでは原作通りワインをグビグビ飲んでたけど時代の流れで未成年の飲酒なんてやれるわけないからね。「マァム“さん”って呼ぶわよ」発言もしらすのまま言う(当人の性格からしてそんなに不自然でもないが…) -- 名無しさん (2021-02-21 19 23 33) ベンガーナのサービスシーンはカットされそう -- 名無しさん (2021-02-21 19 41 51) ↑改変されますた でも原作ゲームに出た防具のコスプレを見れてそれなり満足 -- 名無しさん (2021-03-07 09 49 36) 父親の国王が死亡でなくあくまで行方不明なのは実はどこかで生きてたみたいな展開の構想でもあったんだろうか? -- 名無しさん (2021-09-17 19 38 46) ↑それにヒュンケルを「ヒロインの父親の仇」にしないための措置って部分もあったかもな -- 名無しさん (2021-10-13 20 29 23) 魔界編で、変わり果てた国王に気付かずこうげきしようとするが -- 名無しさん (2022-10-26 22 10 42) ↑書きこんじゃった…、攻撃するが、パプニカのナイフを使ってこられて国王だと察する、みたいな展開でも考えてたんじゃないかと…新アニメで死亡宣告されてたみたいで残念 -- 名無しさん (2022-10-26 22 13 08) 14時間後にはダイと義理の親子関係に…(中の人的な意味で) -- 名無しさん (2022-10-31 18 52 50) 魂の絆だとイオナズン使えるという。魔王ハドラーの切り札だったほどの呪文をレオナが使えるのは違和感あるが。 -- 名無しさん (2023-10-09 22 34 51) 特殊な場面とはいえ自分から○○する(肝心のダイには記憶がなかったが)など恋愛には積極的。 -- 名無しさん (2023-11-10 19 10 52) 名前 コメント
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登録日:2011/05/21(土) 12 26 57 更新日:2024/05/15 Wed 17 35 07NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 「子は親を選べない」の好例 ただ認めて欲しかった ザムザ ダイの大冒険 主人公に勝ったキャラ 哀しき悪役 外道 妖魔士団 妖魔学士 孝行息子 学者 息子 毒親育ち 研究者 親孝行 超魔生物 長年の謎だった母親 長年の謎だった母親 ← 父どころか母まで外道だったよ……。 陶山章央 魔族 魔王軍 我が名はザムザ!!だがその正体は人間ではない!! 魔王軍妖魔士団長ザボエラが一子、妖魔学士ザムザだ!!! 漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場人物。 CV:陶山章央(2020年版) ●目次 【概要】 【人物】 【戦闘能力】装備 【作中での活躍】子として 【研究成果の後継】ハドラーの超魔生物化 超魔ゾンビ 【余談】 【概要】 魔王軍・妖魔士団の幹部であり、その肩書きは『妖魔学士ザムザ』。学部卒? 妖魔士団長である妖魔司教ザボエラの息子でもある。 182歳という年齢は長寿の魔族としてはまだまだ若年で、人間換算では高校生程度。 見た感じは人間でいう青年期あたりである。 ……マユゲが無いせいでやや老け顔っぽいが。 【人物】 歳の差もあって容姿はそれほどでもないものの、性格はやはり父に似て外道。 人間を「モルモット」「ゴミ」と言い切り、使い捨ての道具と見做す考えの持ち主である。 特に悦に入る時の「キ~ッヒッヒッ!!」という笑い声は親譲りというほかない。 また魔道士としての素質も同様に引き継いでおり、多種の攻撃呪文を扱える。 ただし、自身が傷つかないことだけを重んじて他者が犠牲になろうとも一切気にかけないザボエラとは違い、ザムザは自らの肉体を研究の材料にし、戦線に出て危険を冒して戦うことも厭わない。 人間を実験材料にしようとした理由についても、「実験の度に部下を犠牲にするわけにはいかないから」という自軍の仲間への配慮を挙げており、これも平気で手下を身代わりにしたり殺して素材にするザボエラとは全く方向性が違う。 劣勢でも退かず、敗因を素直に認める、死ぬ時も潔く受けいれるなど、「残酷だが自分なりの美意識や節度を持つ悪役」という演出になっている。 生物学に精通し、他の生物の因子を取り込んだ新しい生命体「超魔生物」の研究を進めていた。 これは妖魔士団の多くが呪文の扱いに長ける反面、肉体的に脆弱という弱点を補う目的でザボエラの発案により行われていたもの。 既に理論は大部分が完成し、ザムザ自身の身体をベースに実際の成果が得られつつあるという。 また、この研究の過程で魔物同士を掛け合わせた魔改造合成モンスターなども造り出している。 【戦闘能力】 妖魔士団長の息子だけあってメラ系やギラ系、イオ系などの多彩な呪文を使いこなす上級魔法使い。 また、切り札として魔族から超魔生物への変身能力を持つ。 既に90%近くまで完成しているが、呪文が使えなくなる欠点を残している。 具体的な他の生物の因子については全身が変身する前から使用している大猿系怪物の柔軟な皮膚以外は不明。 クロコダイン脱退後の百獣魔団を材料にしたんだろうか 変身後は原型をとどめておらず、頭からは四本の角、背中からは鰭か翼のようなものが生え、 左手ははさみ状で足の指は鳥状の数メートルの怪物となる。 呪文が使えなくなった代わりにその攻撃力や防御力及び再生能力を武器とする他、 腹には円形の巨大な口を備え、捕獲や呼吸を行う。口からは閃華裂光拳をも封じる特殊な皮膜粘液を吐き、闘気を操ることも可能。 ただ、チウ程度を相手にいつまでも仕留めきれずにスタミナ切れを起こすなど、戦闘スタイルはほぼ持ち前のパワー頼りで戦闘技術そのものは乏しい。もっとも、元々が研究職であることを考えるとまがりなりにも戦えるぐらいの技術を持っているだけ優秀だろうが。 また、閃華裂光拳の仕組みも即座に気付き、有効な対応策を打つなど、戦闘における判断力・洞察力は十分優れている。 しかし生命活動を異常促進させることで自壊を促す閃華裂光拳(マホイミ)を相手にするとその生命力が仇となる。 致命傷を負うと、肉体は死体すら残らず灰となってしまう。 戦闘中にマァム達から向けられた憤りに応えてかザムザは「生命を弄んだ天罰かも知れない」と語っている。 漫画『勇者アバンと獄炎の魔王』では、超魔生物研究はザムザが始めたものと語られており、その成果の一環として合成魔物が生み出されている。 …が、ザボエラは魔王ハドラーに対して自分の成果と言って自分を高く見せつつ、魔物を売っていた。 装備 生体牢獄(バイオプリズン) 名前の通り牢獄の部品は生物組織で、柔軟さと強靭さを併せ持つ皮膜は打撃、斬撃、呪文と、あらゆる攻撃を跳ね返してしまう。 また、時間が経つと内部に痺れガスを充満させて、捉えた相手を動けなくする機能もついている。 だが、マァムとゴーストくんには回復魔法を全身に纏う技で痺れガスを防がれ、さらに生物だからこそ有効な『閃華裂光拳(せんかれっこうけん)』を叩き込まれ破壊されてしまった。 覇者(はしゃ)の剣(偽) ロモス王国の国宝である覇者の剣の贋作。恐らくは鎧の魔剣などと同じ金属で出来ていると思われる。 偽物ではあるものの、パプニカのナイフ程度の武器では瞬時に消滅してしまい、鎧の魔剣でさえ、一度使った後、完全に消滅してしまったダイの竜闘気(ドラゴニックオーラ)を用いた攻撃にも、一撃分は持ち堪えたので、かなり良い武器ではあったようだ。 オリハルコンを原材料とした本物の覇者の剣ほどではないものの、十分に名刀といえる一品。 【作中での活躍】 人間達の国であるロモス国に人間に扮して潜入、ロモス王に進言して武術大会を開催させた。 進言の際の名目は「腕自慢を集めて国力増強の助けとする」こと。 しかし実際の目的は、「超魔生物の研究を進める実験の為に、モルモットとなる強い人間を集める」ことである。 この大会の優勝賞品には伝説の金属オリハルコン製の覇者の剣が用意されており、対バラン戦直後、自分の竜の騎士の力に耐える武器を求めたダイもポップと共にエントリー。 ……しようとしたのだが、選手の登録時間は終わっていたので参加は不可。 武闘家に転職後の腕試しとして偶然この大会に参加し、会場でダイ達と合流したマァムに賞品獲得の願いを託すことになる。 ここではマァムの兄弟弟子である「空手ねずみ」のチウも初登場(二足歩行し、しかも喋るねずみ)。 しかし覇者の冠にしろコレにしろ、ロモス王がどこから入手したのかは結構気になるところ。 いつもニコニコしている気さくな雰囲気の裏で、謎の蒐集スキルを持つ王様である。……○ダル王? 大会は順調に進み、ベスト8が決定。 その中には無事勝ち残ったマァムと、謎の着ぐるみ「ゴーストくん」の姿が。 ……チウ?初戦で負けたよ。 そして8人がリングに上がったときに自分の身分と目的を明かし、リングに仕掛けていた生きた檻「生体牢獄(バイオプリズン)」を起動させて彼らをその中に閉じ込めた。 恐らくはそれごと中の人物を連れ去るつもりだったのだろう。 当然ながらダイとポップはそれに立ちふさがる。 が、ザムザは驚きつつもダイの登場に歓喜の声を上げる。 竜魔人と化した竜の騎士こそ、自身の研究する超魔生物の到達点なのだからと。 「おまえはまさに飛んで火に入る夏の虫!」「最高のサンプルなんだ!!」 おまえの親父みたいな… 化け物をつくるためのなああっ!!!! ポップがツッコんだように超魔生物化したザムザの容姿は竜魔人バランよりもよほど化け物じみてはいるが。 普通の魔族や魔物を素材として竜魔人に近いパワーを得るにはここまで肥大化・異形化するほどの改造が必要ということか。 敵対したとはいえ父親を化け物呼ばわりされたダイの怒りのラッシュを受けるが異常なまでの頑丈さを見せ、破れた服の下から異様な肉体を覗かせると、自身をベースに超魔生物は90%近くまで完成していること、大猿系怪物の皮膚と闘気の併用で捌いたことを明かす。 そして、自らの肉体に施した超魔生物への変身機能を開放。 巨大な体躯とパワーでダイを拘束するもハサミを破壊され脱出されてしまうが、直ちに紋章の力が尽きて倒れたダイを腹に備えた巨大な口で飲み込み一度は完勝する。 しかしポップの五指爆炎弾(フィンガーフレア・ボムズ)とチウの決死の窮鼠包包拳を喰らって腹の口を開いてしまい、バイオプリズンを破壊したマァムの奥義・閃華裂光拳により再生能力が失われてしまい圧倒されるが粘液により腕を封じてマァムを逆に追い詰める。 しかし、ポップのメラで粘液を溶かされて再び閃華裂光拳を喰らい、最後は腹から脱出したダイが最後の力で振るう覇者の剣によって敗れ去った。 なおこの覇者の剣は事前に摩り替えられたニセモノで、当然ダイの力に耐えられずボロボロになってしまった。 本物はやがてハドラーの手に収まることとなる。 子として 「自分以外は全て道具」「役に立たないならゴミ」と常々口にするザボエラの子であったザムザは、やはり自身も道具として見られつつ育った。 人間をゴミと呼ぶ姿勢は己の優秀さを自認する為のものであり、それにより父に認めて欲しいという願望の現れでもある。 結局の所、根底の部分ではザムザもまた、人間の青年と何ら変わりはなかったのである。 死に際に自分の研究データをザボエラの下へと送るザムザの献身に、ポップはつい口を出してしまうのだが…。 「バ…バカ野郎!てめえの親父ってのはザボエラだろうが!!!」「あいつがそんなことやって感謝するようなタマかよ!!!」 「…フッ…わかっているさ。そんなこと」「…オレが死んでも涙ひとつ流さないだろう…」 ……だが、あんな父でもオレの父であることに変わりはない…! そう言い遺し、いつか完成した超魔生物がダイ達を倒すことを夢見ながら満足気に死んでいった。 いつか完全なる超魔生物がおまえたちを倒す…!! オレの…オレの戦いはムダじゃなかった… そうさ……。決して……ムダではな……かった……は……ず…… 本作には様々な親子関係が描かれており、これは恐らく作者の掲げたテーマの一つでもある。 互いに反目し、一度は殺し合いながらも互いを想わずにはいられないダイとバラン。 ごく普通の両親を持ちつつ、家に嫌気が差して飛び出しながら両親を想い続けるポップ。 戦火の中を過ごす両親の間に生を受け、それ故に平和に生きることを望まれたマァム。 物心付く前からモンスターに育てられたダイとヒュンケル、また彼らに愛を注いだブラスとバルトスなど…。 そんな中で「敵方の親子」として現れたザムザの最期は、ダイの心に深く、強く刻み込まれるものとなった。 ………わかる… …おれ…なんとなくわかるよ… 戦いが終わり日が落ちかける頃、灰となって消え行くザムザを見ながらダイはそう呟いていた。 そして、傍らには役目を終えたニセ・覇者の剣が、まるでザムザの墓標のように地面に突き立てられ、夕日を浴びて鈍く輝いていたのだった…。 【研究成果の後継】 キーッヒッヒッヒッ! よくやった!まったくよくやったぞザムザよ! お前の人生はわずか200年足らずの短いものだったが実に有意義なものだったわい! あの世で誇るがよい!お前の研究成果が生み出す魔王軍最大最強の魔人のことをな! ハドラーの超魔生物化 ザムザが死の間際に転送した研究データを元に、ザボエラがハドラーに施術。 超魔生物になると呪文を使えなくなる欠陥は、魔族←→超魔生物間の変身機能を残しているために生じるもの。 よってハドラーは自らの決定の下、この変身機能を排除させた。 これはつまるところ、復活が約束された魔族の生を捨てて死ぬまで獣の身であり続ける覚悟に他ならない。 権力に固執するヘタレの終わり、そして1人の武人の始まりである。 超魔ゾンビ ハドラーすら研究途中の産物と見做し、最終的にザボエラがたどり着いた究極の超魔。 予め特殊な細工を施した魔物の遺体をザボエラの魔法で合体させ、巨大なゾンビに造り替えたもの。 死肉の凝縮体であるため生体活動を異常促進させて自壊を促す閃華裂光拳(マホイミ)が通じず、さらにゴムのような弾性と強力な毒素で並大抵の武器は腐食・破損させてしまう。 こちらでは魔法力を攻撃呪文ではなく、ボディ内部からゾンビを意のままに操るために使う。 痛覚のない死体であるため、攻撃を受けてもザボエラ自身は痛くも痒くもない。 総合的な戦闘能力で見ればハドラーの方が明らかに上だが、ザボエラの理想とするヴィジョンに基づいて、単に強くなることよりもいかに自分自身に負担を掛けず、安全に一方的に敵をいたぶることができるかを追求したものとなっている。 そのためザムザやハドラーのように自身の肉体を改造するのではなく、他人の肉体を素材に造り上げたパワードスーツのような代物となった。 ただ竜魔人の能力の再現という超魔生物本来のテーマからは外れている上、同じ魔族をモルモットにしないために人間を捕えたザムザからすると嫌悪感を持たれそうな発想である。 ザムザの死後、超魔生物の研究に課せられた課題は以下の通りだった。 呪文が使えなくなる欠点の克服 竜魔人に匹敵する力を得るための戦闘力の強化 閃華裂光拳のような生体組織にダメージを与える技への対策 寿命を削るほどの肉体への負担の軽減 これらの課題のうち、「呪文の使用可能」「戦闘力の強化」を重視したのが超魔生物ハドラー、「閃華裂光拳への対策」「肉体への負担の軽減」を重視したのが超魔ゾンビと言える。 【余談】 ザムザの母 ザボエラの奥さん、つまりザムザの母親について存在するのかも長年の謎だった。 しかしYouTubeで配信されているダイ好きTVにおいて、作者の三条陸は「夫の命を狙いかねない極悪な美女魔族で、妻はザボエラを殺そうとして返り討ちにあったのかも。ザムザは母の事をほとんど覚えてないだろう」と答えている。 もし両親が揃っていたらザムザはどんな性格に育っていたのやら…。 ザボエラにまともな夫婦関係が築けるとは思えないため、この発言があるまでザムザは試験管ベビーではないかと囁かれていたのは内緒。 親子についての認識 ロモス城でのクロコダイン戦における「子供が絶対に逆らえんもの…それは『親』じゃっ!!」というザボエラの台詞。 単体で聞いても下衆な発言だが、その後ザムザの登場によってザボエラ自身もまた子を持つ親であった事が判明。 にも関わらずこの認識だったという事になるので、ザムザ没後の「お前の人生は実に有意義なものだった」発言も合わさってさらに読者から見たザボエラの株が下がったのは言うまでもないだろう。 フッ・・そうか・・負ける要素は追記・修正を“ゴミ”とあなどった・・オレの心の中にあったのか・・。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 超魔生物の初ボスで、変身すると呪文が使えなくなるのはドラクエ初ラスボスの竜王の特性のオマージュ。 -- 名無しさん (2013-12-07 22 47 07) 母親どんな人だったんだろうか。ザボエラの事だから自分のクローンという可能性もあるけど -- 名無しさん (2013-12-07 23 02 28) ザボエラって人間に換算すると60歳前後でザムザを作った事になるんだよな… ジョジョのジョセフ並のお盛んじじいだ -- 名無しさん (2013-12-08 00 06 31) 名前の元ネタはフランツ・カフカの『変身』の主人公のグレゴール・ザムザ(グレーゴル・ザムザ)かな。こっちのザムザも悲惨極まりない末路だった。 -- 名無しさん (2014-01-26 09 31 27) ブロキーナってゴースト君じゃなくてビーストくんじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2014-01-29 09 09 54) ↑この頃はゴーストくん。後にオバQみたいな頭をフサフサにしてビーストくんに改名した。 -- 名無しさん (2014-01-29 09 37 04) 閃火裂光拳のメカニズムを解明し、対策も即座に打てるなど、研究者キャラとしては珍しく機転が効くと思う -- 名無しさん (2014-01-29 09 38 20) そういえば、二次創作でザムザがエイミとメラゾーマ対決をする小説があったけ -- 名無しさん (2014-02-26 15 32 55) ↑×7 ヒュンケルに対して、薬でマァムをとかゲスいこといってたからな…それをやらかしたんだろうというゲスいことを考えた俺 -- 名無しさん (2014-07-28 01 49 51) 悲しい最期だったな…… -- 名無しさん (2014-12-19 22 36 10) 一応親父に褒めてもらえたから良かったのかな… -- 名無しさん (2014-12-20 21 33 09) ダイを丸呑みにした時のズチュッズチュッって音がエロかった -- 名無しさん (2015-01-01 13 53 22) テストで百点取った時だけ僅かにこっちを見てもらえる とか、そんな環境で育ったんだろうなあ -- 名無しさん (2019-02-03 05 46 21) ザボエラにとって他人はすべて道具なのだから、ザムザの母親も「身のまわりの世話をさせたり自分の欲望を処理させたりするための道具」で息子が生まれたのはたまたまか、でなければ最初から「息子という道具を産ませるための道具」だったかのどちらかじゃないかな -- 名無しさん (2019-02-03 07 47 44) 褒めてもらえても道具として見ていないザボエラ…一度でも良いから「息子」として見ればいいのに。 -- 名無しさん (2019-06-01 11 58 20) 結局のところ超魔生物はダイたちを倒す事は出来なかったけど、最高の武人を生み出したという意味ではザムザの死は確かに無駄ではなかったんだよなぁ… -- 名無しさん (2020-11-07 06 20 51) 機転は効くが、チウをいつまでも仕留められずにしまいにゃ息を切らすあたり、戦闘技術やスタミナには難がある。まあ、元から超一流の達人なハドラーと違って、ベースは研究者だから仕方ないか。 -- 名無しさん (2021-03-05 22 12 20) 実は一度竜の騎士を倒したことがあるという、とんでもない実績の持ち主だったりする -- 名無しさん (2021-05-17 00 33 57) ニセ覇者の剣、仮にもダイの全力のストラッシュにボロボロになりながらも耐えたって事は、鎧の魔剣とかよりもいい金属使ってたって事だよな。案外オリハルコンと二番目の金属の合金なのかも。ニセモノでも修理してヒュンケルやノヴァ辺りに渡ってたら十分に一線級の武器になってただろう。 -- 名無しさん (2021-06-05 17 43 40) 敵を実験材料にすることで味方を犠牲にしない、自分を実験台にできる度胸、研究職なのに自ら戦場に出てくる正々堂々さ、等で評価が上がっているのは笑う -- 名無しさん (2021-06-05 18 24 24) もし1991年版が長続きしてたら声は千葉繁が当ててたのかなあと妄想してる -- 名無しさん (2021-06-21 00 05 09) もしこの時クロコダインが一緒で、ザムザの最期を看取っていたら、ザボエラとの決着の時にどんな思いを抱いただろうか。 -- 名無しさん (2021-06-21 00 19 27) 息子が死んでもその研究成果に喚起して大笑いするだけの毒親…バラン編の直後だったのもあってザボエラの糞親っぷりも顕著なんだよね… -- 名無しさん (2021-06-21 21 45 59) 最近養子だったんじゃないかと思うようになった だって人格があまりにも親父とかけ離れてるし -- 名無しさん (2021-06-21 21 53 49) ↑母親がマシな性格だった…とか? -- 名無しさん (2021-06-24 22 57 12) ↑母親も必要なら夫を殺す悪女系だったそうでザムザもほとんど覚えていないとか。 -- 名無しさん (2021-09-01 19 14 15) 獄炎の魔王の3巻のプロフィールには「ある分野においては天才を自称する父を超えている」とあったけど、これが生物学の分野でザムザの得意分野だったからこそ、ザボエラは超魔生物学をザムザに研究させてたのかな(単純に自分でやるのがめんどくさいからって可能性もあるけども) -- 名無しさん (2021-11-09 14 47 56) あの境遇で歪まずに育ったのは素直に称賛に値する、まあ残酷ではあるがそれはザムザに限った話でもないので・・・ -- 名無しさん (2021-11-09 14 57 47) 子を育てるのは親だけではない。ザボエラの踏み台にされ犠牲になる同胞を幼いころから見ていたからこそ思うところもあったのかもしれない。 -- 名無しさん (2021-11-10 14 25 11) ポップの言った「こいつ、本当は父親に誉めて欲しかったんだろうな・・・。」ががザムザの本音だと思う。 場面変わって一応ザボエラからは「良くやった。」みたいにコメントされてるので一応は誉めてもらってる。(息子よ、良くやったではなく道具として役に立ったって意味だろうけど) -- 名無しさん (2021-11-10 20 00 13) バランやマトリフのような迫害を受けることもなく、王の近くにまで上り詰められたのは、ロモス国王の寛大さなのか、それを見越したザムザの手腕なのか。それとも、入り込む頃には既に平和ボケが始まっていたか? -- 名無しさん (2022-03-09 16 41 28) ザムザは最低最悪な父親であることを理解していて、それでも父親の愛を求めていたなんて… あと生命を弄んだ罰と言ってた分自分のやってきた研究が残虐非道なのは自覚してたんんだな -- 名無しさん (2022-11-08 20 39 39) 「子が決して逆らえんもの、それが親じゃ!」ってそれ単体でもゲスな台詞だけど、さらに仮にも息子を持つ父親が言った事でさらに株が下がるという -- 名無しさん (2022-11-08 21 56 48) ポップの魔法食らってすぐさま評価をただ者じゃないって改めたり、いざと言う時は自分で体張ったりと父親よかは相当マトモな人物 -- 名無しさん (2022-11-11 22 48 49) エブァのシンジに似た部分あるよね -- 名無しさん (2022-11-24 11 07 37) ダイに「…おれ…なんとなくわかるよ…」って言われたけど妻子の為に自分の命を犠牲にするバランの息子にこう言われるのは内心複雑だと思う。まぁダイはダイで父に対して思うところはあるんだろうけどさ -- 名無しさん (2022-11-26 22 31 53) ↑4 それを言われたダイは後に実の親と死闘を演じたけどね。 -- 名無しさん (2022-11-26 22 34 24) 親を想う子の気持ちを「血にアホのエキスが流れている」呼ばわりだもんな。「親を想う子はいつ見てもいいものですね」ぐらい言えんのかこいつは -- 名無しさん (2023-01-14 00 01 53) ↑ザボエラの話ね(分かっていると思うが) -- 名無しさん (2023-01-14 00 03 14) 母親もスゲーな? -- 名無しさん (2023-05-26 21 41 32) ロモスに持ってきたのはザムザだから確かにその通りなんだけど偽覇者の剣がザムザの装備と言われると違和感を禁じ得ないw -- 名無しさん (2023-10-08 18 04 28) 読者からすると忘れがちだけどザボエラは博識かつ莫大な魔力と高度な呪文を身につけた超大物だからな、取り入れようとする野心あふれた女はいくらでもいただろうな -- 名無しさん (2024-05-15 17 35 07) 名前 コメント
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登録日:2021/09/12 Sun 01 34 00 更新日:2024/05/07 Tue 06 26 56NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 0歳 オリハルコン サイコガン シグマ シャハルの鏡 スピードキャラ ダイの大冒険 チェス ナイト ハドラー親衛騎団 マホカンタ ランサー 人身馬頭 冷静沈着 小林親弘 慢心しない強敵の恐ろしさ 槍使い 正々堂々 生きている駒 疾風の騎士 禁呪生命体 紳士 金属生命体 馬 馬面 駒 騎士 騎士道精神 魔法反射 魔王軍 私は戦場を駆ける疾風の騎士(ナイト)・シグマ! ……以後お見知り置きを…!! シグマとは、漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の登場人物である。 CV 小林親弘 ●目次 概要 人物像 戦闘能力技 装備 劇中での活躍VSノヴァ・勇者ダイのパーティー VSポップ 概要 ハドラーの新たな親衛隊であるハドラー親衛騎団の一人。 大魔王バーンから与えられたオリハルコン製のチェスの駒に、かつてフレイザードを生み出した禁呪法を用いて作られた禁呪生命体。 その駒の内『騎士(ナイト)』から創られた戦士で、馬の頭部と脚を持つ人身馬頭の騎士の姿をしている。 人物像 ハドラーの「騎士道精神」を強く受け継いでいる。 そのためどんな相手でも油断せず、常に全力で正々堂々と戦う紳士的でクールな性格。 根が血気盛んな者や内心格下を見下し侮りがちな者がいる親衛騎団の中でも特に冷静沈着であり、いかなる相手も過大評価も過小評価もせず大局的に客観視できる考え方こそがシグマの最大の特徴。 実際当初からアバンの使徒PTの存在を客観的に見た上で「パラメータで勝っていても油断できない相手」と評価しており、相手が誰であれ見下すような素振りは見せなかった。 それが転じて相手が強者であれば誰であろうと正確に評価する一面を持ち、特に対戦相手となったポップのことは「好敵手」と呼び、亡骸を弔わずに立ち去る非礼を詫びるなど最大限の高評価を与えていた。 魔王軍の中ではキルバーンと並んでポップを終始侮らず、最大限に警戒していた数少ない人物である。 また禁呪生命体ながら魂の存在にも肯定的。 「魂には肉体以上の強さを与える力がある」という持論からハドラーから魂を与えられたと考え、その事実を何よりの誇りとする親衛騎団らしい忠義の騎士である。 ちなみに大魔王バーンは魂の力の強さを否定しており、そういう点ではシグマとは対照的ともいえる。 しかしその冷静沈着さから思考回路が若干常識人寄りであり、ポップの魔法使いらしからぬスペック以上のタフネスに困惑し、 「ゾンビか何かじゃないのか」と若干引き気味の反応もしていたりする。(*1) 戦闘能力 人間でここまでの力とスピードを身に着けるとは見上げた努力よ…!! しかし! 跳躍と速度でこのシグマに勝つのは天馬とて無理な事…!!! 親衛騎団全員に共通する特性として、オリハルコン製のボディによる圧倒的な防御力を物理攻撃・呪文の両方に対して備えている。 イオ系の呪文を得意とするが戦闘でほとんど呪文は使わず(*2)、代わりに『ナイト』の名の通りオリハルコン製のランス「疾風の槍」を装備。更にマァムをも上回る圧倒的な機動力で戦場を駆け巡りながら槍術で圧倒するファイトスタイルを得意とする。 また胸部には伝説のアイテム「シャハルの鏡」を格納し、いざという時には自分自身が呪文の盾となる事で呪文を一方的に弾き返してしまう。 だが何より一番厄介なのは他者を決して侮らないその性格と冷静な思考回路であり、所謂アバン先生のように、ダイ世界で時折出てくるカタログスペック以上に存在が脅威となるタイプのキャラクターの1人である。 冷静な頭脳を持つが故に感情を荒げることもなく、心理的な駆け引きも得意な巧者でもあり、それ故にポップの潜在能力をいち早く看破し最大限の評価を下して明確な脅威として認識。 劇中では一切慢心も油断も過小評価もしなかったことで「今までの中で最高にやりにくい相手」と対戦相手のポップは愚痴っていた。 技 イオ(初級爆裂呪文) 口から放つ。 ライトニングバスター シグマの必殺技。 右手首に内蔵された銃口を直に当て、超至近距離からイオナズン級の衝撃を与える奇襲の一撃。アニメでは時間差で衝撃が発生する演出がなされた。 端的に言えばサイコガン、あるいは魔法寸勁(マジカルワンインチパンチ)。 偶然ながら、使用時には右手が外れるという特性により拘束回避手段としても役立った。使用後は右拳が外れっぱなしになっていたため、自分で回収しないといけない模様。 装備 疾風の槍 オリハルコン製の馬上槍に似た騎士槍。 特筆すべき機能などはないものの、単にオリハルコン製の大型武器であるというだけで十分な脅威と言える。 必要なら投擲も行い、作中ではゴメちゃんに向けてブン投げたりもした。 シャハルの鏡 ハドラーから与えられた伝説の武具。材質は明言されていないが、おそらくオリハルコン製と思われる。 普段は胸に格納されているが、胸部から取り外して腕に装備もできる。(*3) マホカンタと同等の効果(*4)を有しており、魔法使いの天敵とも言える凶悪な性能を持つ。 これにより対オリハルコンの切札であるメドローアをも封じ、勇者達を苦しめた。 おまけに「究極の盾」とシグマ自身も自負したように純粋な防具としても最上級の強度を誇り、マァムでさえ「あの盾を砕くのは無理」と判断するほどであった。 余談だが、ドラゴンクエストのゲームシリーズに「マホカンタが常時オンライン」という防具は存在しない(精々が中確率での発動)。 「隠し玉にしておけば、メドローアの反射をもっと楽に狙えたのに気楽に出し過ぎじゃない?」と突っ込まれることもあるが、そもそも親衛騎団員は全員通常呪文が通じないオリハルコンボディで、さらに当時はメドローアの存在を知らなかった。 つまり元よりシグマ当人にはこれ以上呪文に対する防御力を高める理由などないのだ。 それにも関わらずこれを装備していたのは、通常呪文が通用するハドラーなどと連携する際、機動力の高いシグマが相手の呪文攻撃に割り込んで反射する攻撃的な運用を想定していたものと思われるので、そこまで出し惜しみする理由もなかったのだろう。 また結果論ではあるが、シャハルの鏡を先んじて出したことで、ポップの方にも気楽なメドローアを出しにくくする心理的効果はあり、牽制としては十分役立っている。 余談だが、結果的にシャハルの鏡がメドローアを反射することは1度もなかった。 また作中強大な呪文を複数反射したことで砕けてしまったため、反射容量にもある程度の限界があるようである。 そのため、メドローアが本当に跳ね返せたか、あるいは跳ね返せたとしても複数回の反射は難しかったのではないかという意見もある。 しかし、呪文を編み出した当人がマホカンタが天敵と言っている以上反射される可能性は高いだろう。 この盾を砕いたのは大魔王の必殺呪文という規格外も規格外。原理はともかく込められた魔力はメドローアでも比較にはならないのだ。 劇中での活躍 VSノヴァ・勇者ダイのパーティー カール王国のサババにて各国の猛者たちを圧倒していたが、途中から現れたノヴァ及びダイのパーティーと対峙。 当初は持ち前のスピードでマァムを翻弄。更にシャハルの鏡によってポップが迂闊にメドローアを打てない状況を作り出した。 しかしクロコダインの新技『獣王激烈掌』によって左腕ごとシャハルの鏡を失ってしまい、ポップがその隙をついてメドローアを発動。 だがブロックが巨体を活かし仲間たちを地中に押し込めていたため全滅は免れた。 その後シャハルの鏡を回収し、他のメンバーと共に撤退した。この時点でポップを最重要ターゲットとして認識し、「次のメドローアは意地でもキミにお返しするぞ」と宣言。知性と警戒心の塊のような漢が意地に懸けた宣言はポップを震え上がらせた。 死の大地ではクロコダインと再戦し、互角に戦っている。 …というかシグマはどの相手でもそつなく渡り合っているので、クロコダインのタイマンでの貴重な活躍と言った方が正しいか。 VSポップ …君は本当に人間なのか? ゾンビか何かでないとその不死身…説明がつかん… …よしてくれよ…おれはれっきとした人間だぜ… 臆病で弱っちい…ただの人間さ…!! …そういう事を言う奴が最も危険だ 私は決して手を緩めない…!! 大魔宮での最終決戦ではポップと対決。 その冷静沈着な性格でポップを最大限に評価しながらも、メドローア以外の決め手がないことを即座に看破して苦しめていった。 一度は隠し持っていたブラックロッドによってシャハルの鏡を弾かれて右腕を拘束されるが、右手を外してライトニングバスターのカウンターを直撃させる。 …骨が砕ける音がした もはや助かるまい… 弔いもせずに次の戦いへ行くが悪く思わんでくれよ…我が好敵手‼︎ だがポップが立ち上がりベホマを使う場面を目撃。その不死身ぶりに納得しつつ、ある可能性に行きつく。 きっ…君は…まさかっ…賢者‼︎? …いや 違うね…! …おれは…賢者じゃねえ…‼︎ ‼︎? ………大魔道士‼ ……なにっ‼︎? …そう‼︎ おれを呼ぶなら大魔道士とでも呼んでくれっ!!! 直前に大魔道士へ覚醒したポップの経緯と魂の力を認めつつ、ハドラーから与えられた自身の魂の誇りにかけてポップの足止めを狙うシグマ。 だがポップは唯一シグマを討ち取れるメドローアの一発勝負を申し込んだ。 ……シグマ…あんたは けっこう尊敬できる相手だ だから 見習うぜ その使命感をよ‼︎ …おれは一刻も早くダイの所へ行く‼︎ そのために…あんたを倒すっ!!! …… 時間をかせぐことはできる だが! 私も君に いたく感心した… 勝負だっ!!! 大魔道士!!! メドローアの発射態勢を維持して駆け回り隙を伺うポップだったが、機動力の高いシグマには追いつけず、牽制のイオで態勢を崩してしまう。 その隙を見逃さずシグマは地を蹴った。 どうやら 勝利の女神は 君には微笑まなかったようだっ‼︎ …へっ あたりめえよっ‼︎ おれの女神は微笑んでなんかくれねえっ‼︎ !? 横っ面を…ひっぱたくんだよおっ!!! 遂に発射されたメドローアだったがシグマはこれを軽く回避。 甘いっ!!! …甘いのはそっちだ! てめえの武器であの世へ行きなっ‼︎ ポップが狙っていたのは素早いシグマではなく、その後ろのシャハルの鏡へ当てて反射させること。 だがシグマには読まれており、ポップの背後を取ると羽交い締めにして射線上へ向かわされた。 …さっきのセリフ…そのまま返そう‼︎ 自分の呪文であの世へ行けっ!!! そこへようやく駆けつけたマァムの見たものは、自らの呪文の直撃を浴びて炎に包まれるポップの姿だった… …仲間か! 一足遅かったな! 今 彼は燃え尽きる…‼︎ !!! な 何っ‼︎? …燃え尽きっ…‼︎? …化かしあいは… おれの勝ちだっ!!! メドローア!!!!! 消滅するはずのメドローアを受けたはずなのに「燃え尽きる」という表現をしたことへの自身の違和感に気付くも時すでに遅し。 「メドローアに見せかけたベギラマ」というフェイントに引っ掛かってしまい、防御も回避も間に合わず本物のメドローアの直撃でコアが胴体ごと消失。 頭部と自由に動かせない四肢だけという姿になって己の敗北と死を悟り、ポップと最後の言葉を交わす。 満足のいく勝負だった ハドラー様も決して私を責めまい 君の名は忘れないぞ…ポップ! …おれもさ…騎士(ナイト)…シグマ! …横っ面をはたくという君の勝利の女神にも… よろ…し…く ポップを称賛し、お互いを認め合った瞬間頭部が爆散しその命を全うした。 敗れてなお相手を素直に讃える潔さ、そして死の間際に見せたポップの発言に対するウイットも評価が高く、「味方になれていたらポップとは馴染んだ」というより敵である間から馴染んでいたようにすら見える。 満足のいく追記だった 建て主も決して私を責めまい 君の修正は忘れないぞ…アニヲタ! …おれもさ…編集者…wiki篭もり! …荒らしをはたくという冥殿にも… よろ…し…く ま…待ちたまえ………… あの…シャハルの鏡………… 持っていってはくれないか…? 死ぬ前にシグマはポップへシャハルの鏡を送っていた。 ただ魔法使いのポップには装備出来ず、胸当てとして持っている事に。 こ…こりゃ重すぎらあ おれの腕にゃちょっと合わねぇよ 防具代わりに胸にでも仕込んでおけばいい 私が死んでもその鏡は砕けない その鏡に君の行く末を見届けてもらいたいのだよ… 私の代わりに…… ………シグマ ……きっと何かの役に立つ ………持って行ってくれ……! そして大魔王バーンの必殺奥義天地魔闘の構えを破る切り札になるも、ポップの魔法とバーンのカイザーフェニックスを同時に反射してしまったせいか、砕け散ってしまった。 ………何かの…どころの騒ぎじゃねえ…! 最後の決め手になってくれたぜ… ありがとうよ… シグマ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] そういえば親衛騎団で武器使ってたのってシグマだけだったような… -- 名無しさん (2021-09-12 02 31 27) 全身武器状態のフェンブレンを素手とみなすならそうだな -- 名無しさん (2021-09-12 02 35 26) 倒された後にすら見せ場があったイケメン -- 名無しさん (2021-09-12 07 38 05) 横っ面を〜の後に待ちたまえしてからあれを渡すやり取りが入ったと考えると結構余力あるなお前…ってなる -- 名無しさん (2021-09-12 07 45 22) ポップとの一騎打ちの際に牽制としてイオを放ってるんだよな。ライトニングバスターが直接触れなきゃ発動しないってだけで単純なイオ系呪文なら遠距離攻撃として普通に使えそう -- 名無しさん (2021-09-12 10 23 17) ノヴァにシャハルの鏡使ったのはちょっとした失策だった。やばかったから使ったという訳ではなさそうだし。 -- 名無しさん (2021-09-12 11 15 38) 初陣のくせに「戦場を駆ける疾風の騎士」とか二つ名めいたこと自分で言っちゃうお茶目さん。 -- 名無しさん (2021-09-12 12 13 09) 疾風の槍って名前だけ聞くと、序盤~中盤あたりで手に入って使うとバギの効果のある微妙な魔法武器ってイメージがあるな… -- 名無しさん (2021-09-12 14 13 11) 武人となったハドラーの高潔さをより純粋にしたようなキャラだけど、小細工する小物を経て武人となったハドラーと違って最初から高潔だったが故にポップとの騙し合いにはかなわなかった -- 名無しさん (2021-09-12 15 02 11) ↑4もともと魔法利かないオリハルコンだし、隠し通さなきゃいけない奥の手って訳でもない、初見殺しでちょっとアド稼げれば十分って感じなんだろう。結果的にはポップに情報与える形にはなったが、逆にポップの行動を牽制することにもなるから、パーティ戦におけるプラマイは微妙。 -- 名無しさん (2021-09-12 15 30 00) 実際ノヴァのマヒャドは効かずとも動きは止められてただろうから跳ね返したのも変な選択ではないと思うよ -- 名無しさん (2021-09-12 15 40 19) タイマン勝負だったら、ダイvsハドラーの次に、ポップvsシグマが好きだったな。 -- 名無しさん (2021-09-12 20 16 41) 最後のポップとの決闘で「時間を稼ぐことはできる」と言った通り、そのまま時間稼ぎに徹してもいいところを敢えて勝負に乗っちゃうあたり、やっぱりハドラーの分身なんだなと -- 名無しさん (2021-09-12 20 59 57) あのマヒャド、ダイの動きすら封じたから、マヒャドで止めて闘気で砕くという戦法自体は実際有効だったと思われる -- 名無しさん (2021-09-12 21 37 31) 互いに尊敬しあう者同士のだまし合い合戦、という構図は実に熱い。 -- 名無しさん (2021-09-12 22 16 04) 人身馬頭のロボ(っぽい)キャラって、今でこそ仮面ライダーの怪人とかでちょくちょく出てるけど、あの当時ではすごい斬新かつ今でも通用するカッコ良さだよね。 -- 名無しさん (2021-09-13 00 22 05) 牛頭馬頭とか馬頭観音とか、デザインそのものはむしろ伝統的だけどな -- 名無しさん (2021-09-13 05 25 30) ↑3 そういう意味ではまさにチェスの対局っぽい所があった。囲碁でも将棋でもチェスでも、盤を離れれば普通に友人だが対局となれば誰が相手でも鬼になるのが強豪プレイヤー。 -- 名無しさん (2021-09-13 08 47 43) ウマ顔だからこそ小林親弘ボイスの紳士ぶりが際立つ。アニメ化でようやく声がついたが「これ原作の声だろ」と見事なハマりぶりにびっくりした -- 名無しさん (2021-09-13 08 52 37) ↑9 あの時点でメドローアの事知らないから人間の呪文で警戒するものないし、むしろマヒャドで凍った所を剣で砕かれる方が厄介だからはね返す方が上策だと思う。 -- 名無しさん (2021-09-14 00 30 11) 最後のポップVSシグマはダイ大の中でもベストバウトだと思う 虚々実々の化かし合いから始まって「横っ面をはたく女神」の存在で意識が逸れて気づきが遅れたのが決め手になったり、それを恥じる事なくウィットの富んだ返しをしつつ好敵手を激励する姿がカッコいい 後々ちゃんと活きてくる部分でもあるしね -- 名無しさん (2021-09-14 03 41 18) シャハルの鏡は「一定量以下の魔法力を跳ね返せる」もので、バーン様の魔法が桁外れだっただけだと思ってる。まあ「跳ね返されるかもしれない」とチラつかせるだけでポップからすれば十分なプレッシャーだけども。 -- 名無しさん (2021-09-16 20 33 54) ↑2 同意。ポップの戦歴でもあの勝負が一番好きだ。本当にどうやって倒すのか想像つかんかったもん。 -- 名無しさん (2021-09-29 00 09 33) 今更だが、声はバランやってる速水さんでも良かったと思う -- 名無しさん (2021-09-29 00 44 17) 一応、アルビナスはメドローアのやばさを初見一発で見抜いたし、対オリハルコン用の呪文自体は魔界にもあるんだろう。まさか人間が使ってくるとは思ってもなかっただろうが。 <鏡装備の意味 -- 名無しさん (2021-10-14 19 14 11) うまぴょい -- 名無しさん (2021-10-27 17 13 43) アニメで早く見たい… -- 名無しさん (2021-11-04 09 42 09) 騎士道要素を抽出してるせいか骨太な一方でポエミーな一面が強い気がする。誇り、紳士、諧謔の利いた言い回しとまさに絵物語のロマンチックな騎士様って感じ。 -- 名無しさん (2021-12-13 14 04 16) シャハルの鏡が砕けてしまったのはカイザーフェニックスの威力が高すぎるからなのか、それともイオラとカイザーフェニックスの2つの呪文を反射した事によるキャパオーバーなのか -- 名無しさん (2022-09-17 00 39 56) ポップに終始敬意を払うし、不遇なクロコダインにも見せ場をつくってくれたいい奴 -- 名無しさん (2022-09-17 01 05 36) 砕けた鏡にポップとシグマが交互に映る演出が神 -- 名無しさん (2022-10-27 12 25 47) あの世で絶対ガンガディアと意気投合している人。「大魔導士いいよね…」「いい……」 -- 名無しさん (2023-09-10 23 07 44) たぶんポップがメドローアで倒した数少ないネームドの一人 -- 名無しさん (2024-05-07 06 26 56) 名前 コメント
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登録日:2012/02/02(木) 06 40 40 更新日:2024/01/14 Sun 22 17 57NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 もうひとりの勇者 もっと評価されるべきキャラ やればできる子 ダイの大冒険 ノヴァ マヒャド 不遇の強豪 偽物の勇者 勇者 勇者←北限定 勇者(笑)→本物の勇者→鍛冶師 北の勇者 坊ちゃん 岡本信彦 新星 漢 …人呼んで…"北の勇者"! 「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の登場人物の一人。 CV:岡本信彦(2020年版) 【概要】 登場はハドラー親衛騎団と同じタイミング。 「北の勇者」と称され、主人公たるダイと同じ「勇者」の名を背負う青年だが、作中の猛者達には今一歩及ばない噛ませ犬。しかしダイやロン・ベルク等の人物と出会う事で、逞しく成長していった。 名前の由来は「新星」から。作者曰く「颯爽と登場した新キャラだから」とのこと。 【人物】 リンガイア王国のバウスン将軍の息子。 早くに母を亡くしており、父から男手ひとつで育てられた為、少々ワガママで自信過剰、そして嫌みなところがある。 レオナからはボロクソに言われていたほど。 魔王軍の超竜軍団がリンガイアに侵略をかけた際にはオーザムの救援に向かっていた。 本人は「自分がその場にいれば祖国を救えたのに」と悔やむが、バランの実力を目の当たりにしていたらこんな台詞は言えていないであろう。 ヒュンケルからも「誰が戦っても勝てん」「国にいなかったことを感謝するべき」と言われている。 なおリンガイアの件を聞いて遠征を中断したため、オーザムも救援が間に合わずフレイザード率いる氷炎魔団に滅ぼされてしまっている。 その後もハドラー親衛騎団との戦いでは慢心と自信過剰が災いし敵の強さにショックを受け自信喪失という失態を演じるなど、「北の勇者」と讃えられるほどの実力を持ちながら華々しさとは縁遠い道程を辿ることとなった。 だが、ただの噛ませという訳では断じてない。 その実力と素質は間違いなくサブキャラでも一歩抜きんでているだけでなく、ダイ一行の全滅の回避にも寄与しているのだ。 例えば放ったマヒャドはシグマのシャハルの鏡に反射され味方を巻き添えにする始末であったが、おかげでメドローアの天敵である魔法反射を事前に把握できた他、 フェンブレンに追い詰められたポップ、ヒムに押されていたダイを満身創痍でありながらも見事にアシストして窮地を救っており、 この勇戦は「ダイの剣」の入手以降知らず知らずのうちに慢心が生じて思うように戦えていなかったダイにも影響を与える事となる。 一応擁護するならば、ダイPTが魔王軍と戦うまではニセ勇者パーティみたいな犯罪者予備軍みたいな集団が幅を利かせていたのがダイの世界であるため、 登場時のノヴァには本人のプライドに加えて自分以外の”「勇者」を名乗る者たち”に対して強い猜疑心が根付いていたのかもしれない。 【『勇者』への覚醒―もうひとりの勇者―】 ハドラー親衛騎団との戦闘後は完全に意気消沈して情けない姿を晒していたが、マァムの叱責により再起。 それからしばらくは父や世界の将軍らと共に行動し、ダイの一行のサポートに徹する。 未だ識字面は微妙だったダイのため、アバンの書の内容を代わりに読み上げアバンストラッシュの使い分けの概念を教えたりしていた。 そしてこれが『アバンストラッシュX(クロス)』の開発に繋がる事となる。 この時は剣術に優れているためか、ダイの特訓相手としてよく訓練に付き合っていた。 その訓練の中で、改めて自分の『勇者』としての力のなさを自嘲するが、ダイの 「『勇者』は一人じゃなくてもいい」 という言葉を聞いて、ダイとは違う自分なりの『勇者』像への道を歩むことになる。 ミナカトール攻防戦ではミナカトール防衛役に回る。 魔界の強力なモンスターが大量に呼び出され、獣王クロコダインですらも冷や汗を流す中、 ……クロコダインさん 何匹ぐらいいけそうですか…? …いかに未知の強力怪物とはいえボクは40~50体までなら確実に倒せます…! 何とか我々だけで敵を全滅させる覚悟で戦いましょう!! 冷や汗を流しつつも、攻めの姿勢を見せ自らの役割を全うしようとするノヴァ。 ……よくぞ言った北の勇者‼ 自分の母国の人々だけではない。 かつて「勇者を名乗る大人の戦士たちと星の数ほど戦った」と言うクロコダインからも、ノヴァは改めて『勇者』と認められたのである。 …ボクは…あの時初めて知った!! 真の勇者とは、自らよりもむしろ…!! みんなに勇気を湧きおこさせてくれる者なんだ、と……!! ザボエラの超魔ゾンビとの戦いにおいて十八番ともいえる「闘気」剣ではなく、自身の命を糧にした「生命」の剣ともいえる技を使った。 これは「自分が倒れても後の者が立ち向かえる勇気」を与えようとしての決死の行動であった。 …ボクが生命尽きて倒れても……!! ボクがつけたわずかな傷跡に後から攻めていけるだけの勇気を…! この場のみんなに残してあげられれば…!! …ダイほどではなくても…ボクも『勇者』の代わりができる…!!! …この時のノヴァの姿に心を打たれ、「勇気」を湧きおこされた人物がいた。 ロン・ベルクである。 彼は無駄死にするだけだと警告しても、なお勝ち目のない戦いをしようとしたノヴァを身を挺して救う。 肩を貫かれながら。 ロンの「もういいんだ」という言葉にノヴァは生命の剣を解除しつつも「どうしてそこまでして」と問いかける。 ……オレは、今の今までおまえを見損なっていた。 感心すると同時に、やはりどうあってもムダ死にさせたくなくなった………!! 例え流れる血の色は違っても… オレたちの命の価値は同じだっ…!!! そしてロンは若き「勇者」を生かすべく、自身の腕を犠牲にする究極の兵器『星皇剣』を使う決意を固めたのだった。 【師・ロン・ベルクとの出会い】 ロン・ベルクに対しては最初は魔族という事や、彼の不敵でぶっきらぼうな態度で「何を考えてるのか分からないヤツ」としてあまり心を許していなかった。 しかし、自分を身を挺して庇い、人間のために己の双腕を犠牲にして超魔ゾンビを倒したロンを見て、考えを改めることとなる。 その恩返しとしてロンの代わりに星皇剣を完成させるべく、彼を師と仰ぐようになった。 この時の腕を使えないロンの代わりの初仕事として、酒瓶の開け方に戸惑うノヴァの姿はなんとも微笑ましい。 その後は生命の剣を使って消耗していたこと、ロンに付き添わなければならなかったこと等からバーンとの最終決戦には参戦できなかったが、地上に残ったことでピラァ・オブ・バーンの凍結の際には大活躍することに。 ヒャド系を得意とする上にルーラが使え、しかも投下先の1つが故郷(=ルーラ可能)のリンガイア……と、ノヴァはこれ以上ないくらいの適任者であり、リンガイアを含めて6基中2基の凍結に成功している。 だがここで今までの戦いでの消耗もあって魔法力が尽きてしまう。 挫けそうになる心を必死で奮い立たせ、オーザムへと向かうノヴァ。 その思いは別の勇者が引き継いでくれることとなる… 最終回ではロンに弟子入りし、鍛冶屋の修行に汗を流しながら勤しんでいるノヴァの姿を見ることが出来る。 【戦闘能力】 分類的には現在で言う所の魔法戦士(*1)。剣と魔法を両立するさまは一見勇者っぽいが、メタ的には勇者特有の技・呪文に縁がないので勇者とは言えない。 ダイ達とは異なりアバンやマトリフ達のような特別な指導者と呼べる存在がおらず、恐らくほぼ独力で闘気剣や上級魔法を身につけたであろうその才能は確かなもの。 装備に関しては情報が少ないが、それほど特別なものを使っているわけではない模様。 更に、軍団長クラスと戦う機会はなかったとはいえ(恐らく独力で)魔王軍を撃破していたという実績すらあるので、自信過剰になるのも仕方ないとも言える。 読者からも「バランは無理でもフレイザードなら倒せたかもしれない」と評価されることも。 また、こちらも恐らく独学でヒュンケルや後のヒムのように「闘気」を使って戦う術を身につけている。(*2) ミナカトール防衛戦時に現れた魔界の魔物の軍勢にも負けていなかった(*3) 為、素質も実力も高い方である。 また、親衛騎団に完敗したとはいえ、その後のダイ一行の戦いで闘気を込めたナイフでフェンブレンに手傷を負わせ、真っ二つにされたポップの杖を使ってヒムに一矢報いてもいる。 以上の事から、あくまでも本編でのデビュー戦の相手(親衛騎団)が強すぎただけで彼もまた間違いなく人類最高峰の戦士の1人だった。 もし、ロンの前にきちんと師事できる人(勇者の家庭教師のような人)がいたら、 剣技・闘気・魔法の全てを使える戦士(勇者)としてヒュンケルに迫るくらいの実力にまで伸びていたかもしれない。 呪文 瞬間移動呪文(ルーラ) 移動用の呪文。こちらも割と使用者の少ない呪文である。 マヒャド ノヴァの得意とする氷系最強呪文。 例え闘気剣を上回る防御力を持った相手でも、「マヒャドで凍り付かせて防御力を下げて斬り裂く」というどっかのトドと同じ運用方法も視野に入れていた様子。 でもほとんど使わなかった上、シグマに跳ね返されて自分が凍りつくなど作中ではあまり活かせなかった。 上級攻撃呪文を扱う人間キャラはこの漫画ではかなり少なく他にはマトリフ/ポップ師弟くらい。 さらに言えば単行本に記載されていたポップのステータス表において最後までマヒャドの記述はなく、ポップですら最後まで使えなかった可能性がある。(*4) 得意分野1つのみとはいえ、専業の魔法使いですらないという点も加味すれば、やはりかなりの才覚と言える。 技 闘気弾 拳の打撃に合わせて闘気の塊を弾丸のように撃ち出す。 ノヴァ的には小手調べと言える技。 闘気剣(オーラブレード) だが あいにくボクの必殺技には剣が折れていても何の不自由もないっ…!! 武器に闘気(オーラ)をまとわせ、闘気の刃を構築するノヴァの必殺技。 「伝説の武器をもはるかに上回る」と豪語したその威力は本物で、伝説の武器を使っている訳でもないのに、オリハルコンに傷をつける事が可能。 また「使用する武器が折れていようが攻撃力が一切下がらない」という唯一無二のメリットも持っている。 剣以外にもナイフや槍に闘気を込めて強化し投擲するといった運用が可能で応用性も高く、闘気の扱いと器用さにかけてはヒュンケル並と言っても良いだろう。 このことは「勇者は一人じゃなくてもいい」とは別にダイも高く評価しており、新技訓練の最適な相手として申し入れた。 そして実際に、訓練なのでダイ側は全力を尽くしていないとは言え、『アバンストラッシュX(クロス)』をも一応凌いで見せた。 ノーザン・グランブレード 闘気剣の出力を全開にし、高く飛び上がって渾身の一撃を放つノヴァ最大の技。 その当時最強技だったダイのライデインストラッシュも真っ青の威力だと目を丸くしたポップが評している。 しかし、防御に集中したヒムにとっては、「柱の角に頭をぶつけた」程度で、戦闘に支障が出るような有効打にはならなかった。 武器がもっと良質のものだったならあるいは…? 後に登場したアーケードゲーム「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」に登場するパパスのとどめの一撃である「ホーリーエッジ」はこの技を元にしているのではないか、とも言われている。 生命の剣 闘気の代わりに生命力を込めた剣。 原理はハドラーの生命の剣と同じ。 生命のある限り決して折れることはないが、無尽蔵に生命を消耗してしまい、少しの時間で若々しい血色がなくなり頬がこけ、老人かゾンビのようになってしまった。 ようするに全生命力を込めたということで、ロン・ベルクにより阻止されなければ死んでいたと思われる。 …逆に言うと、瀕死の状態でこれを全開で解放していたのに全く衰える様子を見せなかったハドラーのヤバさがうかがえるというもの。 ロン・ベルクに諭されて使用をやめたため、威力は不明。最期の手として使用したことからも最大出力の闘気剣(ノーザングランブレード)より上かもしれない。 分かっていることは、攻撃に対して無敵に近い超魔ゾンビの性質に対してダメージを与えられる可能性のある技であること(*5)。 しかし、ロンの見立てでは超魔ゾンビに対する有効打になるほどの威力はなく、ノヴァ自身も死を覚悟していただけあって、死ぬ前に倒せるとは思っていなかった模様。 【余談】 本作では一人称が子供はひらがな、青年以上はカタカナで表記されているが、ノヴァは自分では一人前だと思い込んでいるため例外として「ボク」と表記されている。 どいつもこいつも勝手に“荒らし”を行っている事自体が不愉快だ! アニヲタ中であがめられる真の編集は一人で充分!! …項目たちはボクが追記・修正してやる!!安心して待ってろ!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] まさかPSO2で比喩表現にされるとはな…ノヴァ本人はしっかり成長してて好きだけどね -- 名無しさん (2014-01-26 11 48 14) バランがリンガイア王国に殴り込んできた時はどこにいたんだろう -- 名無しさん (2014-01-26 11 58 53) ↑多分別の魔王軍を撃退していたか武者修行の真っ最中だったんじゃないかな -- 名無しさん (2014-01-31 05 11 57) オーザム救援のための遠征軍に参加してた時にリンガイアがバランに滅ぼされたって言ってたよ -- 名無しさん (2014-01-31 06 56 06) どっかの殺し屋漫画でもそうだけど北の勇者ってかませになりやすいのかな? -- 名無しさん (2014-03-25 10 16 44) ほんとに闘気と魔法両方使えるのは(劇中でハッキリ判明した中では)竜の騎士、魔族、人間で二人ずつしかいないんだよね。これだけでも才能の高さが伺える。 -- 名無しさん (2014-08-31 06 55 02) アバンの下で修行したらもっと強くなったんじゃないかな 独学でこれなら才能は十分だろ -- 名無しさん (2015-03-08 12 40 58) 才能はヒュンケルやポップにも匹敵してピカイチ。惜しむらくは幼少期にその才能を存分に開花できる人物…アバン先生と出会えなかった事。 -- 名無しさん (2015-03-18 07 40 02) 精神的には成長したけど、もう戦士としての能力を大きく開花させることはなさそうなのが少し寂しい -- 名無しさん (2015-07-18 21 01 46) ↑4純人間に限定すればアバン先生と二人だけなんだよな。能力的にはダイよりもドラクエの勇者っぽい(ダイはやや戦士寄り) -- 名無しさん (2016-07-03 20 28 49) ↑2 武力が必要ないのは平和ってことだ -- 名無しさん (2016-09-08 09 57 55) 数十年後にまた世界が危機に陥ったら、第二のロンさんとして若手を導いてくれるんじゃないかな -- 名無しさん (2017-04-19 03 17 13) 彼がもし、魔王軍の軍団長と一騎打ちの総当たり戦をしたら、成績はどうなるかな -- 名無しさん (2017-05-06 11 32 48) もし続編やってたら何気に重要キャラになってたんだろうな -- 名無しさん (2017-11-12 21 59 45) ↑×2 ノヴァが倒せるのはザボエラと最初期のクロコダインぐらいだと思う -- 名無しさん (2017-11-12 22 03 16) バーンとは違う意味で「ナイフ一本握っただけで強くなってしまう」キャラと言えるかも。壊れた武器からでもオーラブレードを作れるし -- 名無しさん (2017-12-08 18 33 15) ↑3多分ポップ達の武器を作るポジションになるんだろう。器用そうだし鍛冶の腕前も高そう -- 名無しさん (2019-10-06 20 07 51) ↑むしろ数百年後を舞台にした続編の終盤辺りで満を持して登場したロン・ベルクがノヴァが作った『星皇剣・真』で大暴れしそう -- 名無しさん (2019-10-06 20 17 10) 今、ダイの大冒険で一番好きなキャラは?と聞かれるとこいつと答えるなあ。アニメでは出番なさそうだが。 -- 名無しさん (2020-01-19 14 58 37) あれ、マァムも闘気と魔法両立できたよな? 猛虎破砕拳は闘気技のはずだし。あとプロモーション後のヒムも。 -- 名無しさん (2020-04-28 08 14 19) ↑閃華裂光拳はホイミ系との複合だからまたちょっと違うんだと思う。 -- 名無しさん (2020-08-01 16 24 52) ↑横レスだけど猛虎破砕拳ってアルビナスを倒した技だぞ -- 名無しさん (2020-10-13 05 01 19) 魔王時代のハドラーが相手なら、勝てないまでも、かなり善戦できたと思う -- 名無しさん (2020-10-13 05 03 35) 作中で勇者の名を冠する数少ない人物。北の勇者ノヴァ、偽勇者でろりん、大勇者アバン、小さな勇者ダイ。 -- 名無しさん (2020-10-19 20 39 48) ちらっと書いてあるけど、親衛騎団にボッコボコにされた直後もオーラ投げナイフでポップのピンチを救ってたりする エリートで精神的に弱いと見せかけて戦いを放棄した事は一回も無い男 -- 名無しさん (2020-10-22 07 07 36) 新アニメOP出演おめでとう -- 名無しさん (2021-05-25 18 05 33) こいつ見ていると良くも悪くもアビスのルークを思い出すな。 -- 名無しさん (2021-06-08 21 47 57) ロン・ベルクに制止された -- 名無しさん (2021-06-13 22 25 47) (↑の続き)とわ言え生命の剣でザボエラに挑んだ姿は本物の勇者だね -- 名無しさん (2021-06-13 22 27 47) マァムの闘気と魔法両立は、ダーマ的転職システムによるものだから例外扱いでいいと思う、やっぱノヴァは職業勇者であってるんじゃないかな。闘気と魔法両方を使った戦い方を教えられる人ってのは、あの世界に何人ぐらいいるんだろう -- 名無しさん (2021-06-25 09 56 48) 闘気剣も裏を返すとヒムが防御にパワーを集中する必要のあるくらいの威力があるので、慢心さえ捨てれば親衛騎団相手でも渡り合えそう -- 名無しさん (2021-09-04 10 03 46) 箪笥の角に頭をぶつけたって程度にもよるけど大分痛いよね -- 名無しさん (2021-09-04 10 18 53) ↑当たり所が悪かったら(人間だと)死ぬこともある -- 名無しさん (2021-09-04 14 43 48) ヒムたちの場合、コアさえ無事なら頭を砕かれても生きていられる……のか? -- 名無しさん (2021-09-04 14 51 56) 闘気剣かマヒャドのどっちかだけでも並の戦士や魔法使い以上だろうと考えると僕こそが真の勇者だと調子乗りたくもなるか -- 名無しさん (2021-09-04 15 37 33) ニセ勇者パーティの存在とか、クロコダインが戦った「勇者を名乗る大人たち」とか、旧魔王軍壊滅後には実力の伴わない自称「勇者」は掃いて捨てる程いた事だろうし、ノヴァくらいの才能が有ればそういう状況に苛立ちを覚えていたのも無理はない気もする -- 名無しさん (2021-09-11 10 53 13) 小生意気な初期のノヴァを完璧に再現した見事な演技だった…というか思った以上にマヒャドの出力高くない…? -- 名無しさん (2021-09-11 12 05 12) かませって程扱いはひどくはないがノヴァが倒したネームドキャラがいないせいで妙に扱いが悪く感じる、普通にこいつがザボエラ倒してもよかったのでは -- 名無しさん (2021-09-11 13 17 37) ↑クロコダインの立場がなくなる -- 名無しさん (2021-09-11 14 02 54) この絶妙に応援したくなっちゃう感じがいいよね アニメ版の演技の「ちくしょう…」が迫真すぎてホント好き -- 名無しさん (2021-09-12 00 52 39) 北の勇者(ローカルヒーロー) -- 名無しさん (2021-09-12 00 55 15) 不倫さえ無ければポップやヒュンケルもあり得たろうに…本当バカやったよな… -- 名無しさん (2021-09-21 13 03 24) ↑不倫って何の話だ?どこかへの誤爆? -- 名無しさん (2021-09-21 13 07 27) ↑中の人の話かな? -- 名無しさん (2021-09-21 13 45 15) 強さに慢心してただけで基本的には善人なのに、一部ででろりんよりクズ扱いされてるのヒデエ…ダイに因縁つけたせいか? -- 名無しさん (2021-11-17 10 06 24) ↑原作派はクズ扱いしてる人いないと思うけど。原作未読アニメ勢ならまあポップハドラーなんかも通った道だよね -- 名無しさん (2021-11-20 20 45 45) 才能もあり、努力もしている。だが、良き師匠に恵まれなかった……アバン先生が師匠で鍛錬していたら、最終盤でも一線で戦えてたのは間違いないと思う -- 名無しさん (2022-02-26 23 51 35) ダイへの読み聞かせが主だけどなんやかんやアバンの書を読んでるんだし、アバンストラッシュまでは無理でもコツをダイに教わっての大地斬と海波斬くらいは会得出来そうな気がする -- 名無しさん (2022-03-03 12 34 37) 「もうひとりの勇者」 -- 名無しさん (2022-05-07 16 30 01) (途中送信失礼)原作にもあったけどいいサブタイトル・・・ -- 名無しさん (2022-05-07 16 35 36) ↑勇者を自称していた自信家の少年がたくさんの人と出会い本物の勇者になった感慨深いタイトル -- 名無しさん (2022-05-07 17 48 39) 魔界の名工ロン・ベルクが200年の歳月を要しても完成できなかった星皇剣を、ノヴァが生涯の間に完成させる事が出来たなら極めて大きな偉業となるな -- 名無しさん (2022-05-14 16 46 17) 令和アニメで生命の剣の触媒が、足元に転がるへし折れた剣の先を握る描写に変更された。先に倒れた者の無念をノヴァが引き継ぎ、後に続く者へとバトンを託す……というような解釈もできなくはない、なかなかにエモいアニオリである -- 名無しさん (2022-05-15 18 01 19) こいつの場合、師匠の質より、モブ兵士の中一人だけ主力のワンオペ対応モードやってたのと、ノヴァが関わらないところで負け戦食らってメンタル折られてるのがでけぇ。育成自体は、ルーラをちゃんと覚えてるあたり、ポップより心構え出来てるんよね。 -- 名無しさん (2022-06-14 14 01 21) ↑2 単に親父の剣を折るのが問題視されただけのような気もする -- 名無しさん (2022-06-14 14 27 18) 「巨大なオリハルコンの塊が意思を持って防御に集中してくる」って冷静に考えるとひどい状況なんだよなw -- 名無しさん (2022-06-14 14 42 42) 最初は傲慢なやつだけど後から改心して成長するキャラの典型だよな -- 名無しさん (2022-07-10 12 44 15) クロコダインやマアムよりこいつバーンパレスに連れて行ったほうが役に立ったろ -- 名無しさん (2022-10-02 18 32 42) ↑ミストバーン相手じゃ大して変わらないし、それ以上に地上が終わる -- 名無しさん (2022-10-02 20 10 51) その2人は地上に居ても役に立たない・・・。そう考えるとノヴァはその2人よりも有能まである -- 名無しさん (2023-01-13 23 58 56) 目まぐるしく変動する地上の状況全部に対応できるのがコイツ以外だと最早アバンかポップぐらいしか残らないという超有能。大口叩いてるようにも見えるけど魔界の魔物相手に消耗なく立ち回れたり黒の核晶凍も凍らせる事自体は苦も無く成し遂げてるあたり大口叩いてるどころか謙虚にすら思えてくる水準なのよね。 -- 名無しさん (2023-04-30 00 12 20) ロン・ベルクとノヴァを消耗させて地上に留めたザボエラのナイスアシストがここにも光る -- 名無しさん (2023-06-18 01 54 15) 名前 コメント
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登録日:2011/04/23 Sat 21 55 15 更新日:2024/04/18 Thu 05 28 06NEW! 所要時間:約 30 分で読めます ▽タグ一覧 ど根性 もう一人の主人公 アバンの使徒 コメント欄ログ化項目 スケベ ダイの大冒険 ハチマキ バンダナ ブラックロッド ヘタレ ヘタレ→漢 ポップ ムードメーカー メガンテ メドローア 勇気 勇者ダイのパーティー 勇者一行 声優の本気 大魔道士 家出息子 平凡→チート 愛すべきバカ 所要時間30分以上の項目 昔から天才だよ 最高の友達 最高の相棒 最高の脇役 死んだと思ったら生きてた←というか一回ガチで死んだ 死神も認めた作中一番の成長度 真の主人公 編集に殺されかけた男 臆病で弱っちいただの人間 臆病者 自爆 苦悩の連続 豊永利行 豊永利行の本気 足手まとい→欠かせない仲間 鈍感 閃光のように 難波圭一 魔法使い よしてくれよ… おれはれっきとした人間だぜ… 臆病で弱っちい…ただの人間さ…!! 漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の登場人物。 声 難波圭一(1991年版)/豊永利行(2020年版) 目次 【概要】 【人物像】 【戦闘能力】 【パラメータ】《主な使用呪文》★既存呪文 ☆漫画オリジナル呪文 《装備》武器 【人間関係】 【人気投票】 【セリフの一部抜粋】 【概要】 物語の最序盤、主人公のダイを勇者に育成するべく現れたかつての勇者・アバンに付き従って初登場する兄弟子。 復活した魔王ハドラーから自分達を守る為にアバンが死んで以降に始まるダイの冒険に、 最後まで誰よりも長く付き添う名実共に最高の相棒であり親友。 ちなみにポップは15歳、ダイは12歳。 【人物像】 明るくお調子者でスケベ、熱くなりやすく涙もろいなど、非常に人間味溢れる。 当初はヘタレで見栄っ張りで口だけの逃げ出し野郎であったが、『ひとかけらの勇気』を持った後はそれらが消え失せてパーティーのムードメーカーとなる。 もともとは田舎の武器屋の息子として生まれたごく平凡な少年。 厳格な父親と退屈な村に嫌気が差していた折に村を訪れたアバンに憧れ、家出同然のていで村を離れた。 旅の序盤から仲間になるマァムには好意を抱いており、ポップが窮地に立ち向かえたのは彼女の力になりたい一心に拠るものもある。 そうして仲間の為にと頑張りつつも、いつまで経ってもマァムには自分の想いを告白する勇気は持てなかった。 それが後に大きな苦悩に繋がるのだが、詳細はミナカトールのエピソードを参照。 なお他人から自分に向けられる好意にはひたすら鈍感。 恋愛感情だけではなく、同性からの敬意に対してもそれは同じ。クロコダイン、バラン、ハドラーといった面々は、ポップの心に打たれて改心し、 付き合ううちにさらに彼への評価を上げていくのだが、本人は全く気付くことなく自然体でいるだけであった。 前述したとおり、ポップは臆病で平凡な少年である。 周囲の仲間がいずれも特別な出自を持つか多大な功績を打ち立てた「特別な人間」ばかりであるのに対し、ただ一人自分だけが何の取り得もない平凡な一般人である…という事にずっと思い悩んできた。 ダイの勇気に励まされ、マァムへの想いから力を振り絞り、ヒュンケルの不敵さに対抗心(と同時に憧れ)を抱きながら。 そうしていく内、最終的にポップは次第にパーティーには欠かせない程の存在にまでなった。 師のマトリフは「お前がすべてに恵まれた人間だったら、ここまではならなかった」と平凡な出自でありながら努力を重ねてきたことを評価され、当初は「こんな弱そうな魔法使いは見たことがない」と言われていたのが最終的には「自慢の弟子」と言って苦悩するポップを最終決戦へと送り出した。 最終的に自分がただの人間であることを誰よりも自覚したその上で、強敵相手にも強かに立ち回れるようになる。 「勇気」の使徒として完全に覚醒してからは並の魔法使いでは束になっても敵わないほどの絶大な魔法力を獲得。 普通の人間では間違いなく劇中最強クラスであり、魔法を無効化する装備持ちのヒュンケルでさえ「今のポップに勝つのはオレとて容易ではない」と言わしめた。 彼の「勇気」はかつての仇であったハドラーの心を動かし、あの大魔王バーンでさえも、ある種の敬意を抱いた程であった。 誰よりも強く恐怖を持っており、だからこそそれを乗り越えて行動する勇気の心を誰よりも大きく養った。それがポップである。 原作を担当した三条陸によれば、「ダイとのW主役であり一般人の人間代表。そして『勇者』であるダイができないヘタレでスケベで臆病なみっともない行いをさせて、そんなダメ男が冒険の中で成長してダイすらも挫ける困難に立ち向かっていく」というキャラ性、「すごい事が出来る事がすごいのではなく、時に挫けても、それに負けず頑張る事が凄いのだ」と言う信念、当時読者アンケートでトップを独走していた「ドラゴンボール」を意識して主人公以上にサブキャラが奮闘する漫画を目指し、「クリリンでもがんばればピッコロ大魔王に一矢報いることができる。普通の奴だってがんばったらすごいんだ」と言う主張によるもので、ポップはまさにそれを体現する「普通の読者」視点の「主人公」であった。 …そこんとこを編集に話しておらず、物語超序盤でとにかく自分勝手なヘタレさを際立たせた(もちろん物語中盤から後半にかけての成長を際立たせるための演出である)ために、編集部の偉い人からは「コイツいらないから早く殺しましょう!(*1)」と進言されてしまったエピソードは有名。 しかし三条が上述のポップの存在意義を説いて編集を納得させたという話はあまり浸透していない気がする(*2)。 しぶとく遠回りの成長を続け、ついには作者の期待に応えてみせたある意味で作者孝行なキャラクターの鑑である。 どんなにヘタレなキャラでも物語に対しては意味があるので嫌わないであげて下さい。 ダイが最終的に「お前は昔から天才だよっ!」と言っていたのはそれはそれである、と言うべきかもしれないが、ダイのこの発言はある場面で活躍したポップ自身が思わず「俺ってやっぱり天才かも…」と自画自賛したことに対する返しであり、最終決戦前にポップがダイに対して自分の戦う覚悟を語った際の「お前は昔から強かったが、おれはそうじゃなかった」に対するダイからのアンサーにもなっている。 同時にそんな自画自賛が許されるほどにまで成長したポップへとダイから送られた最高の賛辞でもある。 というか作中期間が3か月ということを考えれば、ポップの成長力は努力を重ねてきた点を考慮しても天才であると言わざるを得ないだろう。 3か月努力しただけで大魔王と戦える魔法使いがホイホイ出てきたらその方が怖いし、マトリフのライバルが理論は理解しながらも習得できなかったメドローアを習得してみせた時点で既に普通ではない 【戦闘能力】 初登場時点でも既にいくらかの呪文を使いこなし、特にメラ系は最上位のメラゾーマを使える程に得意と、能力だけならかなりのものを感じさせる。 逆にヒャド系はつめの甘さが目立ちそれが後々響くことに…(*3)。 だが臆病な面が強く、強敵を前に何度も怯え、初めの頃は仲間を置いて逃げ出してしまうことも。 しかしその度に何とか自分の足で立ち上がり、実力的にも人間的にも少しずつだが確実に成長していく。 また旅の途中で師事し、師匠と呼ぶようになった大魔道士マトリフの存在も成長に大きな影響を与えた。 マトリフには情けない性根を叩き直され、強力な呪文と、パーティーの中で常にクールであるべき「魔法使い」の立ち位置を伝授された。 これにより敵の挑発に乗って仲間を危険にさらしてしまう自分を省み、冷静に敵を観察して対処する思考と行動を身に付けた。 ちなみに体力は乏しいようなイメージがあるが、ぶっちゃけ周りが化け物級の身体能力の持ち主なのでそう見えるだけで、ポップも大岩を持ち上げたりするなど十分常人離れした体力をしている。 アバンから基礎的な格闘術は学んでいる事もあってか身のこなしもよく、敵の攻撃の直撃を食らう事は意外と少ない。 とはいえステータス的には力の値がパーティー最下位で、あろうことかレオナよりも低い。…ってことはレオナ姫はもっとすごい怪力の持ち主というこtビジュアルとしてはそこそこ以上に鍛えてそうな筋肉が序盤、終盤ともちゃんと描かれており、決してモヤシではないのだが……… 【パラメータ】 単行本のゲーム画面風パラメータより その1 レベル 18 ちから 17 すばやさ 26 たいりょく 46 かしこさ 42 うんのよさ 100 さいだいHP 86 さいだいMP 69 こうげき力 17 しゅび力 17 じゅもん メラ メラミ メラゾーマ ヒャド ヒャダルコ ダイと旅立った頃。 このレベル帯でメラゾーマが使える事と、運の良さの高さが目を引く。 その2 レベル 20 さいだいHP 95 さいだいMP 82 クロコダイン戦直後。 簡易版。 その3 レベル 27 ちから 23 すばやさ 53 たいりょく 65 かしこさ 71 うんのよさ 216 さいだいHP 139 さいだいMP 135 こうげき力 46 しゅび力 44 じゅもん メラ メラミ メラゾーマ ヒャド ヒャダルコ ギラ ベギラマ イオ ベタン ラナリオン ルーラ トベルーラ バラン戦前のもの。 呪文のレパートリーが一気に増えた。 そしてたった9レベルで運の良さが100以上上昇している。 その4 レベル 30 ちから 26 すばやさ 65 たいりょく 71 かしこさ 81 うんのよさ 236 さいだいHP 149 さいだいMP 153 こうげき力 71 しゅび力 52 じゅもん メラ メラミ メラゾーマ ヒャド ヒャダルコ ヒャダイン ギラ ベギラマ イオ イオラ ベタン ラナリオン ルーラ トベルーラ バラン戦後のもの。 ヒャダインとイオラが追加。 その5 レベル 51 ちから 46 すばやさ 163 たいりょく 136 かしこさ 135 うんのよさ 256 さいだいHP 266 さいだいMP 325 こうげき力 106 しゅび力 88 じゅもん メラ メラミ メラゾーマ ヒャド ヒャダルコ ヒャダイン ギラ ベギラマ イオ イオラ ベホイミ ベホマ ベタン ラナリオン メドローア ルーラ トベルーラ いきなり飛んで大魔道士覚醒後。 回復系呪文を習得。MP0の状態から並の魔法使い2、3人分回復できるシルバーフェザーでMPが全快しなかったので、普通の魔法使いは最大MPが100前後のようだ。 そして255がカンストのDQ世界で運の良さがまさかの限界突破。 《主な使用呪文》 ダイの大冒険では、基本的に呪文は契約によって体得する。 マトリフに師事している間にポップは一通りの呪文との契約を済ませている(させられた)。 ただそれらを使えるようになるかは、本人の資質と到達する力量による(下のベギラマやベホマなどが例)。 例として一般的な魔法使いは回復呪文に縁が無く、根っからの戦士はそもそも魔法の才能が無いため、呪文の契約すら成功しない。 つまり、マトリフと出会う時点で賢者に転職可能な呪文使いの素質はすでに備わっていたとされる。 また、呪文に関するスキルとして「両手でそれぞれ別の呪文を同時に発動する」という技能がある。 メラ系とヒャド系の魔法を同時に発動させる必要があるメドローアを使用するために必須の技能(*4)であり、メドローア会得によって得られる副産物…のように見えるが、後述のポップの発言の通り、メドローアを習得してからそれなりの時間が経過した最終決戦になってからぶっつけ本番で行ったという経緯から、メドローアを使えたからと言って両手でそれぞれ別の呪文を同時に発動できるわけではない模様。 つまりこの点に関してはメドローアよりも高等な技術。(*5) 魔界の神を名乗るバーンでさえもポップの技を見て初見だったらしく感心していた(*6)ほどで、これをできる魔族は少なくとも魔界には皆無の様子。 作中ではマトリフがベギラマを撃ちながらキアリーを使う場面くらいしかなく、ポップは最終決戦にて「師匠がやっていたのを一度見ただけだが、今の俺でももしかしたらできるのでは」と言うぶっつけ本番で終盤でイオラとブラックロッドへの魔力注入を同時に行っているのみだが、作中終盤のポップのレベルなら習得している呪文ならほぼどれでも組み合わせて発動できると思われる。(*7) ロトの紋章のポロンの「合体魔法」と比較される事もあるが、あちらは2つの魔法を合体させて放つので厳密には異なる(*8)。(*9) また、呪文というよりは魔力使用の応用と言った類だが、「魔力を集中させた指先で呪文を直接分解する」という大魔王すら驚愕した離れ業を終盤で披露している。 これにより分解された呪文は何の効果ももたらさずその場で掻き消えてしまう、純粋な無力化である。これはマトリフですら使っていないポップ独自の技術である。 作中では一度しか披露されていない技だが、その一度が絶大な威力を誇る真バーンのカイザーフェニックスの分解であり、技術レベルとしてはほぼどんな呪文でも分解できておかしくない。 アバンストラッシュなどの同等のパワーで打ち合わせた訳でも、炎に耐性のある超魔生物の肉体で握りつぶしたのでもなく、純粋な技術のみによる「テクニカルな分解」である。 ポップが「何度もくらったもんなあ…」と述懐していることを併せると、この少年に同じ呪文を何度も見せてしまうと、ある時突然あっさり対策され、ワナに使われてしまうという事を意味する。大魔道士に同じ呪文は二度も通じぬ 自身の必殺技が傷一つ与えられずに無効化されてしまったことにはバーンですらドン引きしていたそりゃ天才って言いたくなるわ。 作中で大魔王バーンが驚愕の表情を見せたのは、長い神々や魔族の歴史の中でもただの1度も例が無かった「竜の騎士の紋章を同時に2つ所持し、それを両方とも全開にする竜魔人」を見た時と、この時だけである。 ★既存呪文 メラゾーマ 火炎系呪文の最上位。 何とポップは初登場時点で既にメラゾーマを習得しており、読者を驚かせた。当然、序盤では主力となる。 魔王軍では幹部格や妖魔士団の上位クラスなら当然のように使えるが、旧魔王軍の幹部ブラスはメラミ止まりのようなのでポップの優秀さが分かる。 大魔王バーンのメラに打ち負けたエピソードは有名。そんな大魔王のメラゾーマが後にポップにあっけなく分解されてしまうのは痛烈な皮肉といえなくもない。 ヒャダルコ 中級の氷系呪文。 前述の通りメラ系を得意とするポップは、これをあまり使わなかった。 最初は海の大波を凍らせたと思ったら、表面を叩いたら割れて水が流れ出るという程度の威力で、アバンに「詰めが甘い」とダメ出しされている。 その後も「メラ系に比べると苦手」と言う特徴を引きずっており、メラ系とヒャド系のエネルギーを過分なく合成させる必要があるメドローアの制御ではいつもヒャド系のエネルギーが少なくなりヒャド系を出す方の手がコゲてしまう要因にもなった。 物語終盤ではメドローア自体の熟練により上記のような片手コゲは無くなっており、 ヒャダルコ自体もレオナの同呪文では触れる事すらできずに外周で弾かれてしまう程のキルバーンの殺しの罠「ダイヤの9」の中心点を内側から押し返して支えるほどの威力を持つようになった。 ギラ 初級の閃熱呪文。 メラ系が純然たる炎であるのに対し、ギラ系は熱エネルギーのビーム砲をぶつける呪文といった感じ。 習得難易度が高いらしく、メラゾーマを扱えるポップですらヒュンケル戦まで使えなかった。 バラン戦後は竜の血による復活でレベルが上がったためか、2cm程度しかない花びらの中心に花びら全体を燃やしてしまう事無くギラで穴を開けるほどの収束とコントロールを見せている。 ベギラマ 中級の閃熱呪文。 バルジ島の2度目の攻防戦で、炎魔塔の破壊に赴いた際にハドラー率いる魔王軍と遭遇してしまい、土壇場で力を振り絞ったことで使えるようになった。 初使用の時点でハドラーの同呪文を上回る威力を発揮している。 基本的に片手で使うが、シグマ戦ではメドローアの構えで両手を使ったベギラマを使用している。この描写からうまく威力を調整すればメドローアと見た目が殆ど変わらないらしい。これは2020年版のアニメでも表現された。 イオ 初級の爆裂呪文。 目標に当たると爆発する光球を放つが、初披露時は零距離でガルダンディーを爆死させた。 バーンパレスのミストバーン戦ではマァムに攻撃の隙を作るために手数重視で連発している。 イオラ 中級の爆裂呪文。 中盤からよく見られた。 威力は高いが、終盤の強敵には牽制として使われる事が多かった。 メガンテ 自己犠牲呪文。命と引き換えに強大な破壊力を叩きつける。 本来は僧侶の呪文であり、神に祝福された僧侶なら蘇生する可能性があるが、それ以外の者が使った場合、蘇生できない上、場合によっては全身が砕け散って欠片すら残らない事さえあるとされている。 呪文そのものは非常に簡単で、メガンテを使う事だけなら何らかの魔法が使える者なら誰でもできるとされている。僧侶専用呪文であるのは上記の蘇生にまつわるリスクの問題。 ポップと、同じ呪文を使ったアバンの両方に共通していた呪文発動のための動作として、対象のこめかみに自身の両手の指を4本突き刺してヘッドロックするというものがある。 指なんか無い爆弾岩の存在を考えると呪文の発動に絶対必要な動作と言う訳ではないと思われるが、この指が「全生命力を込めた」ものであるが故に、 殆ど全ての呪文を弾いてしまう竜闘気を纏う竜魔人相手でもそれを貫いてダメージを与えられる可能性がある呪文となっている。 実の父であるバランにダイが記憶を奪われた際、無防備なダイを守る為にバランに使用。 上記の通り生半可な呪文は一切通じないバラン相手でも通じる可能性がある呪文として決死の覚悟で使用され、 実際にポップの全生命力が込められた指は竜闘気を貫通してバランのこめかみに突き刺さり、竜魔人の力をもってしても振りほどく事ができなかった。 メガンテ発動の瞬間に僅かに指の力が緩んだ事により、発動の直前で手が振りほどかれてしまいメガンテは不発に終わってしまうが、 それでもバランは竜闘気の上からダメージを受けており、またその衝撃でダイの記憶は蘇る。 ダイに撃退されたバランはポップに感銘を受け、去り際に自身の血を飲ませた。 上述の通り本来ならば僧侶でない者がメガンテを使ったら肉体自体が残らないのだが、 メガンテが半端な発動で終わっていたことが逆に幸いし、ポップの肉体は破損することなく残っていたため、バランの血の力と自身の精神力が相まってポップは蘇生することができた。 ルーラ 瞬間移動呪文。行った事のある場所に移動できる。 目的地のイメージが必要なので、行けるのは自分で行った事がある場所に限られる。 とっさの時など、明確なイメージ無しで使うと自身にとって最も思い出深い場所に勝手に飛ぶ。 ポップの場合は、マァムと初めて出会った森の中。 応用として、その場から見える範囲であればイメージはできるので、厳密に行った事がある場所でなくても行ける(例:向かいの崖の上など)。 瞬間移動とは言うが、ワープ的に消える→現れるのではなく、あくまで高速移動の一種なので、洞窟内や密室などの閉所から飛ぶには壁を破るなどして穴を開けなければ出られない。 また、瞬間移動ではないのでルーラによる飛行を追跡する事は理論上可能だが、少なくともトベルーラでは到底追いつけないほどの速度が出る。 さらに術者のレベルによって飛行速度にも差があり、同じルーラでも完全覚醒前のポップのルーラではミストバーンやキルバーンの本気のルーラには追いつくことはできない。不慣れな内はよく着地を失敗していた。 初期のポップは敵を派手に倒す攻撃呪文にばかり目が行っていた節があり、ルーラなどの補助呪文を軽く見ていたが、マトリフに「お前がルーラを使えていたら燃え盛る気球から容易く仲間を救えたのが分からんのか!」という叱咤によって考えを改めさせられ習得に至った。 ベホマ 回復呪文。大魔道士(賢者)に覚醒して使用可能になる。 シグマ戦ではこの呪文によって不死身かと思わせる耐久力を演出していた。 それ以外でも、戦闘の合間には魔法力総量の差からか、マァムではなくポップが回復を担当するようになっている。 なお、バーンパレスの中でそれで回復してもらっていたダイは、「ポップに回復してもらうのはなんか変な感じ」と贅沢な文句を言っていた。 ザオリク(級のエネルギー) 詳細不明。 勇気の魂の力に覚醒すると同時に放出した魔法力の光。 ザボエラの猛毒にやられて死の淵にあったメルルを一瞬で全快させた。 何の回復呪文か、そもそも呪文であったのかすら定かではないが、 レオナには「ザオリク級のエネルギー」と形容された。 ザボエラの毒はあのマトリフでさえ解毒に手こずる代物だが(とはいえ毒の種類が違うと思われるので一概には言えないが)それを一瞬で回復させるあたり、ポップが師を上回る魔法力を身に着けたと考えられる。 ☆漫画オリジナル呪文 マホカトール 破邪呪文。地面に五芒星を描いて魔力を込めることで、魔法陣の内側の邪気を払う。本来は賢者クラスの専用呪文。 クロコダイン戦で、邪気にあてられたブラスを正気に戻すために使用した。 マジカルブースターの欠片を使い、火事場のバカ力でやっとこさ発動できたものであり、普通はポップが取り扱える呪文ではない。 単行本のQ Aによると、呪文の契約自体は済ませているとの事なので、大魔道士となったポップならば今後のレベルアップ次第では会得する可能性はあるかもしれない。 ラナリオン 雨雲を呼ぶ呪文。呪文が効かないヒュンケルとの対抗策としてライデインを使用するためにレベル不足のダイを補助する目的で契約、使用した。 魔法力の消費が大きい(*10)上に発動に時間がかかるにもかかわらず、これ単体ではあまり用途が見当たらず、後にダイがライデインを使いこなせるようになったため、この呪文の出番はなくなってしまった。 ポップの話からすると昼夜を逆転させるラナルータと同系統の呪文であるらしく、ラナリオンは天候操作呪文としては下位に当たるらしい。 トベルーラ 飛翔呪文。 ルーラとは違い、必要な距離だけ任意で飛行する呪文。いわゆる舞空術 移動用としても使えるが、翼を持たない生物が空中戦に対応するために使われる事が多い。 ルーラと同様に術者のレベルによってより速く飛べるが、 ルーラと根本的に速度が違うので、よほどかけ離れた格下相手でない限りルーラにトベルーラで追いつくことはできない。 魔法力消費もルーラより少ない(*11)が、これは定量消費のルーラと違ってトベルーラは飛んでいる間消費し続ける継続消費タイプなので、長い距離飛び続けると消費量はルーラを上回る事もある。 当然、途中で魔法力が切れれば落下する。 ベタン 重圧呪文。 マトリフより伝授された、強力な代わりに燃費のやたら悪い呪文。 円形の広範囲に強力な重力場を発生させ、範囲内の敵を圧死させる。 魔物の分類としては最上位であるドラゴンを3匹まとめて倒す威力がある。 しかし広範囲を攻撃する呪文であるためか、単体の強力なボス格相手には有効なダメージを与える描写がなかった。 というか、ドラゴンを3匹まとめて圧死させる威力の呪文を受けても、膝すら付かずにそのまま歩いてくるバランの異常な強さを演出した。 燃費の悪さもあり、中盤以降はメドローアに出番を奪われ気味で、最終的には3回しか使用されなかった(新アニメ版では修行の一環で自分にベタンを撃ったりしているシーンが追加された)。 ちなみにこの呪文、後のドラゴンクエストモンスターズジョーカー2に逆輸入され、某ゲームの重力呪文と類似の効果に設定された。 また、空中に存在する対象には重圧効果が満足に発揮され難いという欠点もある。 飛来する闘気技や呪文にも効力を発揮するが限度があり(*12)、敵が地面に近いほどに効力を発揮し易い呪文らしい(*13) 五指爆炎弾(フィンガーフレア・ボムズ) メラゾーマを5本の指先から同時に放つ呪文。 フレイザードからパクった(と言っても直接見たわけではなく、話に聞いただけである)。 前述のベタンが広域を攻撃する呪文なら、こちらは敵単体に有効打を与える必殺技であると言えよう。 実態は禁呪に近い負担を強要するシロモノで、人間が使うと寿命すら縮みかねないのだが、 その事実を知ってからもポップは「寿命が縮んでもいい」と使用に踏み切った。 ちなみに最初に使用した際には同時に3発が限界だったが、後に5発同時発射に成功。 しかしポップの身体に大きな負荷をかけ、連射が利かないため後が続かないという欠点が残り、更にザボエラの集束呪文による10発近いメラゾーマでもオリハルコンには歯が立たなかった事から、2度しか使われずに後述のメドローアに役目を譲る。 メドローア 極大消滅呪文。マトリフに教わった必殺の切り札。 メラ系とヒャド系のエネルギーをスパークさせ、オリハルコンを含めたあらゆる物質を対消滅させる光の矢を放つ。 詳細は項目を参照。 《装備》 異様に旅人の服の物持ちがいいのと、旅人の服と輝きの杖以外の装備破損率が異様に高い(ポップが自ら壊した形になった例もいくつかある)のが特長。 なお、本編では常にバンダナを鉢巻のように付けているが、これは5歳の頃から身に着けているお気に入りのもの(つまり特に戦闘用ではない)。 記憶喪失になったダイに手渡したため、バラン編の後半からハドラーの襲撃を受けるまでは身に着けていなかったが、その後ダイから返却されたようで以後は肌身離さず身に着けている。 アバンのしるし アバンが教え子たちに卒業の証として贈る青く透き通った涙滴形のペンダント。 『輝聖石』という貴重な石を磨き上げて呪法で凝縮したものであり、その製法はアバンしか知らない。 完成させるには時間がかかるが、呪文の効果を増幅させる「輝石」と、魔法力を蓄積する「聖石」の特性を併せ持ち、聖なる力を高めて邪を退け、敵から受けるダメージをある程度減らし、持ち主の力を高める効果がある超一級品のアイテム。 ヒュンケルがチェーン部分でラーハルトの槍を受け止めていたり、チェーン部分も含めて地味に耐久性も高い。 後、他の4人は光ったのに、ポップだけ光らず(あれだけ光ってもおかしくないことしてきたのにもかかわらずである)一度は闇に落ちたヒュンケルですら光ったこともあり、「ポップにだけ厳しい」と言われがち。 布の服 初期装備。 緑色を基調として、胴体部分の前面に白黒で文様が描かれている。アバン先生の服の左胸にも同じ文様があるので、ジニュアール家の家紋と思われる。 クロコダイン戦後に旅人の服に装備替えされたが、捨てたわけではなく、マジカルブースターと同じく、ロモス王国に預けてある。 旅人の服 クロコダイン戦後に、ロモス王から授けられた服。 布の服とよく似ているが、文様が異なっており、裾も短くなっている。 マントやオーバージャケットなど、追加装備はいくつかあれど、基本的にポップの鎧は最後までこれ。 ただの旅人の服のはずなのにカイザーフェニックスとフェニックスウイングで反射されたポップのイオ系呪文を同時に食らってやっと破けるという異常なまでの耐久性の高さを誇る。ロモス製の旅人の服の丈夫さは世界一ィィィィーーーーッ! ……流石にいくらなんでも素の耐久力でこれとは思えないので、描写されていないだけでスカラやフバーハ(に近い呪文)で補っているのかもしれないが。 また、メガンテを撃った後にメルルに補修して貰ったり、メドローアの訓練中に焦げてしまったりとさすがに破けるまでずっと無傷で済んだわけではない。 アバンがメガンテ撃った時は服が完全に破れていた事を考えると補修程度で済んだヤバさがよくわかる 魔導師のマント フレイザード戦後にマトリフから譲られた防具。彼の現役時代のお下がり。 バラン戦においてメガンテを撃つ際、目くらましに使用して破かれてしまった。 へんなベルト 魔導師のマントに付属していた呪いのベルト。 バックル部分にマトリフの顔が象嵌してあるという嫌なデザインで、 ポップは「これだけはいらない」としてバックルだけ外そうとしたものの、なぜか外せずそのまま使い続けることになった。 令和版のアニメではデパートで好事家から500Gで売ってほしいと言われたが、外せなかったため売ることが出来なかったというアニオリのシーンがある。やっぱり呪われてんじゃねーか! 一応ポップの装備の中では最後まで無事だった ちなみにこのベルト、リアルドラゴンキラーオークションで商品の一つとして出品されている。こっちは呪われたりはしません。 パプニカの法衣 ハドラー親衛騎団との戦いを前に追加された装備。 一種のオーバージャケットで、旅人の服の上から着る。 パプニカ産の布で作られているために魔法に強く、メドローアを使っても片手が燃えることはなかったが、 バーンが放ったメラであっという間に燃え尽きてしまった。しかし旅人の服は無事。不思議! 武器 マジカルブースター 初期装備。 長さ20~30センチほどの杖で、先端に魔法の威力を増幅する魔法石が埋め込まれている。 クロコダイン戦で、マホカトールを発動するために魔法石を砕いてしまい、お役御免となったが、 アバン先生からもらった思い出の品であるため、捨てたりはせず、バーン討伐の後に引き取りに行くとの約束で、ロモス王国に預けた。 魔法石が非常にもろいため、打撃武器としては全く使えず、数値上の攻撃力は0。 旧アニメの劇場版「起ちあがれ、アバンの使徒」では、ポップがマジカルブースターをもらった経緯が明かされる。 ポップがアバンに弟子入りしたての頃、魔法を操って女の子にモテようと企んでおり、アバンが眠っている間に勝手に持ち出し、女の子達の前でメラ系呪文を発動して気を引いた。 だが調子に乗って上位呪文を発動した結果、制御できずに周囲の草原に引火してしまい、駆け付けたアバンのヒャダルコで事なきを得る。 叱られると思っていたポップだったが、アバンは笑顔で「それはあなたにあげましょう」と言い、「見栄を張る道具ではない、人を助ける時、自分以上の力が必要な時に使う事」「魔法は生半可な気持ちで使ってはいけない、良い勉強をしたでしょ」と教えるのであった。 そして前述の通り、ブラスを助けるためにマホカトールを使うという「人を助ける時、自分以上の力が必要な時」に役立ったというわけである。 魔法のステッキ クロコダイン戦の後、旅人の服共々ロモス王から下賜された武器。 ブラスが持っている杖に似たシルエットだが、杖の先端に宝玉がはめ込まれており、原作ゲームの「魔導士の杖」の要素も入っている。 ヒュンケル戦前の特訓シーンにおいて、ダイがライデインを撃つ時の標的にも使われた。 輝きの杖 フレイザード戦後に、マトリフから授けられた武器。 彼が若い頃に使っていたもので、特殊警棒のように伸縮できる。 ポップは武器を入手後早々に壊してしまう事が多いが、これは死の大地で一度紛失したもののチウに回収されて再び使われた上に最後まで無事だった。 のちにゲームにも逆輸入された。 羽ばたきの杖 輝きの杖を紛失したため、ハドラー親衛騎団との戦いを前に用意された杖。 初陣早々、フェンブレンに先端を切り落とされてしまった挙句、直後に輝きの杖が再びポップの手に渡るというオチがついた。 杖の先に鳥の彫刻がついている優美なデザインだったのだが、あるいは描くのが面倒だったがために早々に退場したのかもしれない。 ブラックロッド バーンに敗走した後、ロン・ベルクから授けられた武器。 魔力を打撃力に変換する機能がありポップは「光魔の杖と同じ」と評したが、光魔の杖からだいぶ時間が経っているため、セーフティなり燃費の向上なり、何らかの改良が施されているものと思われる(*14)。 さらに、持ち主の意思に応じて自在に形を変える特性を持ち、如意棒のように伸ばしたり杖頭を槍に変えたりできる。 無意識に籠めただけの魔力で巨大な岩に突き刺さるほどの威力を見せ、シグマ戦ではシャハルの鏡を弾き飛ばしたりシグマの腕を壁に縫い付けて拘束したりと様々に使われたが、バーン戦で天地魔闘の構えを破るための囮に使われ、カラミティエンドで叩き折られてしまった。 ただし、設定上の攻撃力は実はたったの60しかなく、本編の理力の杖(55)と比較してもその差はわずかである。 もっとも、そこそこの打撃力はあれどシグマのオリハルコンボディにダメージは与えられていない辺り、そこまで不自然ではない数字とも言える。 どちらかと言うと純粋な攻撃力よりは、変形による応用力の高さと燃費の良さに重点が置かれた武器なのかもしれない。 連載期間としては割と長く装備しているし、活躍もしたが、作中期間だと実戦では1日足らずでぶっ壊されたと言うとちょっと悲しい武器。 まあロン・ベルク製なので普通に自己修復して戻ってきてそうだが。 ポップは杖を打撃武器ではなく、魔法の補助に用いることが多いため、こちらは打撃用武器、輝きの杖は魔法の補助用、と使い分けていた。 シャハルの鏡 ハドラー親衛騎団のシグマが持っていた盾。 マホカンタ同様、呪文を反射する効果がある伝説の武具。 シグマの胸部装甲に仕込まれているが、彼の体の一部ではなくそれ自体が単独のアイテムであるため、彼が死んだ後も消滅することはなく、ポップに託された。 一応盾に分類されるが、ポップの腕力では盾として使うには重すぎたため、服の中に入れて胴体に装備していた。ちなみにシグマも、手に装備するよりも胴体に装備する事が多かった。 バーン戦で天地魔闘の構えを破るために使われ、フェニックスウイングで反射されたポップのイオ系呪文とバーン自身のカイザーフェニックスを同時に反射する最後の一手になる。 しかし常識外れの威力を誇るカイザーフェニックスにさらにプラスαした負荷がかかったせいか、その一度の使用で砕け散ってしまった。 それなりに厚みがあるのにこれを付けているポップの体型に全く変化がなかったのはツッコミ禁止。大きさ変わる機能があったのかもしれないし 【人間関係】 ジャンク 父親。 根っからの職人気質で、厳格な性格の頑固おやじ。性格が正反対なこともあってポップは彼を大の苦手としている。 ポップが里帰りした直後にも、ポップをボコボコにした。 もっとも、これに関しては村を訪れたアバンに憧れ勝手に家を飛び出した挙句、1年以上も音沙汰無しだったのだから、この仕打ちも当然と言えば当然と言える。 かつてはベンガーナ王国に仕えており、王宮でも随一の鍛冶屋だったが、威張ってばかりの腰抜け大臣をぶん殴って辞め、現在は妻のスティーヌと共にランカークス村で武器屋を営んでいる。 過去の経緯から、似た経歴を持つロン・ベルクとは気が合う友人であり、酒飲み仲間でもある。 ポップと殆ど同じ髪型をしており、ポップの髪質は父親似のようだ。また、その気質もポップに全く受け継がれなかったわけではないようで、ダイにライデインを習得させた際のスパルタ式の特訓にその一端がうかがえる。 スティーヌ 母親。 夫とは反対に繊細で慈しみ深い性格の女性。顔立ちを見るにポップは母親似のようだ。 ポップが家出するきっかけを作ったアバンのことを恨んでいたが、後に成長して立派になって帰ってきた息子の様子を見てアバンに感謝するようになった。 幼少のポップに彼女が言った言葉は後にポップ自身を、そして心が折れていたダイを立ち上がらせた。 ダイ 弟弟子にして無二の親友。デルムリン島出発から最終決戦まで常に共にあった。 ダイのひたむきさが甘ったれなポップの奮起を促したと同時に、ポップの献身が人間と竜の騎士の狭間で揺れ動くダイの支えにもなっていた。 親(ダイの場合はブラス(*15))から期待された将来が嫌で仕方なかったという密かな共通点もある。 アバン 生涯の師。 性格上ポップに適切な教育ができず困っていた(*16)面もあったが、 終盤で再会してからは知略面において自分の後継者と見込むほどにポップを買っていた。 最終的にはアバンも自信をもって「自分以上のきれ者」と断言するほどになる。 新アニメ版では魔法の才能を見出し、魔法使いへの道を歩むきっかけを与えている。 マトリフ 第二の師。 ポップにとって「先生」はアバンだけなので、マトリフに対しては「師匠」と呼ぶ。 甘さが抜けなかったポップにスパルタ式の特訓を施し、本物の実力を身に付けさせると同時に、パーティーにおける魔法使いのあり方を説いた。 彼がポップに最初に習得させた呪文はどんな攻撃呪文でもなくルーラであるというのは、魔法使いがどんな存在であるべきかという彼の理念の表れでもある。 初対面での評価は「あんな弱そうな魔法使い初めて見る」「自分が何とかしてやらんと死ぬ」と散々だったが、最終的には自分の全てを不足なく受け継いでくれたポップを「自慢の弟子」と胸を張って送り出すほどになった。 師弟だけあって仲間のために己の命すら顧みない点はポップとよく似ているが、それ以外の意外な共通点として上記した通りポップも実は教育方針がスパルタ式だったりする。あと自重しないスケベなところも。 マァム 姉弟子にして恋する相手。バラン戦後はその恋心を利用されて、危うくパーティーが全滅するところだった。 普段はその怪力ぶりを茶化したりするも、根底には彼女への抑えがたい恋心がある。それはそれとして普段から肢体をじっくり鑑賞しており、単行本のQ Aコーナーではスリーサイズをズバリ推察してフルボッコにされたり、嬉々としての覗き行為に及んだりしている。(*17)。 新アニメのポップの中の人的には「結婚しろ」「気が強いのがいいぱふぱふ担当キャラ」 ポップは一目惚れだったが彼女のために強くなろうと必死だった。しかしマァムも「ポップに負けたくない、助けられてばかりじゃ申し訳ない」事を武闘家に転職するきっかけの一つに挙げている。 反面、恋愛事ではポップの態度とマァムの鈍感さで上手く行かず、最終決戦前夜やミナカトールではぎくしゃくする事に。ヒュンケルの指摘もあって彼の献身面への見落としを後悔した後にポップからあらためて告白を受けた。 以後は恋心を隠す必要がなくなったことから、言動が大胆になっている。(強引なキスのふりで迫って豚鼻にする悪戯、「未来の恋人タッグの力を見せてやろうぜ」と強敵相手に宣うなど) ヒュンケル 兄弟子にして恋のライバル(ポップが一方的にライバル視しているだけだが)。 三枚目で臆病なポップに対し、二枚目でクールな実力者と、ポップが欲する全てを持っているため、「一番助けられたくない相手」「性格が悪い」とまで評すが、バーンパレスでの殿や戻ってきた時の反応から、それはあくまで建前。 ヒュンケルにとってもポップは大事な弟分の一人で、ポップが孤軍奮闘した際は「お前にしてはよくやった」と言いつつもこっそり「本当によくやった」と優しい表情になっており、ポップを痛めつけた相手には激怒したり、バランにメガンテを使おうとした際は必死になって止めようとする、わざと優しい言葉で発破をかけるなど、ヒュンケルのポップに対する態度も大概ツンデレである。 初期の頃は実力で言えば比べるべくもなかったが、最終的には「今のポップに勝つのはオレとて容易ではない」とまで言わしめるほどになった。 クロコダイン 最初に相対した軍団長。 ポップは親しみを込めて「おっさん」と呼んでおり、クロコダインもその呼び方を快く受け入れている。 また、終盤ではポップの性格も深く理解しており、逃げただけに見えて戦略的判断による撤退だとすぐに見抜いて「逃げの一手」を打つほどにポップを信頼している。 (*18) なお、最終決戦での「おっさんとチウは戦力外か」という評価を「非情」と評されることもあるが、実際客観的に見ればバーンに食いつけるだけの能力がなかったのは事実であり、本人としてもそのように判断するのは不本意な表情であったため、あくまで「魔法使いはクールであるべき」というマトリフの薫陶に従っているだけで、決して本心ではないと思われる。 メルル 時々パーティーをサポートしてくれる占い師。 初対面で「ちょっと美人」ぐらいには思っていたが、それ以上の気持ちを抱くことはなく、彼女が自分に思いを寄せていることには全く気付かなかった。 バーンパレス突入直前に、彼女の挺身で命を救われたことで、ポップは自身の輝聖石を輝かせる。そして復活後はポップとテレパシーで会話できるようになっていた 最終話ではポップ、マァムとともに三人で旅に出る。 まぞっほ ニセ勇者パーティーの魔法使い。作中で互いに知ることはなかったが、ポップの叔父弟子にあたる。 「自分たちは確かに小悪党だが、仲間を見捨てて逃げ出すお前とどこが違う」と突きつけ、ポップの奮起を促す。 ポップが逃げ腰を改める最初のきっかけとなった。 キルバーン 魔王軍の中で真っ先に最もポップを高く評価していた。 「成長度ならダイ以上」「ムードメーカーになりうるタイプなので、真っ先に死んでもらいたい」と評し、個人としての実力のみならず戦略的な真価も見抜いていた。 ただし、ハドラーのようにポップの内面にまで思いを致すことはなく、あくまで「仕留めがいのある獲物」でしかなかった。 アバンに一杯食わされてからは「師匠の方のムカつき加減はそれ以上」と標的を変更し、ポップとの因縁は切れることになる。 シグマ 天敵にして好敵手。 あらゆる呪文を弾くオリハルコンボディに加え、唯一通じるメドローアさえ反射してしまう防具を持つ。さらにハドラー親衛騎団最高の「すばやさ」を活かして先に先に動き、ポップの打つ手をほぼ封じてしまう。 何より、決して油断せず相手を観察・評価して動くという慎重さをも併せ持つため、「敵がザコと思って油断してくれているうちに手を打つ」が身上のポップにとっては最もやりにくい相手。 キルバーンを除けば、最もポップを評価していた敵といえる。 「君は自分で言うよりもはるかに恐ろしい男だ!はじめて相見えた時から私はそう思っていた!!」 壮絶な頭脳戦の末にポップが一枚だけ上回ってポップの勝利に終わったが、シグマもその戦いには満足だったようだ。 ちなみに、作中唯一メドローアの直撃で死んだネームドキャラクター。 バラン ダイの父。 たとえ彼の親であろうと、自分たちの運命を変えてくれたダイを連れ去ろうとすることに我慢がならず、文字通り命を懸けて阻止にかかった。 バランはむき出しの感情をぶつけられ、自爆まで仕掛けられ、さらには死んでからも攻撃を仕掛ける彼の姿と我が子の決意により、その場を辞する。 里帰りした時には、ポップは自分の父と比較して、「俺の親父は、お前の親父と違って理知的じゃねぇからなぁ」と評してもいる。 その頃は竜魔人となってヒャッハーしてるバランの姿の方が印象に残ってるダイは、(理知的…あれが?)と内心でツッコミを入れていた ハドラー 師の仇。 「地獄に落ちてもこの声だけは忘れない」と言うほどの恐怖と怒りの対象。同時に、「残酷だが卑劣ではない」とハドラーの性格面には一定の評価はしていた。 ポップのことは「アバンの周りをウロチョロしていた小僧」程度にしか認識していなかったが、加速度的に進歩する彼に何度も苦杯を飲まされ、 ザボエラと組んでの夜襲に踏み切った時は逆に「見損なった」と評されたことがきっかけで、保身第一の態度を改め、誇り高き武人として生まれ変わることになる。 ダイが当初ハドラーのパワーアップを肉体面の変化を大きく捉えていたのに対し、ポップはむしろ精神面の変化の方に注目しており、ダイに「ああいう吹っ切れ方をしたヤツは強い」と自身の体験を踏まえた上で警告している。 そして最期にはキルバーンの罠「ダイヤの9」の中にダイ・ポップと揃って嵌められるという窮地に陥る。 脱出口を開けるとしたらポップのメドローアで天井を撃ち抜き、穴が開いた瞬間にルーラで飛び出すという方法のみだが、メドローアを撃てるポップは落ちてくる炎を押し返すための全力ヒャダルコで手いっぱいで動けない。ダイはそもそもヒャド系呪文を使えず、ハドラーはダイに全力で敗北したばかりで満身創痍…という手詰まりの状況。 武人として全てを出し切ったダイとの決闘の最期をキルバーンに穢される事を嫌ったハドラーが死にかけの体を動かし、僅かばかりの時間だけ炎を押し留める役をポップから代わり、ポップはメドローアを撃ってダイがルーラを発動、脱出した。 …が、ダイは脱出に成功したが、ポップは最後の力を振り絞って崩れ落ちるハドラーに気を取られてしまい、脱出のタイミングを逃してしまう。 ハドラーは敵であり放っておいても死ぬ自分に何故構ったのかと叫ぶが、ポップは戦いの中で傷つきながらもただ愚直に己を高め部下と共に挑んできた彼を「俺達と何が違う」と吐露。 その言葉にハドラーは感動とポップを道連れにしてしまった後悔の涙を流し、「俺のような悪魔のためにこの素晴らしい男を死なせないでくれ」との思いで魔族でありながら人間の神に祈るほどにポップを認める。 余命幾ばくもない状態になり、一度ダイに敗れてもなおもがき、一生懸命に激しく燃えるように生き抜き、ダイ達の目にその生き様を刻み込んだハドラーは人間と魔族という違いはあれど、間違いなくポップが語る閃光のような生き方を貫いた漢であった。 バーン 最終目標。 初戦では、 得意のメラゾーマ→「…今のはメラゾーマではない…メラだ…」 切り札のメドローア→「…覚えておくのだな これがマホカンタだ…!」 最後のルーラ→「……知らなかったのか…? 大魔王からは逃げられない…!!」 と凡ゆる手を悉く封殺され、更に地上を蓋としか考えていない演説に完璧に心を折られたが、ダイの「魂」の力とフローラから聞いたアバンの話で最後まで足掻く決意をして復活。バーンに怖れを抱いて逃げ出したダイを説く程になる。 直後にミナカトールエピソードで再び心がへし折れるが、持ち直して更にパワーアップする始末 バーンはキルバーンから再三ポップの危険性について説かれていたにもかかわらず、最後の方まで「ひ弱な人間」以上の評価を下すことはなかった。 その慢心から、無敵のはずの奥義を打ち破られ、心を折ろうとした策さえも「関係ない」と一蹴されることになる。 しかしポップに戦いの流れを覆され続け、ついには「必殺」と自負するカイザーフェニックスを素手で引き裂かれる光景を目の当たりにし、ポップに対して戦慄するまでになる。 ポップのいう人間の生き様を理解することは最後まで無かったが、ポップの実力については無意識の内に彼を有象無象ではなく「ポップ」と呼ぶようになるほど思い知っている。 惜しむらくはそれがキルバーンの忠告を受けてではなく、煮え湯を飲まされ続けての結果だったことだが。 余談だが、旧アニメにおいてポップ役の難波圭一氏はミストバーンも兼役で演じていたが、ミストバーンが喋らなかった理由を考えると旧アニメが最終決戦まで続いた場合、難波圭一氏が真・バーンも演じて主人公の親友とラスボスの声が同じで死闘を繰り広げるというとんでもない事になっていた可能性もある。新アニメでは兼役ではないので心配無用。 【人気投票】 第1回 4位。 1位 ダイ。2位 ヒュンケル。3位 アバン。 「せ…先生はともかく、ダイやヒュンケルより順位が下ってのは、どうにも納得がいかねえぞ!!」 第2回 3位。 1位 ダイ。2位はヒュンケル。 「ムフフッ…ジワジワと人気が出てきたじゃねえか、おれも。次はいよいよ1位だな!!」 第3回 2位 。 1位はダイ。 遂にヒュンケルを追い抜き、ダイとも僅差だった。 【セリフの一部抜粋】 対クロコダイン戦 「仲間を見捨てて自分だけぬくぬくと生きてるなんて…死ぬよりカッコ悪りィやって…そう思っただけさ…」 対バラン戦 「ダイがいなけりゃレオナ姫は死んでいた!ダイと戦わなければクロコダインもヒュンケルも悪党のままだった! そしておれはダイに出会えていなかったら、いつも逃げ回って、強い奴にペコペコして、口先ばっかで何もできねえ最低な人間になっていたに違いねえんだ!」 対シグマ戦 「きっ…君は…まさかっ…賢者‼︎?」 「…いや 違うね…! …おれは…賢者じゃねえ…‼︎」 「‼︎?」 …おれは…賢者じゃねえ! 「…なんでだよ師匠。だって師匠は攻撃系だけじゃなくて 回復系とかあらゆる呪文が使えるんだろう? それって立派な賢者じゃねぇか」 「…言葉面が気に入らねえんだよ 〝賢き者〟なんてエラソーでど〜〜も肌に合わねえ。第一 ドスが効いてねえじゃねえか!」 「………タハハハッ…‼︎」 「だからな オレは誰が聞いてもおそれいっちまうようなカッコイイ肩書きを考えたのよ!」 「世界に一人しかいねえ最強の呪文使いの名前! それが…‼︎」 「………大魔道士‼︎」 「……なにっ‼︎?」 「…そう‼︎ おれを呼ぶなら大魔道士とでも呼んでくれっ!!!」 「俺の勝利の女神は微笑まねぇ!…横っ面を…ひっぱたくんだよぉ!!」 「化かし合いは 俺の勝ちだ!」 対バーン最終戦 「お前を倒せば結界が消える。その後で黒の核晶を止めに行く。順番通りじゃねえか。何がおかしい?」 「……へへへっ ついに大魔王サマがおれの名前を覚えたかい……ざまあみろだぜ………」 「…あらぁ…‼︎ この最後の最後へ来てなんかおれツボつかんじゃったみたいっ…‼︎ 何度もくらったもんなぁ…」 「…やっぱ天才…だったりしてね おれ…‼︎」 少しはダイを見習え!! 「……」 「………ダイ…ダイか」 「…あいつ…何年生きれんのかな?」 「やっぱ竜の騎士と人間の混血児だからおれたちと同じ寿命なのかな?」 「それとももっと長生きすんのかな…」 「……なんの話をしている…!!」 「大魔王さんよ…あんたは 何年生きられるんだい。何千年か? 何万年か?」 「それとも死なねぇのか?」 「あんたも…あのヴェルザーって化け物も相当寿命が長ぇんだろうなァ…」 「それに比べたらきっと おれたち人間の一生なんて一瞬の花火みたいなもんだ」 「………………」 「……さっきロン・ベルクの話を聞いててさ…思い出しちまったよ ガキの頃の事を…5つか6つの時…だったかなぁ…」 ある夜 おれは「死」について考え出した 死んだらどうなるのか どこへ行くのか 考えれば考えるほど怖くなって… 夜中に おれは泣き出した。親父たちがびっくりして飛び起きた 「どうしても 人は死んじゃうの!? どうして ずっと生きていられないの!?」 わけがわからなくなって おれは 泣きわめき続けた …そしたら…母さんが…… 母さんが抱きしめてくれて…おれにこう言ってくれたんだ… 「人間は誰でもいつかは死ぬ…」 「………だから…」 「だから…みんな一生懸命 生きるのよ」 「………って…!!」 「あんたらみてえな雲の上の連中に比べたら おれたち人間の一生なんてどのみち一瞬だろう!!?」 「だからこそ結果が見えてたって もがきぬいてやる!!」 「一生懸命に生き抜いてやる!!!」 「残りの人生が50年だって5分だって」 「同じ事だっ!!!」 「一瞬…!! だけど…閃光のように…!!」 「まぶしく燃えて生き抜いてやるっ!!」 「それがおれたち人間の生き方だっ!!」 「よっく 目に刻んどけよッ!!!」 「このバッカヤローーーーッ!!!!」 最終話 「どこでもいいじゃねぇか・・生きて・・生きてさえすりゃあよ・・また会えるって!だってあいつの帰ってくるはよ・・地上(ここ)しかねぇんだからさ!!」 「そうだ あいつが戻るその日まで おれたちが世界を守っていこう いつの日かあいつを見つけても あいつが自分で帰ってきても 美しい大地や街並みや平和な人々の暮らしを見て これがおれが守った地上なんだと誇らしく胸をはれるようにしよう・・・!ふたたび勇者が帰ってくるその日のために・・!!」 ・・ここでなにしてるのよ!・・・あんた!! 何っ・・て 見りゃわかんだろ ログインして編集してるんだよ編集タイムっ・・!! なぁにツンツンしてんだよ おめえ! あ!もしかすると やっぱ “項目の追記・修正は私がしてあげなくちゃあ♡” なんて思ってくれてるわけェ? ブチッ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ↑言葉足らずで失礼。以前はマァムへの照れ隠しのセクハラが酷いと書かれてて、それで照れ隠しにセクハラしたことなんかないと上の方でコメして修正した。んで意図的なセクハラしてたじゃんと言われて、だから照れ隠しな、って事だったんだ -- (名無しさん) 2021-08-30 12 55 17 ミナカトールのエピソードでポップだけ苦労したのは、勇気だけでなくポップの自虐精神が酷すぎたのもあったよな。二言目には「おれなんかクズ」「おれなんかダメ」「おれなんか…」だったから。 -- (名無しさん) 2021-11-21 07 36 10 ポップがメガンテするところ漫画、アニメで両方泣いた -- (名無しさん) 2021-12-07 20 55 12 電影少女、タルルート、BOY、ぬ〜べ〜と連載被っててエロ自粛が進んだっていう根拠はなんなの? -- (名無しさん) 2021-12-08 18 30 54 スケベキャラなのでセクハラが多いのは当たり前だし、やたらくどいうえ一部はキャラ批判になってるので削除を提案。あとゲッターとの類似点は、記憶を失くした仲間のために敵に自爆する、台詞の「バカヤロ」「無駄死にだ」くらいで「似てるといえば似てる」レベルだからいらなくない? -- (名無しさん) 2022-01-01 11 35 24 「このエピソードはゲッターロボ・サーガの巴武蔵自爆シーンにストーリー、台詞とも酷似している。」「16この部分の台詞もゲッターロボほぼそのままである」ゲッターサーガもダイの大冒険も両方好きだけど、だからこそゲッターの話を他作品で出すべきではないと思う。明確なパクリやパロディーなら書くのもわかる。でも、自己犠牲の感動的なシーンは王道としてのテンプレがある程度はあるのだから、この項目の言い方だとゲッターもダイも両方馬鹿にしている様に感じる。 -- (名無しさん) 2022-01-08 21 32 49 ↑2 反論がなかったので修正。反応がなければ他の項目も修正します -- (名無しさん) 2022-01-12 10 21 30 直接には効果がなかった自爆、特攻って死ぬほどあるよな… -- (名無しさん) 2022-02-03 14 12 53 途中で送信しちゃった チャオズ、カシオス、16号等々 -- (名無しさん) 2022-02-03 14 15 38 だから効果抜群だった武蔵のパクリってよくわかんねえ意見だわ -- (名無しさん) 2022-02-03 14 16 59 >ぬ〜べ〜と連載被って ぬーべーなんかダイ大終わった後の方がエロすごかったよね -- (名無しさん) 2022-02-03 14 18 46 「ポップのメガンテは武蔵の自爆のパクリ」の編集した人、案の定ポップアンチだったわ。Twitterで「編集したのに消された、パクリなのに認めないのはおかしい」的な事愚痴ってた人が、度々ポップを叩いてた(ポップのいいところは難波さんぐらい、とか)。大体、自分が編集した部分がコメント欄で削除が提案されてるのに、その議論に参加せずTwitterで愚痴ってる時点で自分の意見に自信がない事を認めてるよね。そもそもゲッターもダイ大も有名作品なんだから、明確なパクリならもっと騒がれているだろうに、当人しか主張していない時点で被害妄想だと気づいてほしいわ -- (名無しさん) 2022-03-30 19 56 00 「男だったからダイに踏み込めたのは確かだが、女だったメロメロになる男性読者は今以上だったというくらいヒロインの器がある」と言われてたのは笑った。主人公の近くにいる成長株って美味しい立ち位置だもんね。 -- (名無しさん) 2022-05-11 11 34 08 ポップの情けなさやカッコつけたいけどつけられない所とか男だからこそ共感できる感じするけどなぁ、違う層の需要が見込めるかも知れないのは否定しないが。正直、ダイやらヒュンケルやらアバンやらノヴァやらが女性でも需要はありそう。 -- (名無しさん) 2022-05-14 11 28 22 竜の騎士の息子。伝説の勇者パーティの娘。とそうそうたるメンツの中で、一人だけ、田舎の武器屋の息子…こいつこそ人類種の中で生まれた突然変異の天才やな -- (名無しさん) 2022-05-26 21 13 42 -- (名無しさん) 2022-06-03 02 56 36 上のゲッターパクリ説ポップアンチの人、ダイ大アンチかと思ったら、他キャラの腐女子で思い込みが激しいヤヴァい人だった…パクリ作品だと確信してるのに自分の推しは無罪かい -- (名無しさん) 2022-06-03 03 15 42 ↑このキャラと関係ないことはここで話すことじゃない -- (名無しさん) 2022-06-03 16 31 40 アニメベスト回1位メガンテ回だった嬉しい…けど辛いんだよなあ -- (名無しさん) 2022-06-19 00 51 53 ただの弱っちい人間(ほぼ全ての魔法契約済み&使役可能 -- (名無しさん) 2022-07-14 21 14 10 もしかしてへんなベルトの効果って、ベルトに直接触れる服の耐久性を大幅に高める、というものなんじゃ…だからベルトに直接触れる旅人の服はなかなか破けなくて、服の上から着るオーバージャケットは燃えたと -- (名無しさん) 2022-07-24 14 26 33 バラン編はゲッターのパクリ野郎ってここにも湧いてたのか……引いてくれてよかったなぁ。別の辞書とか何度消されても差し戻しし続けて大変なことになってるよ -- (名無しさん) 2022-08-04 13 00 33 大魔王バーンを追い詰めた竜の騎士!伝説の勇者!!そして鍛冶屋の息子!!! -- (名無しさん) 2022-10-20 12 20 39 エピローグでメルル・マァムとともに旅をしている様子を「人間関係のメドローア」(「自分が惚れてる女」と「自分に惚れてる女」を両手に)と表現されていて、草が、は、生えますよ。 -- (名無しさん) 2022-10-30 12 19 38 ↑バランス取りに失敗すると人間関係消滅して、せいこうシちゃったらシちゃったで頑張っちゃったポップ君消滅の危機に陥りそうだ。 -- (名無しさん) 2022-10-31 00 25 44 ルーラの項のミスト戦の下り、存在しない記憶を元に書いてるとしか思えないんだが要修正よね -- (名無しさん) 2022-11-29 05 35 06 ↑ バラン編はゲッターのパクリ野郎・・・ほんまや、支部辞典のヒュンケル項が侵されとる -- (名無しさん) 2023-01-31 15 53 51 ポップの性格推移はドラクエ3の性格基準だと見事に魔法職との相性がマッチしている。さらに勇気部分で体力面もカバーしている。キレ者が大魔道士の最終形か。 -- (名無しさん) 2023-02-22 21 51 38 ブラックロッドは1日で砕けたというが天地魔闘の一角と撃ち合ったとロンベルクが聞いたら喜んでジャンクと酒宴を始めそうだ -- (名無しさん) 2023-05-02 05 37 25 やろうと思えばカイザーフェニックスも作れそう。さすがに威力は本家に劣るだろうけど -- (名無しさん) 2023-11-05 22 20 09 名前 コメント すべてのコメントを見る
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DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 原作:三条陸 作画:稲田浩司 1989年第45号 - 1996年第52号 全37巻
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ダイ ポップ ヒュンケル アバン=デ=ジニュアールIII ロン・ベルク その他仲間キャラ 魔王軍
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ドラゴンクエスト ダイの大冒険 1 ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版 1 発売日:1月29日・10月2日 テレビ東京系列にて10月3日から毎週土曜朝9時30分放送の大人気アニメ 「ドラゴンクエスト ダイの大冒 険」が待望の大容量Blu-ray化。 本編全13話収録で、豪華特典映像満載。 さらに、Blu-rayオリジナルの描き下ろしジャケットや解説書など見所満載。 ダイたちの冒険の始まりを見逃すな! ここを編集 2020年10月放送開始。DRAGON QUEST ダイの大冒険のリメイク版。 https //dq-dai.com シリーズディレクター 唐澤和也 原作 三条陸 漫画 稲田浩司 監修 堀井雄二 シリーズ構成 千葉克彦 キャラクターデザイン 宮本絵美子 プロップデザイン 升井秀光 モンスターデザイン 村俊太朗 動画検査 守本優子、松尾俊輔、小川凜太郎、三井寿、間中紗永、Kim Jee hyun、Jin Ying xue、Seo Young eun、佐藤祐介、長谷川将矢、Min Kyung ae 美術デザイン・美術設定 藤井綾香 色彩設計 森綾 撮影監督 五十嵐慎一 CGディレクター 高橋友彦 CGプロデューサー 横尾裕次、三輪泰地朗 編集 西村英一 録音 伊東光晴 音響効果 櫻井陽子 録音助手 柴田隆司 選曲 佐藤恭野 記録 縫部萌 音楽 林ゆうき エグゼクティブプロデューサー 櫻田博之 プロデューサー 内藤圭祐 アニメーション制作 東映アニメーション 脚本 千葉克彦 隅沢克之 吉田伸 演出 唐澤和也 上田芳裕 大森常吉 若野哲也 角銅博之 大庭秀昭 地岡公俊 小室未来 渡辺正樹 田中裕太 宮元宏彰 宇都宮正記 菅沼芙実彦 桐山貴央 山田加余仲 座古明史 矢野岳 重矢葉月 村上貴之 板庇迪 尾之上知久 甚大塚 三木琴絵 小川孝治 広末悠奈 近藤こころ 絵コンテ 紅優 牧野次郎 大森常吉 唐澤和也 西村聡 金子祥之 田中裕太 上田芳裕 吉田大輔 西森章 小川孝治 古田丈司 菅沼芙実彦 佐藤雅子 作画監督 宮本絵美子 川村敦子 眞部周一郎 多嘉良敢 河野宏之 石川てつや 高橋優也 村上直紀 香川久 山崎展義 小松こずえ 片山貴仁 小川一郎 藤田正幸 柄谷綾子 花輪美幸 沼田広 笠野充志 森前和也 袴田裕二 市川吉幸 横田守 小泉昇 永作友克 桜井正明 服部憲知 安達祐輔 武本大介 佐々木一浩 奈須川充 内山翠 爲我井克美 山岡直子 高橋美香 渡辺浩二 楢崎朝子 竹森由加 濱野裕一 Kwon Oh sik Kim Si won Kim chae eun Park Se young Park Hoon Lim Keun Soo Jeong Yeon soon Chae Gwang Han 加野晃 斉藤香 照屋朋美 北村晋哉 鞠野黄英 大槻菜穂 二松真理 吉岡勝 袁森茂 スタジオグラム 山中正博 Yu Seung Hee リバイバル Radplus 増田誠治 Kim Kyung ho Kang Mi Ae 米本奈苗 李嘉 Lee Youngmi ■関連タイトル Blu-ray ドラゴンクエスト ダイの大冒険 1 ドラゴンクエスト ダイの大冒険 竜の紋章BOX ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版 1 ドラゴンクエスト ダイの大冒険 1991 Blu-ray BOX Kindle版原作コミック DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 1 旧作版 DRAGON QUEST~ダイの大冒険 音楽集 ドラゴンクエスト-ダイの大冒険- 全22巻 完結コミックセット rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
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登録日:2011/06/26 Sun 14 20 25 更新日:2024/05/04 Sat 06 39 25NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 サブキャラ ダイの大冒険 一覧項目 愛すべきバカ達 登場人物 脇役 豪華声優陣 漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のサブキャラを場所別に紹介する。 彼らは、勇者ダイのパーティーには加わらずそれぞれが影からダイ達を支えてくれたり、敵・味方であったり、あるいはストーリーを彩ったりしてくれる存在である。みな魅力的で、時にはメインを喰うほどの活躍を見せることも……? ネタバレを含むので閲覧注意。 ●目次 ◆デルムリン島 ◆ロモス王国 ◆ネイル村 ◆パプニカ王国《三賢者》 ◆テラン王国 ◆リンガイア王国 ◆ベンガーナ王国 ◆ランカークス村 ◆カール王国 ◆オーザム王国 ◆アルキード王国/アルゴ岬 ◆番外:魔界 ◆番外:天界 ◆さらに番外:神の世界? ◆デルムリン島 南の海に浮かぶ小さな島。 魔王が勇者に討伐された後、邪悪な意思から解放され善良な存在となったモンスター達がひっそりと棲みつき、人間側からはモンスターだらけの怪物島と恐れられている。 ブラス おれのこの世でたったひとりの家族なんだ…おれのじいちゃんなんだよぉ!! この子は…この子はわしの誇りです…! CV:田の中勇(1991年版)/滝口順平(劇場版第1作)/緒方賢一(2020年版) 鬼面道士。ダイの育ての親で、ダイからは親しみを込めて「ブラスじいちゃん」と呼ばれている。 ハドラーの邪気に触発されてハドラー魔王軍にいたが、ハドラーがアバンに敗れてからは本来の(?)大人しい気性となり、デルムリン島の長老的存在として暮らしていた。 それから数年後、島に流れ着いた難破船から一人の赤ん坊を拾い上げる。その子の揺り籠には名前が記されているようだが、頭文字らしき「D」以外は擦り切れて判らない。せめてそれだけは大事にしようとブラスが付けた名はダイ。次代の勇者にして、後の物語の主人公である。 そして本編の開始に至るまで、ダイを健やかに育て上げていく。 ダイからは魔法使いにしようとする教育方針に反発しつつも「じいちゃん」と親しまれる好々爺で、ロモスから派遣された護衛の騎士達やダイの実父バランまでもが敬意を抱く人格者である。 アニメ版では旧バージョンだとややオレンジ色っぽいカラーリングになっており、2020年版だとグレーと大きく色が変わっている。 原作単行本で描かれているブラスの体色もグレーなのでこちらの設定を反映したと思われる。 なお、グレーのカラーリングはドラクエのスピンオフ作品にて大きめんどうしのカラーリングに採用されている。 ちなみに、年寄りに見えるがザムザと同年代であり、魔族としては実は青年相当である。まぁザムザとブラスでは明らかに種族が違うので加齢の仕方も異なるのかもしれないが。「ブラス老」と言われて照れつつ悪い気はしていない一面も。 名前の由来は妖怪「油すまし」。 ◆ロモス王国 世界の南西外れに位置するデルムリン島から、少し北のラインリバー大陸にある国。 繁栄しているギルドメイン大陸とは海を隔てているからか、はたまた旧魔王軍襲撃により形成された魔物の群生地である魔の森が隆盛を阻んだのか。王都を含め全体的に鄙びている。 ニセ勇者達とダイの戦いの場になったりクロコダインに侵攻されたりと忙しい。 中盤にはザムザの謀略で武術大会が開催された。 シナナ王 戦うのじゃ!最後の最後まで希望を捨てずに…!! 神は逃げだした者に奇蹟を与えはせんぞ!! ダイ…!ほんとうにダイなのか!!…な、なんとたくましい姿に…!! 神が最後の最後に…奇蹟を与えてくださった…!! CV あずさ欣平(1991年版)/塾一久(2020年版) その親しみやすさや優しさから国民に慕われる、見た目まんまの王様。58歳。 ダイが鬼岩城を撃破した際は飛び跳ねてはしゃぐなど割と子供っぽい面もあり、その為か作中二回も騙されている。 ニセ勇者の件でダイと知り合い、クロコダイン戦後には正式に『勇者』と認めた。 覇者の冠や覇者の剣、そして大魔王の奥義でも受けなければ決して破けない旅人の服などのレアアイテムを持つ地味に凄い人(*1) ……よくよく考えると、クロコダイン戦後のダイに覇者の剣は出し渋って鋼の剣を渡していたことになるが。ドラクエの王様らしいっちゃらしいが 伝説系装備のお約束を鑑みるに、もしかしたら何処かに覇者の鎧や覇者の盾も存在していたのかもしれない。 武術大会の決勝進出者 8人の内2人はマァムとその師(ゴ-ストくん)。 戦士(ラーバ)、レスラー(ゴメス)、魔法使い(フォブスター)、騎士(バロリア)、狩人(ヒルト)、鞭使い(スタングル)の6人で、皆やたらとキャラが濃い。 大会の時だけでなく、以降の魔王軍との戦いにも参加する。特にフォブスターはロモス北西の黒の核晶を凍らすといった大活躍を果たす。 あと予選で対戦した縁からか、ゴメスはチウと仲良くなる。 ◆ネイル村 ロモス王国の近くにある田舎の村で、マアムの故郷。 長閑で住民は気の良い人々だが、建物は尽く木製で作中の集落の中でも田舎。 デルムリン島からロモスの城に向かう途中、付近の森で迷っていたダイ達が最初に行った村である。 ネイルの村の長老(名前は不明) わしもあのダイ君のがんばりを見とったらまだまだやらにゃあという気になってきたわい。 CV:小形満(2020年版) 村一番の魔法の使い手。マアムの魔弾銃の中身の呪文の多くは恐らくこの長老が吹き込んだもの。ダイに懇願され呪文を教えたりもした。 レイラ マァム、行っておあげなさい…。ダイ君たちの手助けをしてあげたいのでしょう? 私の娘だもの…しょうがないわよね。 CV:上村典子(1991年版)/折笠愛(2020年版) マァムの母親で、優しく包容力に溢れる女性。もともとネイル村の僧侶で、勇者アバンのパーティに加わり、世界平和に導いた。戦いが終わってから第一線からは引退して、故郷のネイル村で静かに暮らす。同じパーティの一員だった夫のロカ亡きあとは、女手一つでマァムを今日まで育て上げた。 漫画『勇者アバンと獄炎の魔王』では若かりし頃の活躍が描かれる。 項目参照。 ◆パプニカ王国 ロモスの大陸から東のホルキア大陸にある、旧魔王軍の拠点・地底魔城跡にほど近い国。 パプニカ王家が代々神に仕える巫の家系だからか、優秀な賢者を多数抱え、彼らが国防と為政を担う。 また、その神事に関係するのか、この国で精製する金属や織物技術は評価が高い。 王家の家宝とは言えナイフですら鉄製武器を軽く凌駕する切れ味を発揮し、丹念の織られた魔法衣ともなれば並大抵の魔法や攻撃では傷すらつかない。並大抵の刀剣や鎧とは比較にならない性能で、他国でも高値で取引される。 序盤にヒュンケル率いる不死騎団に滅ぼされ、王は死亡。 逃げ延びた王女レオナが次の指導者となり、フレイザードが倒された後に復興を果たす。 パプニカ国王(名前は不明) メインヒロインであるレオナ姫の実の父親。 重い病気だったらしく、近くレオナに王位を継がせる予定だったが、ヒュンケル率いる不死騎団の侵略による混乱の中行方不明になり、恐らくは死亡したと考えられている。 臣下であるテムジンに国王としての実権を奪われたり、重臣たちの讒言を信じてマトリフを追放するなど余り名君とは言えない人物だった模様。 とはいえ別に暴政を敷いていた訳でもないらしく、娘のレオナや国民からはそれなりに慕われていたことから、良くも悪くも平凡な人物だったのだろう。 スピンオフ『勇者アバンと獄炎の魔王』で初めてその姿が明かされた。レオナ似の美男子といった感じの風貌。 キラーマシンを討伐してくれたアバンたちへの謝礼として、ウロド荒野をハドラーとの決戦の場として貸し与えた。 ちなみにアバンが他国の王族と謁見したのは彼が初めてだったりする。 テムジン CV:増岡弘(1991年版)/中博史(2020年版) パプニカ王国の家臣で国王が病に倒れたことで王国の実権を掌握。 バロンと共にレオナ暗殺を企てパプニカを手中に収めようとした。 事件の鎮圧後はパプニカ王国の兵士により捕縛され、それ以降は登場していない。 本編でパプニカは一度壊滅した事を考えると、レオナ暗殺が上手くいこうがいくまいが彼に明日はなかったであろう。合掌。 バロン CV:塩屋翼(1991年版)/柿原徹也(2020年版) パプニカ王国に仕えている賢者。「パプニカの三賢者」との関係は不明。 テムジンと手を組みレオナを暗殺しようとした。 魔力で「キラーマシーン」を操りダイを追い詰めたが、「竜の騎士」に覚醒したダイに敗れた。 事件の鎮圧後はパプニカ王国の兵士により捕縛され、それ以降は登場していない。 本編でパプニカは(ry バダック このワシはパプニカにこの人ありとうたわれた剛剣の使い手じゃぞうっ!! 勝利の立役者に怪物も人間もあるかい!!姫の恩人に乾杯!! CV 田原アルノ(1991年版)/多田野曜平(2020年版) パプニカ王家に長年仕える、レオナのお付きでもあった老兵。58歳。 「パプニカ一の剣豪」「パプニカの発明王」を自称。 手先が器用で、武具の修繕の他に爆弾作製なんてこともできる。宝玉のみになった真空の斧の刀身を新調してみせるなど実際腕はあるはずなのだが、ズタズタヌンチャクなんて呪われた装備も生み出すという困ったさんでもある。 また戦いと聞けば前線に出たがるタイプだが、歳のせいもあってかあまり強くない(でも出しゃばる)。今でもさまようよろいの頭を叩き割る腕前はあるので、若い頃は本当に強かったのだろう。 最大の長所はその気さくな人柄。クロコダインが初めて仲間として戦う場面にも居合わせ、その時には彼の必殺技を“獣王会心撃”に改名させている。 その縁からか2人は親しくなり、時に年季の入った味のある会話を見せてくれる。 なお、原作および旧アニメ版ではピンク色の鎧を着ていたが、マァムとの色被りを避けるためか新アニメ版では灰色の鎧に変更されている。 『勇者アバンと獄炎の魔王』では若かりし頃の姿で登場。見た目がどことなくパパスっぽかったりする。 性格も相変わらず。 《三賢者》 パプニカの象徴である太陽・海・風のシンボルをそれぞれ与えられた三人の賢者。 三人ともDQⅢの賢者に似た服装だが、各人で微妙に得意呪文が違う。 序盤ではレオナと共にパプニカから退避、バルジ島に建つ塔に潜伏していた。 賢者のくせに信じられないほど役に立たない。人間としてみればかなり魔法が使える部類なのは間違いないので、メタ的に言えば噛ませ。 アポロ …き…貴様… お…女の顔になんということを…! CV 緑川光(1991年版)/阪口周平(2020年版) 太陽のシンボル持ちの賢者。彼だけ男性。20歳。 三人の中では最も攻防のバランスに優れ、作中でただ一人フバーハ(熱・冷気を防ぐ呪文)を使ってもいる。まあフレイザードの五指爆炎弾に破られたけど。 最終局面で地上世界が消滅の危機にある頃、バルジ島に投下された柱の黒の核晶を凍らせる活躍を見せた(ニセ勇者のパーティーも参照のこと)。 マリン うふふっ、お目当ての人には逃げられちゃったみたいね。エイミ。 そっそんなことっ!! CV 江森浩子(1991年版)/安野希世乃(2020年版) 海のシンボル(ry、若干回復・防御呪文のほうが得意。 エイミの姉で、時おり妹をからかうお茶目な性格。20歳。 フレイザードによって顔に酷い火傷を負わされるが、それは事が片付いた後にレオナの回復呪文で完治。 アポロ同様、彼女はパプニカ近郊にあるベルナの森の黒の核晶を凍らせた。 ちなみに、とある場面でポップにスカートをずり下ろされるコミックス版ではジャンプ掲載時よりパンモロが加筆された。稲田先生何やってんすか。アニメ版ではずり下ろされるどころか公衆の面前でスカートを丸ごと脱がされた。(それによるパンモロは…読者のご想像にお任せします。) エイミ もう喜んで死にに行くような真似はやめて…!! …お願い…!! …この槍は私に渡させて! この私の手で…愛するあの人に…!!! …私は…ヒュンケルを愛しています…!! CV 冬馬由美(1991年版)/石川由依(2020年版) 風(ry攻撃呪文が得意。18歳。パプニカの三賢者の一人でマリンの妹。作中最も早く登場した賢者で、老人とばかり思っていたポップを驚かせた。 許されたとはいえ、パプニカを一度滅ぼした張本人であるヒュンケルに恋慕する賢者。が、「自分が犯した罪の怖さ恐ろしさ辛さを拭う為には戦い続けるしかない」と断られる。 それでも彼と共に生きる事を誓うエイミと、そこにまだ恋愛感情と友愛とを整理しきれないで戸惑うマァム、さらにマァムへの好意を口に出せないポップとポップに惚れてるメルルを含めたややこしいにもほどがある関係は見物。 もっとも、ヒュンケルの身を案じるあまり、バランとの勝負で重傷を負って再起不能とされたのを「もう戦闘に駆り出される事はない」と内心喜んでいる節があったり、鎧の魔槍を隠したりとヤンデレ染みた執着心を見せていたのでまあその… 他人の恋愛模様を見るのが大好きなレオナが、エイミに関してだけは一切茶化せず説教するしかなかったという例外中の例外 エンディングでは、旅をするヒュンケルに隠れて付いていっている。ストーカーとか言わない アバンの使徒以外でヒュンケルに対して個人的な好意で彼の生を強く望んでいたのはエイミだけであり、そんなエイミにヒュンケルは誰にも語った事がなかった罪の意識に苛まれる自分の本心を語り、ダイ達の足を引っ張るくらいなら自害をと考えた際にはエイミの事が思い浮かんで思い留まったりもしているので、ヒュンケルにとっても特別な存在であるのも事実ではある。 ぶっちゃけヒュンケルは「罪を犯した自分が幸せになってはいけない」と考えてマァムにもエイミにも振り向く気が全くないのが最大の問題 なお、新アニメ版ではヒュンケルの声が梶裕貴氏のため、石川氏をエイミ役にしたのは納得の人選説も。 一方、序盤でマトリフにスカートの中に特に意味もなく手を突っ込まれ、ねっとり撫で回されていたモブ女も彼女。 ちなみにルーラが使えない。彼女がルーラを使えれば終盤のアポロとマリンの活躍はなかったのでよかったのか悪かったのかよくわからない この事をネタにするものもいるが、本作の固有の設定である「呪文と契約しなければ使えない・そもそも適正がないと契約できない」という設定を考えるとそもそもこの呪文に対する適正が無いというのが正しいので彼女の責任とはいいがたい。 最終決戦段階でもヒュンケルらの後を追いたいと凄いオーラを出していたのは微笑ましい。 ◆テラン王国 行き過ぎた自然主義と反武力主義のために衰退し、人口も僅か50人となった湖畔の小国。 小さすぎて魔王軍からも無視されている。 竜の騎士にまつわる伝承が残り、彼らのみ立ち入れる遺跡が湖の底に沈んでいる。 ダイとバランが初めて出会い、また激しい戦闘を行った地域でもある。 フォルケン王 おまえの力は必ずや人々を救うものになる。その日を信じて…強く生きるのだ。 CV:牛山茂(2020年版) 病床に伏しがちの老王。80歳。 世界中の伝承に詳しく、ダイ達に助言を授ける。 ナバラ …悪い人…それはわからないよ。もし竜の騎士さまに滅ぼされてしまったとしたら、それはあたしら人間が悪いんだ。それが運命なんだよ…。 CV 江森浩子(1991年版)/塩田朋子(2020年版) 各国を旅するテラン王国の名高い占い師でメルルの祖母。72歳。 水晶球に遠く離れた物や尋ね人を映し出すことが出来る。 毒舌だが、半分世捨て人じみた性格で、何事にも対してもどこか諦めた様子。 メルル 祖母のナバラと共に占いで生計を立てている少女。15歳。 ポップに憧れるも、控えめな性格や彼のマァムへ好意があって告白できずにいる。 項目参照。 ◆リンガイア王国 屈強な騎士団を擁し城塞王国とまで呼ばれた北方の強国。 ……だったのだが、序盤にバラン率いる超竜軍団により一週間で壊滅。 国王は行方不明、生存者も僅か。 それどころか僅かに残った城の残骸さえもが、後に大魔王が本格攻勢をかけた際に消滅してしまった。 バウスン将軍 あの強さ恐ろしさは…戦った者にしかわからない!!! CV:木下浩之(2020年版) リンガイア軍総司令官。37歳。 リンガイア軍はバラン率いる超竜軍団にわずか一週間で滅ぼされたが自身は何とか生き延びた。 王が行方不明のため実質リンガイア代表として対応し、レオナが各国の力を結集するのに協力する。 妻は故人。苦労した片親での子育ての甲斐も無く、一人息子のノヴァは人の言う事を聞かない性格になってしまった。 ノヴァ リンガイアでは『北の勇者』と呼ばれていた強者。 当初は強さを鼻にかけた勇者だったが、大きく成長した。 項目参照。 ◆ベンガーナ王国 貿易が盛んで、物資、資金、国力など全てに優れる大国。 戦艦や戦車、大砲などの先進的な兵器を誇り「世界で一番安全な国」と呼ばれる。 ザボエラがベンガーナ攻略に全く本腰入れずに他にちょっかい出しまくってたせいでナメられた説が濃厚 クルテマッカⅦ世 あんなに興奮したのは子供の頃はじめて馬に乗れた時以来だったな…!!! CV:廣田行生(2020年版) ベンガーナ王。42歳。 他国の人材や勇者達の実力を見下す傲慢な性格で、自国の軍事力があれば魔王軍など敵ではないと信じていた。 しかしレオナの召集で各国の指導者によるサミットが開催されたとき、会場となるパプニカで鬼岩城(二足歩行ver.)の襲撃を受け自国の軍は壊滅。そこで初めて敵の脅威を知る。 そしてそんな鬼岩城を真っ二つにしたダイの勇姿に惚れ込み、それまでの反動もあって積極的な支援を約束してくれる。 魔王軍の全世界に向けた脅迫にも(酒の力を借りているが)眉一つ動かさぬ傑物っぷりを見せている。 賭け事に勝つための持論を持っているあたり、ギャンブラーの素質も持っている様子。 アキーム 勝敗はどうあれ我らは世界の先陣を切って戦う勇気を見せねばならんのだッ!!! CV:山本兼平(2020年版) 戦車隊隊長。24歳。 やや堅くとっつきにくい風ではあるが、任務には誇りと熱意を持っている。 危険と知りつつも王の命に従って戦車隊を率い、鬼岩城に立ち向かう姿がクロコダインに気に入られ、後に親しくなる。 兜の下はスキンヘッド。それをポップにからかわれた場面では、ごく真面目に返してポップを唖然とさせた。 「自分は以前よりずっと坊主頭であります!」 ゴッポル(出身地不明の商人) お子さんのこづかいじゃ買えまへんでェ…!!ガッハッハッハッ…!! CV:龍田直樹(1991年版)/水内清光(2020年版) ベンガーナ百貨店に居合わせた商人で、なぜか関西弁を使う。レオナを相手にしたオークションでドラゴンキラーを手に入れたが、超竜軍団襲撃で逃亡した際に落としていった。 尚、このドラゴンキラーは直後にダイがドラゴンたちを倒すのに使用、後で現れたキルバーンに投げつけた際に溶けてなくなってしまった。 ◆ランカークス村 ベンガーナの東方にある田舎の村で、ポップの故郷。 メルルの占いに従い、最強の武器を探すダイ一行はここを訪れる。 ポップにとってはアバンへの弟子入り以来となる恐る恐るの帰郷でもある。 ジャンク 今は…感謝しよう。あいつを一人前の男にしてくれた人に…!! CV:稲田恵司(2020年版) ポップの父。45歳。 武器屋を経営する、息子とは正反対の腕力型頑固親父。でも髪型はそっくり。が、序盤の時点でポップがダイにライデインを使わせるための指導がスパルタ式だった辺り、案外血は争えないのかも。 昔はベンガーナ王宮お抱えの鍛冶屋だったが、威張り散らしている大臣を殴って祖国を飛び出し今の生活に。その経歴がロン・ベルクの共感を得、友人となった。 スティーヌ 人間は誰でもいつかは死ぬ…だから…みんな一生懸命生きるのよ CV:小林さやか(2020年版) ポップの母。41歳。 大人しい中にも芯がある優しい女性。性格や顔立ちなどポップは彼女に似た感が強い。 息子の家出を招いたアバンを時には恨みもしたが、立派に成長したポップと再会し、夫と共にその認識を感謝へと改めた。 また、ポップが冒険の末に辿り着いた境地とも言える『閃光のように』を彼が幼少の頃、遠巻きに伝えている。 ロン・ベルク 項目参照。 ◆カール王国 アバンの故郷にして、世界最強の騎士団を擁した国。 旧魔王軍侵攻時代において魔王ハドラーは、この王国こそが人類の希望であり、フローラ姫の命を摘み取れば一気に情勢が傾くと考える程に存在感を放っていた。 ミストバーン率いる魔影軍団の攻撃は退け続けたが、あっという間にバラン率いる超竜軍団に滅ぼされ、指導者のフローラも行方不明となっていたが……。 フローラ …判っています。死んだのでしょう?彼がもしどこかで生きているなら… このように故郷をふみにじられて黙っていられるはずはないわ… 絶望しそうになったら、とことんまでジタバタしてやろうと思っているのよ 彼の言う事を…今でも信じているから…! CV:高橋李依(2020年版) カール王国の女王。29歳。旧魔王軍時代から病気の父に代わり国を治めていた女性で、アバンとは旧知の仲。 レオナですら尊敬するほどの凛とした風格を持つ。 アバンには幼少の頃に命を救われたこともあり、密かな好意を抱いていたが、彼の死にも気丈な態度は崩さない。 カールを魔王軍に攻め滅ぼされてからは身を隠し続け、終盤に他の指導者らと共に地上の戦力を集めて最終決戦に臨む。その際にかつてアバンから受け取った『アバンのしるし』をレオナに託し、五人目のアバンの使徒に任じた。 戦闘では苛烈な面を見せ、得意武器の鞭を振るう。……さすが女王さま、エロス。 実は生きていたアバンに再会したとき、幽霊でも見たかのように卒倒した。起きて事情を把握した後は、レオナに対し「(ダイを)しっかりつかまえとかないとすぐどこかへ消えてしまう」と、ひっじょーに含蓄に富んだお言葉をかけられた。 その後、年貢の納め時とアバンが諦めたのか、それとも二人にとって予定通りなのか、しっかりアバンをとっつかまえて結婚した模様。 新アニメ版では、ハドラー相手にはメガンテをする直前のアバンが一瞬フローラを思い浮かべる場面が挿入された。 ホルキンス 剣をおさめるとは!臆したかあっ!! CV:梁田清之(1991年版)/金城大和(2020年版) カール王国騎士団の現団長(*2)で、カール王国一の剣の使い手。名前は不明だが弟が一人いる。 超竜軍団によるカール王国侵攻の際に“竜騎将”バランを相手に善戦したものの、紋章閃で心臓を貫かれて倒された。剣だけとはいえバランと互角に闘っていたので、生きていればノヴァ位には活躍してくれたかもしれない。 スピンオフ『勇者アバンと獄炎の魔王』では、幼少期の姿が見られ、父親のコバルトも登場している。 全くの余談だが、新アニメ版で声を担当した金城氏は三条陸氏が脚本を手掛けた某特撮番組にも出演していた。 ◆オーザム王国 吹雪が絶えない極寒の国。 元々氷系モンスターの群生地ではあったが、オーザム騎士団はカール王国騎士団にも劣らぬ強靭さだったという。 しかし、フレイザード率いる氷炎魔団によって人はおろか家畜すら残らないほどに蹂躙され尽して滅ぼされ、厳しい自然環境もあって復興の気配は無い。 最終局面、ここに潜伏していたニセ勇者達がまさかのドラマを生む。 ◆アルキード王国/アルゴ岬 かつてベンガーナの最南端に存在していた王国。 今では滅亡しており、跡地である「アルゴ岬」が現存。 ちなみにアルゴ岬の近くには、竜の騎士に代々伝わる休息地「奇跡の泉」がある。 ソアラ 父上達が…これ以上ひどいことをするのを…見ていられなかったの… でも…人間をうらまないで…みんなおくびょうなだけなのよ… おねがい…ディーノをさがして…二人で…平和に……… CV:山崎和佳奈(1991年版)/茅野愛衣(2020年版) アルキード王国の王女にして、ダイ(ディーノ)の母親にあたる人物。ヴェルザーとの激闘で傷ついたバランを介抱したことがきっかけで恋に落ちる。 バランは後にあらぬ疑いで国を追放されてしまうが、バランとの子を身籠ったことで駆け落ち同然で彼に付いて行く。 ダイを産んでからもささやかな新婚生活を送っていたが、父であるアルキード国王に強制的に連れ戻されてしまい、処刑されようとしたバランを咄嗟に庇い死亡する。 その最期も父に侮辱されたことで、バランに深い哀しみと人間への失望を与えることとなった。 故人のため回想シーンにしか登場しないが、最終決戦の前夜に夢見の実を食べたダイの夢に現れる。 アルキード国王(名前は不明) お…おろか者めが…。魔物をかばって死ぬとは…恥をさらしおって…!! CV:家中宏(2020年版) その名の通りアルキード王国の王にしてソアラの実父。ダイから見れば一応祖父にあたる。 当初は娘が連れてきたバランを歓迎したが、「バランは魔王軍の残党かもしれない」という家臣達の流言により追放する。 だが後にソアラが駆け落ちしてしまったため、軍を派遣し、一家を捕らえる。 赤子のダイを国外追放した後、バランを処刑しようとしたがソアラが割って入ったことで失敗。それが原因で娘が死んでしまったことにも「魔物を庇ったから」という理由で侮辱したため、バランの怒りを買い、祖国と運命を共にした。 ◆番外:魔界 冥竜王ヴェルザー ええい…口惜しや!!竜の騎士め!!精霊どもめ!! すべからく神々の遺産というのがまた腹立だしいッ!!! CV:中尾隆聖(2020年版) 大魔王バーンと魔界を二分する竜族の王。かつて雷竜ボリクスと真竜の戦いをした「最後の知恵ある竜」であり、ヴェルザー一族とされる竜族の一派を率いていた。 「あの方は欲深いんだよ。竜(ドラゴン)らしくないんだ。人間みたいだよね…」と部下のキルバーンに評されるように、準備も整わぬまま急いで地上侵攻に着手するも、当時の竜の騎士バランに敗れて魂が抜け出たところを天界の精霊たちに封じられ、辺境の地で魂を石像に封じられてしまった。 ◆番外:天界 聖母竜マザードラゴン 竜の騎士が寿命を終えようとした時に降臨し、身に宿した新たな命に竜の紋章を引き継ぎ、次の時代の騎士を生み落とす母なる竜。 バーンの力は神をも上回るとし、覇を唱えるものを征伐する「神々の使い」として作られた竜の騎士のシステムこそが悪の力を増大させたと考え、竜の騎士の歴史を終わらせようとしていた。 しかし、バランがダイならバーンを倒せると説得したことで、自分の生命力をダイに受け渡し姿を消した。 精霊 バランと共に冥竜王ヴェルザーを封印した三人の精霊。外見から女性と思われる。 全くの想像であるが、ソアラと出会ったときバランが一人だった事から、もしかしたら彼女達が先代の竜騎衆だったのかも知れない。 ◆さらに番外:神の世界? 人間の神 魔族の神 竜の神 『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に名前が登場する。 伝承によれば、創造神が天地創造を果たした後に、神々は地上から去り天界に隠れたとされる。 曰く「竜の騎士」は太古の時代に世界の覇権を狙って争い続ける3種族を疎ましく感じた人間の神・魔族の神・竜の神が話し合って生み出された、曰く「真魔剛竜剣」は神が作り上げた、曰く「破邪の洞窟」は人間の神が邪悪なる力に対抗するため魔法のすべてを収めた場所、曰く神々によって作られ所有者の願いを叶える『生きたアイテム』である「神の涙」…など。 竜の騎士の説明時に、一瞬だけシルエット姿が描かれた。 大魔王バーン曰く、地上を跡形もなく消滅させるなどの天地魔界のバランスが崩れる事態になれば、次元に歪みが生じて足を踏み入れることも可能になる、と言う。 基本的に生物が踏み入れる領域には存在しないらしく、作中においては「神は死んだ」と表現され、神が地上に及ぼした力に対して「神の遺産」という言葉を用いる。 しかし、蘇生呪文や僧侶の存在等は人間の神の加護を確かに受けるようで、神々の中には人界に干渉し続ける神も存在する様子。 兎にも角にも不明点が多い存在である。 冥竜王ヴェルザーや大魔王バーンが地上を我がものとしようとしているとき、竜の騎士に任せたきり何をしていたのかも不明。構想されていた続編で明らかにされるはずだったのか? はたして、神々はバーンの言う通り人間に地上を与え魔族と竜を魔界に押し込める愚行を犯したのか、またハドラーが感謝した通り人間の神はアバンを弟子たちに返す粋なやつなのか、それともバランの言う通りダイは竜の騎士の力の限界を悟った神々が与えてくださった最後の希望なのか。 しかし、全てはただの偶然か…? …ダイ…見なさいこの項目を… たとえおまえが望まずとも 人々はログインして こう追記・修正するだろう… …小さな勇者 アニヲタと…!! …いいやつじゃなあ おまえさんは…だがな 荒らしと編集はちがう… ワシの誇るべき友人 ログイン王アニヲタは たとえWiki篭りのままであったとしても 項目を追記・修正する事に生命を賭ける尊敬すべきオタクであったろうと… ワシは思うよ…! なぜそこまでして追記・修正しようとするのかしら あの人は… 項目からログアウトした時だけが唯一休める時だなんて まるでアニヲタに呪われてるみたい…!! レオナ!少々嫌がられてもしっかり追記・修正しないとダメよ アニヲタなんて項目編集が片付いたらすぐどこかへログアウトしてしまうんだから! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最終回でフローラ女王と並んでいるアバン先生(髭はやしているwwwww)がいるので再会シーンは感動的で熱烈なものに違いない。 -- 名無しさん (2014-01-26 12 23 56) ↑アバンが十数年音信不通だったのはすげー怒られただろうけどなwww -- 名無しさん (2014-01-26 19 53 34) 大人しいメルルがポップが絡むとポップの活躍を訝しむ親父にも「本当ですわ!」ってむくれながらフォローするわ、マァムに「あなたがだらしないカッコしてるからポップがスケベになるんだ!」(意訳)って正面切っていうあたり、結構度胸あるよな・・・。 -- 名無しさん (2014-01-26 21 54 31) ヒュンケル×エイミ もしくは ポップ×メルルの純愛同人誌がみたい -- 名無しさん (2014-04-17 15 57 13) ↑同志がいた! -- 名無しさん (2014-06-27 20 09 49) クロコダインの嫁探しエピソードが読みたいです -- 名無しさん (2014-06-27 21 53 30) 「エイミ」 「メルル」 は個別項目化してもいいと思う -- 名無しさん (2016-05-29 14 11 08) 三賢者のアポロがフバーハで魔法に抵抗したのは評価してもいいと思う(小声)。素直にマホステかマホカンタ使えよって? その通り -- 名無しさん (2016-09-08 10 23 30) マホカンタは作中バーンしか使ってないな。ポップですら使えない超高等魔法ってことなんだろう。 -- 名無しさん (2016-10-16 15 55 15) この作品のマホカンタは使い手の技術で反射率変わるってバーン様が使ったときに説明されてたから、多分反射率が低くて使い物にならんのだろう -- 名無しさん (2016-12-23 12 45 03) バダックさんは強さがよくわからん。バルジ島の戦いでは妖魔師団相手に戦ってたし、動きを止めたとはいえさまよう鎧に兜割り決めてるし、魔界モンスターとの戦いでも精鋭兵士に混じって戦ってるし、一般兵よりはだいぶ強そう -- 名無しさん (2020-01-26 09 50 11) ↑寄る年波には勝てないが、若い頃はそれこそ今のヒュンケル級に強かったんじゃなかろうか。アバン先生主役のスピンオフが連載予定だけど、若かりし頃(とは言っても40代ぐらいか)のバダックの勇姿が見れるかも。 -- 名無しさん (2020-07-27 08 34 03) キルバーン、マトリフ、それと三賢者のキャストが発表されたから次の目玉はメルルとラーハルトかな。 -- 名無しさん (2021-01-02 14 10 38) ↑×2 ヒュンケルクラスとか……敵無し過ぎる……でも歳とって一般兵以上だから、当時それ位でも間違ってないかもしれない -- 名無しさん (2021-01-23 12 57 58) ↑アバン先生の仲間が務まりそうだな -- 名無しさん (2021-03-21 19 28 00) エイミの項目の内容がさすがにエイミに悪意ありすぎにもほどがあるだろって事になってたので内容修正。っつか、ヒュンケルとマァムの関係が進展したらなんてまず有り得ん事を前提にしている時点で駄目だろこれ -- 名無しさん (2021-10-13 04 16 07) 最後の大物キャラヴェルザーのキャストが判明。中尾隆聖とは豪華すぎて引く… -- 名無しさん (2022-09-24 09 57 48) ↑ビビったわ。しかも過去の咆哮も中尾さんが収録したらしい。そしてマザードラゴンは戸田恵子さん… -- 名無しさん (2022-09-24 10 32 38) ↑アンパンマン × ばいきんまん...もとい、バイキンドラゴン( 懐 )。個人的には三条 陸さん繋がりで「 魔賓館館長 シャギー 」のことを思い出した( フラウスキーのCVの古川さんも出たこともあって。 )。 -- 名無しさん (2022-09-25 13 32 38) 令和アニメ化でクルテマッカⅦ世が一周回って、リアタイ読者の投影みたいなキャラへと昇華したのが面白い(12歳のダイが30年経過したらベンガーナ王の42歳になる)。「今さらダイの大冒険とか、古い作品掘り起こされても」と思っていたが、在りし日の勇者の活躍に少年時代の情熱と興奮を取り戻した……という方は少なからず居たんではないだろうか -- 名無しさん (2023-02-25 23 01 14) 鬼面道士のブラスはモンスターであって魔族じゃないだろ -- 名無しさん (2023-07-30 07 48 17) 名前 コメント
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登録日:2020/11/13 Fri 05 52 15 更新日:2024/03/18 Mon 16 49 31NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 12 オリハルコン ダイの大冒険 チェス ハドラー ハドラー親衛騎団 パワーファイター ヒム ヒムちゃん ポーン メタルスライム リビング・ピース 三木眞一郎 兵士 勇者ダイのパーティー 復活 忠臣 愛すべきバカ 死んだと思ったら生きてた 永久欠番 獣王遊撃隊 生きている駒 禁呪生命体 親衛隊 金属生命体 銀髪 闘志 顔芸 駒 魔王軍 オレはハドラー様の忠実なる兵士(ポーン)… ヒム!! 漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の登場人物。 CV 三木眞一郎(2020年版) 目次 【概要】 【作中の活躍】◆初登場 ◆サババ戦 ◆死の大地戦 ◆バーンパレス戦 ◆兵士の帰還 ◆光の闘士ヒム ◆エンディング 【人物】 【戦闘能力】必殺技 【主な人間関係】 【概要】 ハドラーの親衛隊であるハドラー親衛騎団の一人。 大魔王バーンから与えられたオリハルコン製のチェスの駒に、かつてフレイザードを生み出した禁呪法を用いて作られた禁呪生命体。頭部と肩が丸みを帯びており、アルビナスと同じく人間に近い顔つきをしている。 『兵士(ポーン)』の駒から創られた戦士で、ハドラーの「闘志」を強く受け継いでいる。 チェスにおけるポーンは最弱の駒だが、ヒム自身は距離を詰めての格闘戦なら団内でも随一という実力者である。 作中では一度も単体の呪文として使用はしてないが、メラ系を得意とする。 必殺技はメラゾーマを拳に宿した技である『ヒートナックル』。 禁呪生命体は術者の性格が顕著に表れるが、ヒムは親衛騎団の中でもハドラーの性格を最も強く受け継ぎ、団内一好戦的な熱血漢。 また、無機物にもかかわらず涙を流す。 それらの特徴・行動はハドラー本人から「自分と似ている」と称され、後にヒムが辿る運命を示すものとなっていた。 禁呪法で生み出された生命体は急所である核(コア)を持っており、ヒム達ハドラー親衛騎団の核(コア)は人間でいうと心臓のある左胸の部分に位置している。 【作中の活躍】 ◆初登場 魔王軍で会議にも一切名前が出ないなどないがしろにされ始めて焦り、手柄を立てるべく先走ってダイを独断で襲撃したザボエラを、「オレ以外の誰にもダイ達に手出しはさせない」とハドラーの命令で力ずくでも連れ戻すべく、戦闘のまっ只中に現れる。 配下のサタンパピーたちの火炎呪文をその身に集め、メラゾーマ十数発分の熱エネルギーに達してダイ達を消し炭にしようと放ったザボエラの集束呪文マホプラウスを、自分の体で体当たりしてあっさりと霧散させる。 その際、巨大なチェスの駒から変形していたが、この演出が見られたのは今回だけ&ヒムだけだったりする。(*1) ザボエラを捕縛し、ザボエラの部下の最上級モンスターであるバルログとサタンパピー達を瞬く間に壊滅させ、ダイの救出にやって来たポップを救うと同時に、オリハルコンの身体由来の圧倒的な戦闘能力を見せつける。 ハドラーの禁呪法でオリハルコンの駒から生み出されたことと4人も仲間がいると明かし、ダイ達を攻撃せず「このクズ(ザボエラ)みたいに不意打ちのような真似で倒しても面白くもなんともないし、誇り高きハドラー様の部下として真っ向から受けて立つ」と語る不敵ながらも正々堂々とした態度は、居合わせたクロコダインをも戦慄させ、新たな強敵達の出現を強く印象づけた。 ザボエラを連れ戻した後、本来独断行動で死刑になるザボエラを、ハドラーの温情で魔牢に幽閉した。 ◆サババ戦 対魔王軍前線基地の港町サババで他の親衛騎団共々襲撃した際には、先陣を切って立ちはだかったノヴァと戦い、額にノーザングランブレードを受けるが、ほとんど無傷で完勝した。 …ほめてやるぞ! 前座試合にしてはなかなか面白かった…!!! ノヴァにとどめを刺そうとするも、遅れてやって来たヒュンケルの一撃を受け額をぶち抜かれる。 アルビナスの指示でダイと戦い、ダイの剣に無意識に依存していたダイを苦戦に追い込むも、これ以降ヒュンケルに対して異様なまでの執着心を抱き、自らの宿敵と見据える。 ◆死の大地戦 続く死の大地での決戦ではダイとバランとの決闘を望むハドラーの命を受けアバンの使徒達の前に立ち塞がるも、『黒の核晶』の爆発によって戦いは水入りに。 この時「立っているのさえつらい」はずのヒュンケルによそ見しながらの裏拳一発で吹っ飛ばされるなどちと扱いが悪い。 その後、ハドラーがダイたちを大魔王バーンから逃がした咎で共に処刑されかかるも、ブロックの尊い犠牲により辛くも一命を取り留めた。 ◆バーンパレス戦 大魔王バーンに反旗を翻したハドラーに従い、魔王軍から離反。 ハドラー親衛騎団と勇者一行の最終決戦では交戦経験豊富で本人も逆襲に燃えているヒュンケルと交戦する。 しかし、パワーアップを果たしたヒュンケルとの戦いは荷が重く、それぞれポップやマァムを苦戦させたシグマやアルビナスとは対照的に戦闘シーンほぼカットで胸をブラッディースクライドでぶち抜かれてバーンパレスから落ちていった……。 かませ犬にもほどがある。 何を迷ってるんだアルビナス!!! このままじゃオレたちはwiki篭りだ!! 項目だって何のために追記・修正したかわからねえっ!!! 大暴れしてやろうぜっ!!アニヲタの鼻をあかしてやろうッ!!! △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- ……やめとけよ ムダな事たぁ…! …そいつを倒すのはこのオレだっ!! 【以下、ネタバレ】 バーンパレスから落下したヒムは、頭も砕け、『核』も失い、『死』を待つだけであった。 だが…薄れゆく意識の中、ヒムは、仲間の、ハドラーの魂の雄叫びを聞いた。 そして悟った。ハドラーの死を。仲間の死を。 暗闇の中でヒムは、強く、強く願った。血の涙を流しながら…!! その瞬間、心の底から思ったのさッ!!! “このまま死にたくねえッ!!! たとえオレが最後の一人になっても、生きて……生きのびて……!! ハドラー様と仲間たちの意地を見せてやらなけりゃならねぇ!! 貴様らにっ……せめて一矢でも報いてやらなきゃあっっ……!!!” 死んでもっ……!! 死にきれねええっ……!!!! ……ってな……! ◆兵士の帰還 そして、ヒムは帰ってきた。 ハドラーの魂を受け継ぎ、ヒュンケルとの決着のみを純粋に願う戦士として。 実は噛ませに見えた先程のヒュンケルとの対決も、この為の「演出」だったのである。 先のヒュンケルとの戦闘で胸に空けられた大穴こそ塞がっているものの、バーンパレスから落ちた際の衝撃で頭には大きなヒビが入り、今にも砕け散りそうなその姿。 あるいは、それは今まさに殻を破り飛び立たんとする、新たな生命の息吹の現れだったのかもしれない。 そんなヒムを、「負け犬ハドラーの手下」と嘲り、攻撃を仕掛ける魔界のモンスター軍団。 ……それがヒムに火を付けた。 …バカどもが! 邪魔さえしなけりゃ生かしといてやったのによ! だが、もうただじゃおけなくなっちまったぜ!!! オレの邪魔をした事もだがそれ以上にっ!!! てめえらみたいなクズ野郎が偉そうにハドラー様を侮辱しやがった事がっ!! 最ッ高に許せねえッ!!!! 親衛騎団としての誇り、戦士としての意地、そして己が敬愛するハドラーを侮辱されたことへの怒り。 それら全てが爆発し、『兵士』(ポーン)は『闘士』(ファイター)へと『昇格』(プロモーション)を遂げる。 砕けた頭部から現れたハドラー譲りの銀の長髪に、全身から発せられる闘気。 チェスの駒から生まれた仮初めの命は、今ここに一個の生命体として生まれ変わったのだ。 魔界のモンスター軍団を一蹴した(*2)ヒムは、ついにヒュンケルとの最後の決闘に挑む。 既にこれまでの戦いで既にグランドクルスを2回も使い満身創痍のヒュンケルと、闘気全開のヒム。 この日3発目のグランドクルスも普段より発動に時間がかかって間に合わず破られたヒュンケルはついに鎧の魔槍を脇に置き、鎧も解除してしまった。 決して勝負を諦めたのではない。 鎧の魔槍で戦っても勝機はない、なまじ強力な武装を持てば覚悟も鈍る。 己の覚悟を鈍らせないために鎧の魔槍を置き、全闘気を込めた拳に全てを賭ける。 失敗すれば無残な屍となるであろう結末に、ヒムはそんな死に方をしてほしくないと懇願するが、どれだけ無様でも惨めでもわずかな勝利の可能性に賭けて戦い抜こうとするヒュンケルの固い意志に応えて、自らも全ての闘気を込めて挑む。 すべて吹き飛ばァすッ!!! このオレの燃える拳でっ!!! あんたの"闘志"もっ 何もかもっ…!!! うけろォッ!!! オォォーラナックルッ!!!!! “闘志”の拳と“執念”の拳のぶつかり合いを制したのは、闘志の男ヒュンケルだった。 死をも恐れず美しく散ることを厭わないヒムと、どれだけ無様で見苦しくても最後まで諦めないヒュンケルの二人。 その明暗を分けたのは、戦士としての覚悟の違いだった。 かつてアバンがハドラーを倒した、あえて武器を置いて自らの闘争心を鎮め、相手の攻撃を受け流してカウンターを狙う奥義、「無刀陣」。 この無刀陣の術理を応用し、ヒムの勢いすら乗せたカウンターこそが、ヒュンケルの策だったのだ。 しかし、ヒムの強烈な一撃の前に、既に満身創痍のヒュンケルには「受け流しても生じる僅かなダメージ」を耐える体力すら残されていない。 つまり、「受け流す」以前に「ぶち当てる」しかない。 それは一歩間違えばヒムの拳によって原形すら残らず吹き飛んでいたかもしれない奇跡のタイミング。 ヒムとしては、ごく普通にヒット&アウェーを繰り返せばヒュンケルに勝つことは訳はなかった。ヒュンケルもそれを理解し、ヒムが勝負に乗ってくれるかは賭けに近かった。 だがヒムは真っ向から挑んでいった。いや、その手があったことに気付いても行うことはなかった。 死んでも勝ちたかったが、そんな勝ち方をするなら死んだ方がマシ。正面から全力で拳で打ちかかったのだ。 かつてダイの必殺技の完成を妨害せずにあえて待ち、生涯最後の一太刀で受けて立ったハドラーのように……。 激闘の末またしても敗れた彼は、その信条故にトドメを刺すよう求めるが… 目を開いた彼が見たものは、敗者である自分に手を差し伸べるヒュンケルの姿だった。 「…立て。ヒム。おまえはこんな所で死ぬべき男じゃない…!」 ヒムの復活には意味があるはずだと考えたヒュンケルはそれを拒否したのである。 「敗者に情けをかけるのか」と怒るヒムだったが、ヒュンケルはこう返す。 「情けではない。これはオレの『命令』だ。」 「!!!?」 「もし、勝者に『敗者の生命を奪う権利』などというものがあるなら… オレはおまえから生命(いのち)ではなく… 死を奪う…!!!」 「……!!」 ヒュンケルは、ヒムに対し、オレと純粋に決着を付けたいと願ったお前はもはや悪ではなくなっていること、生命を奪う相手ではないことを告げる。 「し…、しかし…、オレはっ…!!」 それに何よりも…! おまえの生命(いのち)はもう、お前一人のものではないはずだ!! 「!!!」 そう。ヒムは単に『昇格』(プロモーション)の能力だけで、生命が宿った訳ではない。 ハドラーと、親衛騎団の仲間の生命(いのち)が宿っている。 ヒムには、仲間たちの分まで生きる『義務』があるのだ。 たった一度ぐらいの敗北で、その『義務』から逃げる事は許されない。 それこそ、ハドラー達の死が無駄になってしまう。 彼等を本当の意味での「負け犬」にしてしまう事を、ヒュンケルは諭したのである。 「“仲間になれ”とまでは言わん。 だが、この闘いの後で、オレの生命(いのち)がまだ残っていたら、 必ずやおまえとの勝負、再び受けて立つ!!」 「……だから……」 …生きろ、ヒム! オレ達と共に!!! 初めて受けた、「人間」の素晴らしい感情。他人を慈しむ『愛』。 それをヒムは、悔しさ半分、嬉しさ半分の涙を流しながら、渋々ではあるがその言葉を受け入れる。 与えられたこの「命」を、ハドラー達の分まで生き抜く事を決めるのであった。 ……が、そこへ手柄をかすめ取らんと現れたマキシマムによって葬られんとするが、これもヒュンケル最後の奮闘とさらに割って入ってきたラーハルトにより救われる。 そして戦い終えて安らかに燃え尽きたヒュンケルを涙ながらに看取るのであった。まぁ、生きてるんですけどね、ヒュンケル その場に駆け付けたビーストくんの回復魔法でヒュンケル共々治癒されたヒムだったが、 ヒュンケルは二度と戦えないほどにダメージを負ってしまっていた。 それに責任を感じてか、ヒュンケルに代わり、彼が本来戦うべきだった相手を全て倒し、いつの日にか傷を癒した彼ともう一度決着をつける。 その願いを胸に、彼は最終決戦の欠くべからざる仲間として勇者ダイのパーティーに加わるのだった。 ◆光の闘士ヒム 仲間になった後は魔王軍の最高幹部であるミストバーンと対戦。 光の闘気で力押しするヒムは暗黒闘気を主体にするミストバーンに非常に相性がよく、ポップ、マァム、ラーハルトの三人がかりでも有効打を与えられなかったミストバーンをほとんど一方的に押しまくるほどだった。 しかし、ミストバーンが肉体の封印を解いてからは防戦一方に回りオリハルコンの肉体も砕かれてしまった。 最終決戦では、何とか真バーンの『瞳』の選考から外れ、ラーハルトと共に『天地魔闘の構え』攻略の立役者となった。 戦友であるシグマの遺品であり、ポップの天地魔闘破りの要となって砕け散った『シャハルの鏡』を見た時には、好敵手に巡り会えた素晴らしさを改めて想い起こしている。 最終盤では、他のメンバーと共にバーンパレスの心臓部、生体動力路の中に閉じ込められてしまうが、「ここでお前(ヒュンケル)に死なれちゃオレは一生勝てねぇ」と、自分が犠牲になるのを承知の上で、最強闘気技『グランドクルス』を発動する。 …そこで彼は、ヒュンケルに、仲間たちに「本音」を打ち明ける。 「本当…、言うとな……。」 …好きになっちまったんだよな。 おまえら…人間たちを…。 そして、おまえらの仲間たちもな…! ここにいる奴ら全員…オレは好きだぜ。 絆を守るためなら生命(いのち)をも捨てるバカばっかり…! オレの戦友たちとそっくりだ!!! もう誰一人悲しい顔にゃさせたくねぇんだよっ!!! 彼もまた、他人を慈しみ、守りたいと願う『愛』に目覚めていたのである。 …見損なうなって! テメェが不死身なら! …不死身なら!!! オレもまた不死身だぁぁぁーーー!!!!! 『グランドクルス』発動には成功し、皆を脱出させることに成功したヒム。 だが、その身は砕け、未来を照らす光と共に消えていった… …ヒムちゃん…キミは…立派だった…!本物の戦士だったぞ…!! キミの活躍は永久に忘れないっ…!! …本日をもって獣王遊撃隊12番を永久欠番とする…!!! …が、ちゃんと生きてました。 みんなよりも下側に落ちてしまったため、死を早合点されてしまい、チウからは「No.12は永久欠番とする」という名誉(?)を与えられた。 ちっきしょ〜。ひっでぇなぁー。隊長さん… …ちゃんと生きてるよォ… ◆エンディング 最後の戦いの後は、チウとともにデルムリン島に移住。 親衛騎団の腕章は外している。(*3) 【人物】 ハドラー親衛騎団の中でも一番の熱血漢。 禁呪法によって生み出された禁呪生命体は、術者の性格が顕著に表れるとされているため、ハドラー親衛騎団のメンタルは、ダイ達に敗れた結果自分を省みたハドラーの「立て直した精神」がそのまま現れている。 中でもヒムはハドラーの根っこの性格「正面からの力比べの戦いを望む熱血ファイター気質」が最も強く表出しており、常に正々堂々の真っ向勝負を望む。 短気で感情的過ぎるきらいもあり、ハドラーやアルビナスの手を焼かせる事もしばしばだが、忠誠心や仲間意識も人一倍強く、特に主君であり創造主であるハドラーに対しては絶対の忠誠を誓っている。 初対決時にはすでに体が凍結し戦えなくなったノヴァを、粉々に粉砕すべく哄笑を上げながら殺そうとする残酷さを見せているが、これは「戦士は醜く生き残るよりも美しくカッコ良く死ぬべきだ」という考えによるもの。力比べの敗者は結果としてどうされても当然、という価値観を持つ。(*4) 相手の最期を華々しく飾ろうとするのは彼なりの慈悲なのかもしれない…。 また、彼は無生物なのに涙を流す。 これが、後の彼の運命の重大な伏線となっていた。 それらの行動を通して彼はハドラーに「自分と似ている」と言われた。 復活してからはより筋肉質になった身体に銀色のオールバックの長髪など、どことなくその風貌はハドラーを思わせるものになっている。 また、性格も前以上に感情豊かになり、江戸っ子みたいな「べらんめぇ」口調で超魔生物になる前の主君のようにおハナを垂らしながらの変顔もするなど、すっかり愛すべきバカ枠に収まった。 ギャグでは主に今までいそうでいなかった男のツッコミ役。 チウの正直微妙なネーミングセンスにつっこんだり(*5)、ポップのマァムへの恋心を茶化した際は、「なんでお前が知ってんだよ」とテンパるポップに、「(見てりゃモロバレじゃねーか!)」と呆れ顔で心の中でツッコミを入れていた。 そして怒れるマァムの制裁には軽く引いていた。 「…まだ、なんか悪の気が残ってんじゃねーか?あのねーちゃん…」 「いやぁ……いっつもあんな感じだぞ、あの2人は」(悪いのはポップ、というチウの見立てである) 【戦闘能力】 …男ならこっちで来いよ……!!大将!!! 最弱の駒である『兵士(ポーン)』が元であるが、だからといって弱い訳ではなく、距離を詰めての戦闘を大得意とする格闘戦のエキスパートである(*6)。 職業で例えれば、バリバリの武闘家。 武器は持たないが、その拳ですらオリハルコン製なのでかなりの破壊力があるだろう。 ちなみに左利きであり、必殺のパンチは全て左の拳で行っている。(*7) また、親衛騎団全員に共通する特性として、オリハルコン製のボディによる圧倒的な防御力を物理攻撃・呪文の両方に対して備えている。 ダイのパプニカのナイフを避けてその上に立ったり、ザボエラとサタンパピー バルログの大群を一瞬で撃破したり、北の勇者をボコにしたりと戦士としては優秀である。 ただし、生まれてまだ1ヶ月前後である為、「経験」に乏しく、経験豊富な一流のベテラン戦士相手ではやや分が悪い。 技術そのものはまだまだ荒削りとクロコダインにも評されている。 逆に言えば、これからいくらでも伸び代はあるということにもなるが。 また作中では一度も単体の呪文として使用の可否は不明ながら、メラ系属性を持つ それ以外にも、瞬間移動呪文(ルーラ)や飛翔呪文(トベルーラ)(*8)も使用可能。 復活してからのヒムは、『昇格(プロモーション)』により以前よりも強くなっており、 ヒュンケルとの決着のみを純粋に望むがゆえに善悪の区分を越え光の闘気を放つようになり、得意技の『超熱拳(ヒートナックル)』も光の闘気を込めた『闘気拳(オーラナックル)』に強化された。 また復活前とは違い、『生きた駒(リビング・ピース)』という完全な金属生命体になっているため、痛みも感じるようになり、回復呪文で回復できるようになった(*9)。 ちなみに、血も通っており、腕を切られた程度では出血しないが、胴体にダメージを受けると吐血する。体の構造どうなってるのか、是非ともマキシマムにスーパースキャンしてもらいたかったもんである。 ビーストくん曰く「メタルスライムやメタルキングと似たような体質じゃな」。 それを聞いたヒムは「…あいつらとお仲間なのかぁ…」とボヤいていた。 ただし、薬草は効かないらしい(*10)。 必殺技 超熱拳(ヒートナックル) オリハルコンの拳にメラゾーマの高熱を込め真っ赤に赤熱した拳で相手を殴りつける技。 魔法剣ならぬ魔法拳。 超金属オリハルコンの硬度と並みの金属なら瞬く間に溶かしてしまう程の高熱が合わさる為、まともに喰らえば大ダメージは必至。 生まれ変わった後も使えると思われるが、闘気拳をメイン必殺技とするようになったので一度も使っていない。 とは言っても、残る相手がミストバーンと真バーンしかいない状況だったので、活躍の場面はなかっただろう。 闘気拳(オーラナックル) 新たな生命体として生まれ変わったヒムが繰り出す新生必殺技。 生命体となったことで、闘気を拳に集中させて攻撃することが可能となった。 オリハルコンの身体から繰り出されるその攻撃は、ダイの闘気剣に匹敵する威力を誇る。 ヒュンケル曰く、闘気を込めた肉体は鋼鉄より強靭になる…との事なので、オリハルコンの金属生命体であるヒムの、闘気を帯びた拳… 想像するだに恐ろしい。 これを鎧の魔槍抜きの生身で受けようとしたヒュンケルにヒムがやめるよう説得したのも当然で、ヒュンケルはよく勝てたもんである。 ミストバーン戦において憑依されたマァムにもやむを得ず使おうとしたが、流石にヒュンケルからは止められた。(*11) グランドクルス バーンパレス心臓部からの脱出時に、満身創痍で技を構えることすらままならないヒュンケル、技の開発者ではあるが全力で放てばまず間違いなく自爆技となってしまうアバンの両名に代わり使用した。 ヒムの場合は、十字を作る武器やそれに代わる装飾品もないため、両腕で✕の字を描く構えをして発動させており、 オリハルコン製であり、後述のように反動も大きかったものの、自身の肉体を利用してグランドクルスを放ったのはヒムだけである。(*12) その威力は、バーンパレスの心臓部の壁どころか、勢い余ってバーンパレスの残骸の半分以上を吹っ飛ばしてしまった。 ただしその反動も凄まじく、気絶するも五体満足で生還したヒュンケルに比して、ヒムは超硬度の両腕が消し飛んでしまい、会得できてない者が撃てばどうなるか、この技の恐ろしいサンプルにもなった。 なお、将来的に彼が同技を身に付けられる適性があるかは不明。 少なくとも原作終了時点のスペックでは、専用ベホマ要員が必要となるか、一発撃ったらしばらく退場のロマン技となるか…。 昇格(プロモーション) チェスにおいて、ポーンが盤面の一番奥に到達した場合、キングとポーン以外の他の駒に成り代わる事が出来るというルールがある。 ヒムはこのポーンの駒に備わった昇格(プロモーション)の能力と、アバンの使徒たちに一矢報いんとの執念が合わさった結果、金属生命体(リビング・ピース)となって復活できたのである。 なお、チェスの大抵の試合では、駒の中で一番強力だと言われるクイーンに成る事が多い。 ヒムの場合は男性なので、さしずめクイーンのパワーを持ったキングになった、と言ったところだろうか。 【主な人間関係】 ヒュンケル 最大のライバルにして後の親友。 当初はヒムの方から一方的にライバル視していただけだったが、幾度かの闘いを経てヒュンケルからも好敵手と認められた。 「『オレは最強なんだよ』って態度が気に入らねぇ」らしく、常に執拗に狙っていたが、結果として命を救われる。 連戦のダメージでヒュンケルが闘えなくなった後は、いつの日にか傷を癒したヒュンケルともう一度闘う日までヒュンケルの代わりに自分が闘う事を誓った。 彼への漢としてのヒムの思い入れは、ほぼすべての発言が非常に熱暑苦しい(燃え系のいいこと言ってるんだけどね) ハドラー 創造主であり主君。 ダイ達の味方になってからもハドラーへの忠誠心は一切揺らいでおらず、アバンがハドラーとのかつての対決を語った際には微妙そうな様子だった。 アルビナス 親衛騎団のリーダー格で、血気盛んなヒムの姉ブレーキ役。 ただ、アルビナスがヒュンケルとバランの決闘に横槍を入れようとした際には逆に彼女を諌めていた。 マキシマム 本来、主君になるはずだった男。 チェスの駒の総数16個(*13)から、大魔王バーンがハドラーに与えた親衛騎団の分の5個を差し引いた駒からなるオリハルコン軍団を形成している。 だが、過去のデータに頼りっきりなダメダメっぷりと、噛ませのオンパレードの如くやられていく同型の兵士を見て、ヒムからは 「……正真正銘のバカだぜ。あの王(キング)。 ……オレ、ハドラー様の部下に生まれて良かったぁ~…。 …確率8分の1だもんな~…」(*14) …と、辛口のコメントをされた。 ミストバーン 光の闘気を武器に戦うヒムの戦闘スタイルは、ミストバーンにとっては天敵と言え、直接対決した際は一方的にボコボコにした。 魔王軍の中でもハドラーの数少ない理解者だったミストバーンに対して悪感情は無く、敵同士になってしまった事に内心気が引ける思いもあると語っていたが、ミストバーンが全盛期のバーンの身体を使っていたと知るとかなり失望した様子も見せている。 一方、ミストバーンはハドラーへの敬意故にヒムにハドラーの生まれ変わりみたいな姿・言動が我慢ならず、マジギレしている。 ラーハルト マキシマムの部下である兵士は5体まとめてラーハルトに瞬殺されており、ヒムもその延長程度にしか見ていなかったのか、当初は見くびっていた。 が、ヒムがミストバーンを圧倒するのを見て「オレでも危ないかもしれない」と評価を改めた。 尤もヒュンケルによるとスピードタイプのラーハルトはパワータイプのヒムにとって天敵と言える存在であり、まず負ける事はないとのこと。 逆に闘気技のないラーハルトはミストバーンとの相性が悪く、彼らの関係はちょうど三すくみになる。 しかしヒムからは、「ヤキを入れてやる」予定あり フレイザード 同じハドラーの禁呪法によって誕生した、言わば「兄」にあたる存在。 劇中で本人同士の面識はなかったが、武人となる前のハドラーに作られた存在である為、恐らく反りは合わなかっただろう。 ファンの間では、もしもフレイザードが武人となったハドラーによって復活させてもらったら、ヒムのような性格になるのでは、とも言われている。 ブロキーナビーストくん 謎のモンスター(?)。 最初は「何この変なヤツ」的な感じで見ていたが、一応は命の恩人。 そして彼の美しく華麗な技と、ミストバーンにも引けを取らない体術には「格闘技の教科書みてぇな闘い方だ…」と呆然としていた。 彼自身「ヒュンケルに勝つ」という目標を持ち続けるなら、案外、最終決戦の後は彼に弟子入りするかもしれない。 ただでさえ素質に溢れたヒムが武神流を継承したら… 連載が続いていたら計画されていた『魔界編』に於けるエース戦力となっていた可能性も。おっとそんな女格闘家需要を否定するのはそこまでだ チウ 獣王遊撃隊の隊長。 チウからはその男気をひと目で気に入られ、獣王遊撃隊第12号として強制入団させられてしまった。(*15) 遊撃隊内でのニックネームは「ヒムちゃん」。(*16) 最初こそは嫌がったものの、「悪に奇跡は起こらない。でもヒムちゃんは正義の獣王遊撃隊隊員だから、奇跡が起きていい」と言われたことには強く救いを感じており、チウのことも「隊長さん」と呼ぶようになり、尊敬するようになった。 ボケ役のチウとツッコミ役のヒムとの漫才(?)は殺伐とした最終決戦での数少ない清涼剤である。 ちなみに、初登場時もダイの剣をたまたま引きずっていたチウに声をかけていたりする。 実力がいまだ伴わないが、心根の良い器の大きい隊長さんである …んじゃあ…!許可をもらうぜ隊長さんよっ! …こいつを追記・修正してもいいかい!!?… …よし!許す! どーも!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 血は流れてないけど、涙と鼻水は出る -- 名無しさん (2020-11-13 05 59 09) 金属生命体で見た目がグロくないのと回復魔法で簡単に治るので簡単に腕を欠損させられる -- 名無しさん (2020-11-13 06 00 41) ↑やりようによってはドリフターズの青銅竜みたく無限にオリハルコンを採取できそうだな -- 名無しさん (2020-11-13 06 35 00) 身体から離れた部分はしばらくして爆発四散するので無理っぽい -- 名無しさん (2020-11-13 07 05 30) 後半のメインキャラなのに今までスレ立てされてなかったのか…サブキャラでも項目が豊富なダイ大のキャラにしては珍しい -- 名無しさん (2020-11-13 08 36 27) ↑↑いや、金属生命体になったヒムなら大丈夫(証拠にラーハルトがミストバーンに捩じ切られたヒムの腕を武器に使った。砕けたけど)。魔界編まで連載が続いてたら、刀鍛冶になったノヴァに「オレの腕使ってくれや」と差し出すシーンあったかもね。 -- 名無しさん (2020-11-13 09 08 35) 仲間になってから、ネタキャラになっちゃったのがw ライバルだった時はあんなに暑くてかっこよかったのになぁ。もしかしたら、ハドラーにもそんな部分があったとか!? まぁ、「お前が不死身なら、俺もまた不死身だぁぁ!!」はかっこよかった。……その後の「ひでぇな隊長、まだ生きてるよぉ」は見なかったことにしといてやろう(苦笑 -- 名無しさん (2020-11-13 09 15 42) ↑ヒュンケルにラーハルトと、クソ真面目枠がすでに2人もいるから、それくらいがちょうどいいよ。クソ真面目な上に暑苦しいみたいな性格の奴が増えすぎてもおもしろくない -- 名無しさん (2020-11-13 14 10 19) この世界のポルナレフ -- 名無しさん (2020-11-13 18 06 14) ハドラーの子とも言える存在なのな -- 名無しさん (2020-11-13 18 36 19) ↑確かにそうとも言えますが、それは他の親衛騎団達にも言える事。一つの「命」として這い上がる時の台詞は、超魔生物改造段階のハドラーとほぼ同じ物だった···やはり「子」と言うよりは転生に近い物でしょう。 -- 名無しさん (2020-11-13 18 49 06) 昇格で女王になってたら外見はアルビナスで中身がヒムって感じになっていたんだろうか? -- 名無しさん (2020-11-14 00 39 41) 藤原啓治さんがご存命だったら、絶対に演じてほしかったキャラ。 -- 名無しさん (2020-11-14 07 53 38) 死の大地での「立っているだけでも辛いらしい状態のヒュンケルによそ見しながらの裏拳で吹っ飛ばされる」のシーンも結構酷い。このあたりから格闘戦の達人→荒削りで技量不足みたいな扱いになったような -- 名無しさん (2020-11-14 09 14 21) 涙を流すヒム ←ハドラー「俺に似てるな(感慨)」 鼻水を流すヒム ←あの世のハドラー「そんなとこまで似なくてええんやで」 -- 名無しさん (2020-11-14 11 13 20) 関智一さんの声で脳内再生していたら関智さんがハドラー様になっていたでござる -- 名無しさん (2020-11-14 18 30 55) 闘気拳って超熱拳に闘気を上乗せしたものだから使い分けじゃなくてバージョンアップじゃね? -- 名無しさん (2020-11-14 21 39 18) 個人的に高木渉さんあたりのイメージ。早くヒムみたいな〜 -- 名無しさん (2020-11-15 16 34 58) ヒムが弱いのでは無く、相手がもうバーン様しかいないので相手が悪い、でも最後の方まで食い付いていけたので間違いなく最強クラス -- 名無しさん (2020-11-15 22 10 27) まあ相性の良さはあれどミストバーンを一方的にボコボコにしてる時点で最低でも六団長クラスの力があるのは確かだしな。真バーンと竜魔人ダイ以外なら誰と闘ってもそこそこ善戦できそう -- 名無しさん (2020-11-16 09 30 22) バルトス→フレイザード→ヒムという禁呪生命体の系譜を見るに魔軍司令時代のハドラーはアバンに敗れた事で自信を喪失して一時的に性格が悪化してたのかも -- 名無しさん (2020-11-17 05 56 07) 上に絶対的な上司、下には自分より権力持ってる部下、上司のお気に入りで反抗的な部下、自分より強い部下に挟まれて保身や政治を覚えてしまったからな… -- 名無しさん (2020-11-17 10 05 17) 初登場時のまだキャラが固まってなくてちょっとお堅い口調だったヒムが懐かしく感じる。終盤のヒムに見せたら「うわー何カッコつけてたんだあの時のオレ…」とかぼやきそう -- 名無しさん (2020-11-17 10 11 07) ヒムとアルビナスはやんちゃな弟と真面目な姉に見えなくもない -- 名無しさん (2020-11-26 02 09 00) 闘気拳が浦飯幽助の霊光弾に似てるし昇格ヒムは魔人幽助に似てるな -- 名無しさん (2020-12-19 22 19 20) 「ヒムとしては、ごく普通にヒット&アウェーを繰り返せばヒュンケルに勝つことは訳はなかった。」とあるが、アルビナスはマァムにそれをやってカウンターを受けた事を考えると、結果はどうあれ正々堂々とした行い終始徹底したのは正しい選択だったと思う。 -- 名無しさん (2021-01-11 12 28 35) メタルスライムの同類ってことは倒した時の経験値も多いんだろうか? -- 名無しさん (2021-01-14 09 41 06) エルミナージュってRPGでチェスの駒軍団に襲われた時に親衛騎団を思い出した。クリア後隠しダンジョンの敵だから強さも自重してないし -- 名無しさん (2021-02-06 10 07 28) ハドラーが関さんだから、小野友樹さん(教え子)かも?と予想してみる。まあ仗助とか、他のジャンプ作品に出てるというのも理由だけど。 -- 名無しさん (2021-04-01 19 31 33) 少なくともメラゾーマは使えるハズだし遠距離攻撃が無いっていうのは違うんじゃないかな? -- 名無しさん (2021-04-27 23 37 03) ↑2 いやいや、血気盛んな性格だから岡本信彦さんだったりしてて -- 名無しさん (2021-06-07 09 42 23) 最終的に仲間になるキャラに対して、事前にハドラーから「お前が俺に1番似てる」って言わせるの上手いよなぁ -- 名無しさん (2021-06-28 19 24 22) 三木さんはバーチャのアキラやスパロボOGのリュウセイを演じているから結構いいキャスティングだと思う -- 名無しさん (2021-07-03 17 50 33) 城之内の高橋広樹さんのイメージだったが、コジロウとは意外だ -- 名無しさん (2021-07-03 17 54 40) そっちのコジロウか。こっちは小次郎を連想した。 -- 名無しさん (2021-07-11 13 00 50) ↑9 そりゃそうだあの世界で上から数えたほうが早いぐらいの強者だぞそもそもこいつ倒せたら莫大な経験値が手に入るのも道理だw -- 名無しさん (2021-07-26 05 24 38) ↑11 アレはアルビナスの超高速が仇になった結果だし、ヒュンケルはあの時のマァムと比較してもボロボロの状態だったから、単純に比較はできないと思うけどな -- 名無しさん (2021-10-09 13 23 26) ↑6 逆に言えば、結局ハドラーは「ポーン」だったってことでもあるんだよなぁ……下っ端って意味じゃなくて、自ら戦うのが性に合ってる。魔王はまだしも、指揮官って色合いが強い魔軍司令は転職失敗事例って意味で。 -- 名無しさん (2021-10-17 09 04 44) ↑人間界の魔王ではなく、自分より強い奴の居る魔界に生まれてたら純粋に己の強さのみを求めるって性格になってたかもね。 -- 名無しさん (2021-10-17 09 33 13) 声優さんは三木さんか……。また『狙い撃つぜ!』っていうんですねわかります(ソンナシーンハアリマセン -- 名無しさん (2022-01-12 13 51 09) ブロキーナ老師のとこのマァムdis要らなくない?ぶっちゃけ不快。 -- 名無しさん (2022-03-01 19 58 39)